なにわ男子、圧巻フライングも高橋恭平は高所恐怖症 長尾謙杜プロデュース衣装「ヴィラン」「ピーター・パン」こだわり光る【囲み取材全文前編/なにわ男子 LIVE TOUR 2025 ‘BON BON VOYAGE’】
2025.07.29 04:00
なにわ男子(西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也)が7月28日、神奈川・横浜アリーナにて行われた全国アリーナツアー「なにわ男子 LIVE TOUR 2025 ‘BON BON VOYAGE’」の公演前に囲み取材に応じた。【※一部ネタバレあり、全文前編】
「なにわ男子 LIVE TOUR 2025 ‘BON BON VOYAGE’」
4thアルバム「BON BON VOYAGE」を引っ提げた全国アリーナツアーは、7月19日の新潟・朱鷺メッセ公演を皮切りに、神奈川・福岡・大阪・宮城・広島・静岡・北海道・愛知と全9都市43公演、約45万3,000人を動員予定。横浜アリーナ公演は、7月23日~29日まで7日間9公演で13万5,000人を動員する。今年は「冒険」をテーマに、サークルフライングやハンガーフライングなど、随所に伝統のフライング演出を散りばめた華やかなパフォーマンスを披露。今回もメンバーの長尾謙杜が全衣装をプロデュースし、全30曲、“王道”と“冒険”のエンターテインメントを隙間なく詰め込んだ、なにわ男子が贈るファンタジックワールドで会場を魅了する。
なにわ男子に縁のある“なにわの日”にちなみ、7月28日公演MCにて、2026年1月12日~13日に東京ドーム公演、1月31日~2月4日に京セラドーム大阪公演を開催することをサプライズ発表。その様子は、なにわ男子公式YouTubeチャンネルでも同時生配信された。
なにわ男子、なにわの日に横アリ公演 念願のフライングも「高橋恭平は高所恐怖症」
登場するなり、後ろの旗のしわを整え始めるなにわ男子「ビジュを直します(笑)」― 全国ツアーが始まりましたが、手応えはいかがですか?
西畑:手応えはめちゃめちゃ感じています!
大西:はい、最高です!
― 横浜アリーナ公演はなんと7日間もあるということで。
全員:ありがとうございます!!!!!!!
― そして今日は…?
全員:なにわの日!!!!!!!(口を揃えて笑顔全開)
西畑:言わせたがってましたね?今(笑)。
藤原:圧がすごかった(笑)。
大橋:「言えよ?」っていう(笑)。
全員:(笑)
藤原:でも本当に、なにわの日をこうやってファンの皆さんと一緒に共有できるというのは嬉しいです!僕らもいろいろな記念日がありますけど、なにわ男子として7月28日=なにわの日は楽しい1日にしたいなと思っているので。
― 今年の公演の見どころをお聞かせください。
藤原:見どころは結構あるよね。
西畑:見どころは多いですけど、我々で言うと、やっぱり念願だったフライングができたのはすごく大きかったですね。毎年コンサートツアーの打ち合わせをするたびに、「フライングできませんか?」っていう話をずっとしていたんですが、できていなかったんです。それが今回やっとできるようになりました。今回、“冒険”がコンセプトになっていますので、そのコンセプトに合っているし、今だからこそいいんじゃないかということで、フライングさせていただいています。
― フライングも4種類あるとのことで。
道枝:特にサークルフライングは、事務所の先輩方が今までやられてきた伝統を僕たちも受け継いで、久しぶりにやらせていただきます。僕たちとしても憧れだったので、今回実現することができてすごく嬉しいです。
― 実際に飛んでみてはいかがですか?
藤原:みんな笑顔です!
大西:気持ち良いです!1人除く(笑)。(と言いながら隣の高橋恭平を見る)
西畑:あと、なんかすごい涼しいんですよね!
大西:涼しいね。どう?恭平(笑)。
高橋:いや、マジでできることなら僕はやりたくなかった。
全員:(笑)
高橋:なぜかみんなは、「フライングしたい」という意思が共通していたんですけど、僕のところにだけ「やりたい?」っていうのを聞かされていなかったです(笑)。
西畑:基本的に打ち合わせのとき、一言も喋らないんです、恭平さんは(笑)。
高橋:気づいたときには飛んでました。
全員:(笑)
藤原:(高橋は)高所恐怖症なんですけど、頑張っています。…あのパートどこやったっけ?
道枝:「何も怖くない~」(曲中の歌詞)
藤原:「何も怖くない~」って言ってるんですけど、顔がガッチガチ(笑)。
西畑:ワイヤーも持ってるしな(笑)。
高橋:マジで、自問自答ってこんな効くんや、と思いました。
大西:でも初めはずっとワイヤーを持っていたんですけど、だんだん片手から離して、ちょっと成長が見え始めてる。
高橋:ありがとうございます。
― では、克服できた?
高橋:…まぁあと、数回やれば。
大橋:ずーっと毎公演これ言ってる(笑)。
全員:(笑)
長尾謙杜、全衣装をプロデュース OP衣装テーマは「ヴィラン」
― 今年も長尾さんが衣装をプロデュースされたそうですね。長尾:はい、今年もプロデュースさせていただいています。今着ている衣装ももちろんそうですけど、バックについてくれているダンサーの方々の衣装も全部プロデュースさせていただきました。
― こだわりを教えてください。
長尾:衣装の打ち合わせから「こういうシーンを作りたい」と話して、演出に組み込んでもらって作っていったので、自分が納得できる衣装が出来上がったんじゃないかなと思います。
― メンバーの衣装を決めるときも「このメンバーにはこういう衣装を着てもらいたい」という思いがあるのでしょうか?
長尾:ありますね。衣装を作り続けて、5~6年経つので、ある程度「このメンバーにはこの服が似合うだろうな」というのが思いつくようになってきました。どんどん新しい衣装を作るのも楽しくなってきて、やりがいを感じています。
― 実際に着てみていかがですか?
大橋:めちゃくちゃ気心地が良いです!僕はこの中がタンクトップなんですけど、いつも涼しくしてくれるんですよ。結構分厚い衣装でも、どうやったら動きやすいかとか、そういうことも全部考えてくれるんです。
長尾:空気が通りやすいように、一応考えています。
大橋:他にも、中のシャツが背中だけ網目状になっていたりとか、そういう衣装もあったりとか、涼しいようにしてくれています。
― 今回の衣装のテーマは何ですか?
長尾:今着ている衣装はヴィラン=物語の悪役をテーマにしています。僕たちのライブではこれまで、キラキラしたアイドル衣装でオープニングを飾ることが多かったんですけど、今回のライブは初めてかっこいい曲で登場しているので、それをどうかっこよく見せられるかを研究しながら考えた結果、ヴィランという物語の悪役で出てこようと考えて作ってみました。
― なにわ男子っぽいところでいうと、今年の公演にはどんな要素が入っていますか?
道枝:スクールカレッジは、僕たちっぽい可愛らしさやキラキラした感じが出ているんじゃないかなと思います。
西畑:車に乗って登場するんですけど、結構容赦なく揺らしてるんですよ(笑)。そのわちゃわちゃ感とかもなにわ男子っぽいって見ていただけると思うし、ほんまに毎回、壊れないかちょっと怖いです(笑)。あの車、そこそこな費用がかかってるんですよ。なので壊さないかが心配。あと30回くらい公演があるので(笑)。
― 皆さん、費用の心配もされるんですね。
西畑:しますよ!なにわ男子ですから!
大橋:関西人なんで(笑)。
なにわ男子、個性あふれるフライングのテーマを発表「王子様」「空飛ぶ新幹線」「ダイビングキャッチ」
― 少しお話が戻りますが、サークルフライングのときにメンバーで見つめ合ったりするのはどういう感じですか?道枝:たまに目が合うと、大吾くんとか大橋くんとかは、眉毛をクイッてあげてくれる(笑)。
大西:あはは!アイコンタクトな、みんなで。
大橋:しちゃうのよな(笑)。
道枝:それは安心感がありますね。
大橋:みんなちょっと飛び方も違うんですよ。大ちゃん(西畑)とかはちょっとスーパーマンっぽく(両手を大きく広げて)飛んでるんですけど、僕はこうやって(手を綺麗に下げて)飛んでたりとか、みんなそれぞれ違うから、僕はそれを見て楽しんでます!
― 飛び方にテーマがあるんですか?
大橋:僕は王子様。
大橋以外:あ~!
大橋:すみませんね、本当に~!僕は王子様だと思ってやってます。(ドヤ顔)
長尾:かっこええな~!
― 他の皆さんにもテーマをお聞きしたいです。
高橋:僕は高所恐怖症です。
西畑:テーマが「高所恐怖症」?(笑)
高橋:安全第一で飛んでます!
大西:僕は空飛ぶ新幹線!風を切ってます。
西畑:そうなん?みんなそんなテーマあったん?(笑)
大西:もちろんありますよ!
大橋:もちろんありますよね?
西畑:僕は地面と平行に飛びたいです。やっぱり風をすごく受けるので、一番風を受けやすい体制がこれやったなと。ライブ中ってほんまに暑いんですよ。だからちょっとフライングついでに涼みに行ってる感覚です(笑)。涼しい!
道枝:僕は楽しくやらせていただいています。テーマは…ピーター・パン!
長尾:僕もピーター・パンです。あの演出も、もともと旅の執着地点として作り上げてきて、衣装もすごくファンタジーでピーター・パンとして作っているので、ピーター・パンをテーマに飛んでいます。
大橋:だからみっちー合ってんねや。
西畑:…僕らもピーター・パンです!(訂正)ピーター・パンやんな???
大橋:そうそうそう!
大西:恥ずかしい!空飛ぶ新幹線とか言っちゃった!!
大橋:原点はピーター・パンです!
大西:はい、ピーター・パンです。今日からピーター・パンにします。(宣言)
大橋:空飛ぶ新幹線…(笑)。(ツボる)
藤原:(流れを遮るように)僕はもうあれです。野球選手のダイビングキャッチです。
全員:(笑)
大橋:ピーター・パン聞いたあとに(笑)。
藤原:僕だけ野球でやってます。
― 自転車でのフライングもありますね。
西畑:最初に聞いたときびっくりしたよね。
大西:びっくりした!
藤原:「自転車フライングです」って言われて、「どうやって飛ぶの?」みたいに言ったら、みんな繋がって1台になったフライングで、サークルフライングとはまた違って、なにわ男子がしっかりとみんなで1つになってる感じがして、それも楽しいです。
★囲み取材全文後編につづく!
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】