小森隼(提供写真)

GENERATIONS小森隼「泣くとこだった」サプライズ登場の片寄涼太と“胸熱コラボ” ダンスに演技・ベース…1人で魅せる職人技【ライブレポ/セットリスト】

2026.06.26 22:30

GENERATIONS(ジェネレーションズ)の小森隼が2026年6月1日から26日にかけてワンマンショー「HAYATO KOMORI Presents QUEST LIVE TOUR 2026 “ON and OFF”」を開催。ここでは、同月4日に行われた東京公演の様子をレポートする。<※ネタバレあり>

  

小森隼出演「HAYATO KOMORI Presents QUEST LIVE TOUR 2026 “ON and OFF”」

小森隼(提供写真)
2021年より、トークライブ「小森隼の小盛りのハナシ」を続けてきた小森。今回はラジオトークに加え、ダンスや演技、ベースなど、これまで培ってきたあらゆるエンタテインメントを武器に、新たなステージの創造に挑む。同ショーは福岡・東京・大阪・愛知の4都市にて開催された。

小森隼、ファンリクエストに応え会場沸かせる

小森隼、八木将康(提供写真)
スタッフの「隼さん本番でーす」という声を合図に、ラジオブースを模したステージに姿を現した小森。客席から大きな拍手が沸き起こる中、オープニングから笑顔を見せる彼は、1日開催の福岡公演を回想し「その時は、なんでかわからないですが福岡のリスナーからのメッセージが多かったんですよ。福岡の人しか聞いていないんじゃないかと心配になってます(笑)」とトークを展開し、一瞬にして会場を和やかな空気に包んだ。

続いて、ファンからのリクエストに挑戦するコーナーへ。「ギネスにチャレンジしてほしい」というお題に応え、“風船ヘディング”に挑むもコントロールに苦戦し記録は4秒という結果に終わった。客席から温かい賞賛が送られると、彼は「パチパチ(拍手)なのか!?これは!」と苦笑いを浮かべ、会場からは笑いが。

小森隼(提供写真)
さらに「YAMATOさんとのシカゴフットワークが見たい」という要望が届くと、ダンサー・YAMATOが登場。小森とともに「absolute」、「新宝島」をパフォーマンスした。先ほどまでの軽快なトークから一転、迫力満点のパフォーマンスでそのギャップを見せつけ、観客を圧倒していた。

芝居に胸キュンセリフ…目離せぬ展開

小森隼(提供写真)
ダンスパフォーマンスが終わると、ステージ上には再びラジオブースを模したセットが用意され、小森はそこに座ってトークを繰り広げる。小森の芝居を見たいというリクエストが届くと、小森は「リクエストにお答えしたいのですが、急に言われても脚本がないんですよ!いつか必ずやるということで、今回は勘弁してください」と申し訳なさそうに謝罪。しかし、直後に場内が暗転。

その後、再びステージが明るくなると、ステージは一瞬にして劇空間へと変貌し、タクシー運転手に扮した小森と乗客に扮した八木将康が登場し芝居が幕を開けた。自ら脚本を務めた芝居で、観客をまたたく間に魅了していった。

TAKI、小森隼、HINATA(提供写真)
芝居が終わると、空間は一転して彼のメンバーカラーであるピンクのライトに包まれる。再び現れたオンエアセットへ彼が戻り、胸キュンフレーズを披露する場面が訪れた。「滅多に聞けない小森さんの胸キュンワードを聞いてキュンキュンしたいです」というリクエストをを目にした小森は、困惑の表情で椅子をクルクルと回転させ「こういうのって本当にキュンとするのかな?」と照れを隠せない様子。

「本当にやるの?」と戸惑いつつも、背もたれに身を預けたり、足を組んだりと、落ち着かない様子で必死にポーズを模索した。そして、最後には正面を真っ直ぐ見据えて立ち上がり「シンプルに全部好き」と一言。黄色い歓声が上がる中、彼は「人をキュンキュンさせられる人ってすごい」としみじみ語った。

THE JET BOY BANGERZメンバーとダンス

小森隼(提供写真)
ここからは、彼がこよなく愛するLDHメドレーの時間が幕を開ける。躍動感あふれるサウンドが響き渡ると、観客も一斉に起立してステップを刻み、会場が一体となって熱狂の渦へと巻き込まれていった。

さらに、LDH所属のボーイズグループ・THE JET BOY BANGERZ(ザジェットボーイバンガーズ) のHINATA(佐藤陽)やTAKI(古嶋滝)をはじめとする強力なパフォーマーが合流。黒にゴールドの刺繍が施された気品溢れる衣装を纏った3人は、EXILEの「DANCE INTO FANTASY」などの名曲に合わせ、息の合った至高のダンスで観客を圧倒していく。

小森隼(提供写真)
次は、小森のベースを堪能する時間。なんと、披露曲は「MY GENERATION」「本心」「ヒラヒラ」の3曲から、観客の拍手の大きさによって決定するという。最も大きな拍手を集めたのは「本心」だ。この楽曲は、小森が校長(パーソナリティ)を務めたラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(毎週月曜~金曜22時放送/TOKYO FM)からの卒業を控え制作された思い出の1曲である。小森は、番組の世界観を彷彿とさせるスクール風コーディネートに身を包み、ステージに心地よいベースを響かせた。

しかし、楽曲が終わると「もっとやりたい」と悔しさをにじませ「本当はもっと俺、上手いんですよ。特別ですよ!」と、自ら急遽リベンジを希望。2曲目の「ヒラヒラ」をスタートさせた。観客を煽りながら、自身も全力で楽しむ様子を見せていたが、本人はまだ納得がいかなかったのか、ベースを抱えたまま「めちゃくちゃ練習してきたのに~!」と悲しげな表情。会場には慰めるような拍手が広がっていた。

片寄涼太がサプライズ登場

片寄涼太(提供写真)
ここで、メンバーの片寄涼太がサプライズでステージに登場。地響きのような歓声が上がる中、フォーマルな衣装に身を包んだ片寄が圧巻の歌唱を披露し、さらに会場を盛り上げた。その後、小森が演奏するベースの音に乗せて片寄が歌い上げるセッションを披露。「運命」を披露すると、小森は噛みしめるようにはにかみ「危ない、泣くとこだった。本当に辛い夜に助けてもらっていました。まじで危なかった」と片寄のソロ楽曲「運命」への思いを語った。

小森隼、片寄涼太、TAKI(提供写真)
片寄は、小森に「(ベース)よく練習したね」「隼すごいですよ」と何度も惜しみない称賛を口に。その言葉の端々から、グループの年下組として愛され、見守られてきた小森の等身大の立ち位置が温かく滲み出ていた。

小森隼、ワンマンショー実現までの葛藤語る

小森隼(提供写真)
片寄がステージをあとにすると、小森は「ハッピーな空間が大好きです」と一言。「僕の大好きな仲間もシークレットゲストで来てくれて、僕の周りには素敵な人と大好きな人しかいないです。今までツアーを発表してから、目の前のこの光景をどれだけイメージしてきたことか」と感慨深げに語り「僕がこの国際フォーラムCに最後にGENERATIONSとして来たのは『紅白歌合戦』の時でした。コロナ禍で会場を分けて生放送で」と2021年の「第72回 NHK紅白歌合戦」を振り返った。

そして「今回、このツアーをやると決まった時に沢山の方から『隼のツアーって何やるの?』ってすごい色んな方に声をかけられました。その時に何をやるんだろう?って自分でも明確に何かを届けるということができなくてすごく悩んだ制作期間ではありました」と葛藤を吐露し「新曲やります」と突然のサプライズ。

小森隼(提供写真)
「僕はずっと体で表現してきて自分の心の声を素直に出してこなかったな、と思っています。ただ、無音って言葉だと思っています。そんな今までの自分を歌詞にしました」と明かし、ベースの弾き語りというストレートな形でメッセージを届けた。

新曲「95-26」を披露すると「マジでぶっ倒れそうです。ぶっ倒れそうで日々を過ごしてます」と、限界の中で疾走している現状を明かし、制作期間中に体調を崩して倒れてしまった苦悩も告白。

「『立ち直れないかもな』みたいなこともあったけど、人間、結局は頑張るということでここまでなんとかやってきました。皆さんの中にもわざわざ言葉にしないけど言葉にしたい気持ちとかいっぱいあると思います。でもそんなの他所の他人に120%話す必要もないなって自分だけ信じていればいいと思います。ここにいるみなさんが自分の夢にまっすぐに嘘をつかずに生きていけることを願って」と本編のラストはGENERATIONSの楽曲「DREAMERS」で締めくくられ、会場の熱気は最高潮に達した。

小森隼、愛される所以詰まったワンマンショー

片寄涼太(提供写真)
しかし、興奮の余韻は収まらない。グッズのTシャツに着替えた小森が再び登場し、アフタートークがスタート。さらにTAKIらゲストも合流し、リラックスした雰囲気の中でトークを繰り広げた。最後を飾ったのは、片寄とのトーク。

メンバーだからこそ引き出せる張り詰めた糸がほどけるような空気感に、小森の表情も自然と穏やかになっていく。しかし、片寄から「予定より30分押してます」と告げられると、それまでの和やかさは一転、小森は「嘘でしょ!?」と驚きを見せた。

客席の時間を瞬時に察した彼は、「今日お帰りにならないといけない方がいると思います。全然気にせず、出ていってもらって大丈夫です」と、焦りを滲ませながらも真っ直ぐに客席へ語りかけた。ステージの成功に溺れることなく、どこまでも目の前の1人ひとりの日常を思いやる。

この泥臭いほどの誠実さと、底知れないファンへの愛。幕が降りるその瞬間まで溢れ出していた彼自身の温かな人間性こそが、多くの人々を引き寄せ、この客席を熱狂で満たしているのだと確信させる一幕だった。

もがきながら自らの居場所を切り拓いてきた彼のすべてが、今、この瞬間に眩しく凝縮されていた――全力で挑むその背中を祈るように支えるファンの気高くも健気な愛は、彼自身の温かい人柄が映し出された、美しき心の鏡そのものだった。(modelpress編集部)

「HAYATO KOMORI Presents QUEST LIVE TOUR 2026 “ON and OFF”」

小森隼(提供写真)
R01.RADIO PART ①
M01.absolute(GUEST:YAMATO)
M02.新宝島(GUEST:YAMATO)
R02.RADIO PART ②
ACT01.ACT「忘れ物」(GUEST:八木将康/脚本:小森隼
R03.RADIO PART ③
M03.J.S.B. Underground (with TAKI/HINATA)
M04.DANCE INTO FANTASY (with TAKI/HINATA)
M05.Each Other's Way 〜旅の途中〜(with TAKI/HINATA)
M06.Everything(with TAKI/HINATA)
M07.まさか泣くとは思わなかった…(with TAKI/HINATA)
M08.何もかもが切ない
R04.RADIO PART ④
M09.観客の拍手によって選曲(①MY GENERATION/②ヒラヒラ/③本心)
R05.RADIO PART ⑤
M10.Dance the Life away(GUEST:片寄涼太
M11.運命(GUEST:片寄涼太
M12.今夜はブギー・バック(with TAKI/HINATA/GUEST:片寄涼太)
M13.95-26
M14.DREAMERS
R06.RADIO PART ⑥

<アンコール>
アフタートーク
【Not Sponsored 記事】

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