【乃木坂46与田祐希 卒コン】9分間のスピーチで発揮された“愛され力”「感謝を伝えたい人がたくさんいすぎました」<全文>
2025.02.24 00:10
乃木坂46が2月22日・23日の2日間、福岡県・みずほPayPayドーム福岡にて「乃木坂46与田祐希 卒業コンサート」を開催。アンコールでは与田祐希がドレス姿でステージに登場し、約9分間のスピーチで思いを明かした。
与田祐希、8年半のアイドル人生振り返る
アンコールでは、与田の24年間の軌跡をOG・西野七瀬が紹介するVTRが流れた後、スパンコールが散りばめられた純白のドレスに華やかなティアラをつけて登場。与田は「さっきの映像嬉しかったな。こんなに愛のある、ありすぎる映像を作ってくれたスタッフさん、ありがとうございます。大好きな七瀬さんからのメッセージと家族からの言葉と…」と感謝。その後「今日はこの場をお借りして、今までの感謝をたくさん伝えたいなと思っています」と切り出し、スピーチをスタートさせた。「元々アイドルというものをあまり知らずに、『東京に行きたい』っていう理由で乃木坂のオーディションを受けました」と、高校1年生・16歳で福岡から上京してきた加入当初を振り返った与田は「最初は右も左もわからないし、戸惑うこともたくさんあったけど、そんなときに初めて私のことを応援してくれるファンの人に出会いました」と回顧。「それがすごく嬉しくて、『この人たちを喜ばせたいな』とか、『幸せになってほしいな』っていう気持ち、一心で頑張れたことがたくさんあります」と続け、「ファンの皆さんの愛にたくさん救われて、支えられました。8年半本当にありがとうございました」と大きな感謝を伝えた。
また、「ライブチームの皆さん」「演出家の方」「スタイリストチームの皆さん」「ヘアメイクさん」「マネージャーさん」…と裏で支えてくれていた人たちを細かく説明し、それぞれへの思いを語った与田。途中「どうしよう、頭が真っ白です…。ちょっと深呼吸させてください。感謝を伝えたい人がたくさんいすぎました」と吐露しつつ、与田らしい言葉で感謝を届けた。
最後には「大好きなメンバーのみんな」とし、「先輩も後輩も同期も私はみんなことが大好きです。たくさんの出会いと別れを繰り返してきたけど、みんなと出会えたおかげで、私はどんどん乃木坂46が好きになりました。毎日が楽しくなりました。本当にありがとうございました」とメッセージ。4月に初お披露目イベントを行う6期生にも触れ「大好きな乃木坂をこれからもずっと私は見守っているので、ここにいるファンの皆さんにも、どうか末永く乃木坂46のことをよろしくお願いいたします」とファンへ思いを伝える場面も印象的だった。
約9分間のスピーチでメンバーやファンのほか、8年半自身を舞台の裏で支えていたスタッフへの感謝も丁寧に言葉にした与田。自身が卒業後にお披露目される後輩について「よろしくお願いいたします」とファンへ伝える姿も含め、与田が多くの人から愛されてきた理由がわかるようなスピーチとなった。
与田祐希、地元・福岡で卒業コンサート開催
与田は2000年5月5日生まれ、福岡県出身。O型。2016年に3期生として乃木坂46に加入。翌年の2017年、18thシングル「逃げ水」で大園桃子とともにWセンターを務め、大きな注目を集めた。2019年6月から「bis」、同年7月から「MAQUIA」のレギュラーモデルに。ドラマ「量産型リコ」(テレビ東京系/2022、23、24年放映)など女優としても活躍した。約8年半の集大成となる卒業コンサートは、地元・福岡県みずほPayPayドーム福岡にて2日間開催。初日の22日は「卒業前夜祭 〜全部 与⽥のまま〜」、最終日の23日は「乃⽊坂46 与⽥祐希 卒業コンサート」と題し、各日29曲を披露した。なお、3期生の中村麗乃はスケジュールの都合にて、5期生の冨里奈央は学業の都合にて休演となった。(modelpress編集部)
スピーチ全文
乃木坂46の与田祐希です。こうやって挨拶をさせていただくのも、今日で最後になりました。さっきの映像嬉しかったな。こんなに愛のある、ありすぎる映像を作ってくれたスタッフさん、ありがとうございます。大好きな七瀬さんからのメッセージと家族からの言葉と。家族には乃木坂に入る前から、入ってからも、たくさん心配をかけてきたと思います。でも、私のことを信じてずっと見守ってくれてありがとうございました。8年半で私は大人になったし、ちょっと大きくなったよ。今日はこの場をお借りして、今までの感謝をたくさん伝えたいなと思っています。ちょっと長くなるかもしれないんですけど、聞いていただけたら嬉しいです。(拍手)ありがとうございます。
まずは、昨日今日と卒業コンサートの会場に足を運んでくださった皆さん。きっと遠いところから来てくださった方もいるんじゃないかな。グッズもたくさん身に付けてくれて、めいいっぱい応援してくれて。そして配信を観てくださっている皆さんも、本当にありがとうございます。
私は元々アイドルというものをあまり知らずに、「東京に行きたい」っていう理由で乃木坂のオーディションを受けました。やっぱり最初は右も左もわからないし、戸惑うこともたくさんあったけど、そんなときに初めて私のことを応援してくれるファンの人に出会いました。それがすごく嬉しくて、「この人たちを喜ばせたいな」とか、「幸せになってほしいな」っていう気持ち、一心で頑張れたことがたくさんあります。ファンの皆さんの愛にたくさん救われて、支えられました。8年半本当にありがとうございました。
そして、今日こんなに素敵な会場で卒業コンサートをさせていただいて、地元で。それも本当に感謝しています。こんなに素敵なステージを作ってくれて、細部にまでこだわって、私っぽいステージを作ってくださりました。そんなライブチームの皆さんがいてくださったから、こんなに幸せな気持ちで楽しかったって思える卒業コンサートを開催していただくことができました。ありがとうございました。
そして、無茶もたくさん言ってしまったんですけど、私の最後のステージがより良いものになるようにと、ずっと寄り添ってくれて、いつも優しい言葉を掛けてくださった演出家の方。素敵な衣装を作ってくださった、こんなドレスも作ってくださった方。「与田だからいいよ」って言って、色んなことを許してくれて、ワガママもたくさん聞いてくれた優しいスタイリストチームの皆さん。どんなにボロボロなときも綺麗にしてくれて、なんでも話せる同志のようなヘアメイクさん。本当にたくさんの方に支えられてきました。
どうしよう、頭が真っ白です…。ちょっと深呼吸させてください。
感謝を伝えたい人がたくさんいすぎました。でも、やっぱり誰よりも今野(義雄)さんや菊地(友)さんをはじめ、1番近くで支えて、助けてくれたマネージャーさんやスタッフの皆さん。私はヒヤヒヤさせてしまうことも多かったと思うし、かなり心配も迷惑も掛けてきたけど、皆さんのおかげでのびのびと活動することができました。
そして大好きなメンバーのみんな。先輩も後輩も同期も私はみんなことが大好きです。たくさんの出会いと別れを繰り返してきたけど、みんなと出会えたおかげで、私はどんどん乃木坂46が好きになりました。毎日が楽しくなりました。本当にありがとうございました。
きっとこれから6期生も入ってきて、一緒に活動することはできなかったけど、6期生もすごく素敵な可愛い子たちなんだろうなと思います。大好きな乃木坂をこれからもずっと私は見守っているので、ここにいるファンの皆さんにも、どうか末永く乃木坂46のことをよろしくお願いいたします。伝えきれない感謝もあるんですけど、今日はまずはファンの皆さんや応援してくださっている皆さんに感謝を伝えられたらと思っていたので、ひとまずここまでにします。
そして今から歌う曲は、昨日公開されたんですけど…MV観ていただけましたかね…?(拍手)…観てくれている…!ありがとうございます。最後に素敵な曲をいただきました。うまく歌えるかはわからないんですけど、今喋りきれなかった愛を込めて、歌いたいと思います。
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