Travis Japan(提供写真)

Travis Japan、“7人完全体”で涙のツアー完走 メンバーの絆感じる演出多数・宮近海斗から川島如恵留へ感謝も【Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual】

2025.06.09 04:00

Travis Japanが1月4日よりスタートしたアリーナツアー「Travis Japan Concert Tour 2025 VIlsual」が、6月8日に千葉・ららアリーナ 東京ベイにて最終公演を迎えた。ここでは、本公演のライブレポートをまとめる。

  

「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」

Travis Japan(提供写真)
グループの2枚目アルバム「VIIsual」(読み:ビジュアル)を引っ提げた同ツアー。タイトルには、それぞれ強い個性を持つ7人が、Travis Japanとしてグループを組んでいる奇跡をVisualizeする(思い描かせる)のと同時に、音楽というアプローチでも7人の個性をVisualizeできるようにという意味が込められている。同ツアーは、1月4日神奈川・横浜アリーナから6月8日の千葉・ららアリーナ 東京ベイまで、全国8ヶ所全28公演行われた。

同ツアーはアルバム同様、中村海人がコンサート全体の演出を監修しつつも、メンバー全員で意見を出し合い作成。メンバープロデュース曲の演出は各々が務めており、宮近海斗・七五三掛龍也・松倉海斗、中村・松田元太、川島如恵留・吉澤閑也から成る3つのユニット曲もこだわりの演出となっている。なお、6月7日、8日に行われた千葉・ららアリーナ 東京ベイの公演から川島が出演し、7人完全体でのライブとなった。

Travis Japan、川島如恵留復帰後初ライブ

川島は、2024年12月より体調不良のため活動を休止していたが、2025年5月より活動を再開。6月7日、8日に行われた公演が、活動再開後初のライブ出演となった。冒頭、1人1人が大画面のスクリーンに映し出され盛り上がりを見せる中、川島の姿が映し出されると一際大きな歓声が。メンバーの名前やロゴなどが電飾で輝く街のセットをバックに、7つのダイヤ型照明“Vllダイヤモンド”の中から、メンバーが白いスーツ姿で登場した。「Crazy Crazy」では7本のLEDが埋め込まれた巨大花道“VIlsualロード”に光が伸び、その上で、正面、両サイドと向きを変えながら、どの客席にいても正面に見えるように配慮したステージングでパフォーマンスを披露した。

続いて、宮近の「楽しみだったよね!騒ごうぜー!」の声かけから「Happy Groovy」がスタート。曲間でメンバー同士肩を組み密着し合う姿からは、7人の絆が感じられた。さらに、メンバー同士の“わちゃわちゃ”も満載。でんぐり返しを披露するメンバーのほか、七五三掛と中村が川島をお姫様抱っこするなど、仲の良さを垣間見せていた。

Travis Japan、7人の絆感じさせる演出多数

Travis Japan(提供写真)
メンバープロデュース曲も見どころの本ツアー。松倉プロデュース曲「Whiskey and Tonic」では、川島がノックしてBARを訪ねる演出が追加された。七五三掛が川島に「おかえり」と伝えると、川島は「ただいま」と伝え、2人で手を取り合い熱いハグ。さらに、川島はソファに座る中村をバックハグ。松田も川島と力強くハグをし、互いの絆を確かめ合っていた。

宮近・七五三掛・松倉のユニット曲「Trick! Trick!」では、大きな工具を持った3人が大工に扮し、バックのLEDと連動した動きで観客を楽しませる。はけ際にはネットミーム化している“エッホエッホ”を3人でお茶目に披露してみせた。中村・松田のユニット曲「Warm it Up」では、一気にしっとりと大人の色気が漂うパフォーマンスで魅了。2人がキス寸前の距離まで近づくと、会場には黄色い声が飛び交った。

川島プロデュース曲の「Underdogs」では、ホワイトタイガー型“トラッコ”に乗り、ファンの近くへ移動。川島・吉澤が作詞作曲した2人のユニット曲「Lonely Stars」では、7を表すVllオブジェがセットの中から登場し“7人でTravis Japan”ということを演出で表現。最後にはメンバー全員登場し、吉澤と川島は見つめ合い肩を組み合った。吉澤プロデュース曲の「HBD」では、6月が誕生日だという七五三掛を会場全体で祝福。ファンからの“おめでとう”に、七五三掛は「ありがとう~」と満面の笑みで答えていた。松田プロデュース曲「Rush」は、レーザーと幕中が混ざり合う幻想的なステージに。クライマックスでは大量の紙吹雪が舞い、紗幕が落ちるとともにステージ上からメンバーが姿を消した。中村プロデュース「BO$$Y」は迫力のある灸と特効で曲の激しさを表現。七五三掛が振付を担当した「Thrill」は、レーザーが光る中頭上からメンバーカラーの筒が登場。近未来的な演出が印象的であった。

ジュニア時代の楽曲も多数披露。「Dance With Me~Lesson1~」では、メンバーが思い思いにポーズを決めている中、宮近が「トラヴィス・ペインです。all right!」とふざけてみせ、会場の笑いを誘った。「アメリカズ・ゴット・タレント(通称:AGT)」でも歌唱した、Travis Japanの代表曲「夢のHollywood」では「次はこの曲だ…夢のHollywoodだ~!」「行くぞTravis Japan~!」と絶叫。最終公演ならではの盛り上がりを見せていた。

宮近海斗、川島如恵留へ感謝「すごく勇気あること」

公演の最後には、宮近が「みんな、楽しい時間をありがとう。最高に熱い時間をありがとう。今日で終わっちゃうけど、俺らの中にもみんなの中にもいつも一緒だよという思いを込めて…」とファンへ感謝し、7人で「Staying with you」を心を込めて丁寧に歌い上げた。そして宮近は「1月4日からゲストからスタートしたこの『VIlsual』を最後まで引っ張ってくれました。うみ(中村)、ありがとう!」と口に。続けて「ツアーが決まって、如恵留さんがお休みするという発表があって、6人でステージに立つことを決めました。まず、6人でよく頑張りました。ありがとう」とメンバーへ呼びかけた。さらに「未来のために勇気ある『お休みする』っていうことを自分で決めてくれて、グループでも決めてくれて、自分の言葉にしてくれて、その先で『また戻りたい』っていう思いってすごく勇気あることだと思うけど、Travis Japanでやりたいという熱い思いを持ってここに帰って来てくれました。如恵留本当にありがとう」と川島への感謝も語った。

そして「一歩一歩綺麗に、順当に行く俺らじゃないけど、そんな俺たちをどんな場面だって、どんなシチュエーションだって『可愛い』って、『かっこいい』って応援してくれるみんな、ここにも来れていないトラジャ担(Travis Japanのファン)のみんな、本当にありがとう。無事半年間走り切ることできました。でもまだ終わったわけではありません。これからもっともっとかましに行くぞって7人含めチームで決めているので、みんな熱い応援、そしてそばにいてくれたら嬉しいです。何卒これからもよろしくお願いいたします。改めて本日はありがとうございました!」とファンへ力強く呼びかけた。

アンコールでは撮影可能コーナーも登場し、ファンを楽しませたTravis Japan。Wアンコールにはジュニア時代から人気のメンバー紹介曲「Unique Tigers」を披露。川島がいるからこそできる選曲に「7人揃ったから歌えた曲だね」「よかった。最後にみんなと一緒に歌えてよかったです」と7人でいることの喜びを分かち合った。最後にメンバー7人が「ありがとうー!」と会場へ呼びかけると「どういたしましてー!」とファンからは返答が。メンバーも涙ぐむ中、会場は1つとなり、最終公演は幕を閉じた。(modelpress編集部)

セットリスト

<Overture>
1.99 PERCENT
2.Love Tag
3.Happy Groovy
4.Crazy Crazy
5.Sweetest Tune
6.Candy Kiss
◆2ndブロック
【映像1】
7.Whiskey and Tonic
8.Fireflies
9.T.G.I Friday Night
10.Trick! Trick![宮近&松倉&七五三掛]
11.Warm it Up[中村&松田]
◆3rdブロック
12.Underdogs
13.DRIVIN’ ME CRAZY
14.Dance With Me 〜Lesson1〜
15.Would You Like One?
【MC】前半
16.Burning Love
【MC】後編
17.Lonely Stars[吉澤&川島]※全員Ver
◆4thブロック
18.夢のHollywood
19.HBD
20.Rush
◆5thブロック
【映像2】
21.BO$$Y
22.Thrill
23.Moving Pieces
24.Tokyo Crazy Night
25.LEVEL UP
26.Okie Dokie!
27.Staying with you
【エンドロール映像】
<ENCORE>
28.Golden Girl (撮影可能曲)
29.JUST DANCE!
30.Say I do
31.Fly Higher
<W ENCORE>
32.Unique Tigers
【Not Sponsored 記事】

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