日向坂46、高橋文哉、キタニタツヤ、BUDDiiS、FRUITS ZIPPER、IS:SUE「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)

日向坂46・高橋文哉・キタニタツヤ「ANNX」メンバー集結 蕎麦打ち・ベイブレード…ゲストと4時間のSPライブ

2025.02.12 10:40

ニッポン放送「オールナイトニッポンX(クロス)」(毎週月~木曜日、深夜24時から放送中)のライブイベント「ニッポン放送開局70周年記念オールナイトニッポンXスペシャルライブ2025」が11日、横浜アリーナで開催。高橋文哉キタニタツヤ日向坂46という担当曜日の枠を超えた個性豊かなパーソナリティが集結したほか、スペシャルゲストとしてBUDDiiS(バディーズ)、FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)、IS:SUE(イッシュ)も出演し、ライブパフォーマンスはもちろん、同イベントならではのスペシャルな企画を繰り広げた。

  

キタニタツヤ・高橋文哉・松田好花がタイトルコール

高橋文哉、キタニタツヤ、松田好花「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
オープニングVTRが明けると、まずイベントの総合MCを担当する火曜パーソナリティの高橋が登場。「行くぞ、横浜アリーナ!」と叫び、テンション高く花道を駆けながら自己紹介をする。そして高橋に呼び込まれて、月曜パーソナリティのキタニタツヤと木曜パーソナリティの松田好花日向坂46)もステージへ。3人の最初のひと言は、なんと「初めまして」。昨年3月に行われた「オールナイトニッポン」のパーソナリティ発表記者会見でキタニと松田は会っているものの、高橋は会見に参加できなかったため、今日が初対面であった。

しかし、早速「フリートークのネタがない時、どうしていますか?」など、“ラジオパーソナリティあるある”を展開し盛り上がり、3人揃って「『オールナイトニッポンXスペシャルLIVE2025』スタート!」とタイトルコールを行いスペシャルなイベントがスタートした。

トップバッターはIS:SUE

IS:SUE(※RIN/会田凛は活動休止中)「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
ステージのトップバッターを飾るのはIS:SUE。「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のファイナリストで結成され2024年6月にデビューしたグループで、「オールナイトニッポン」では、同年9月に『オールナイトニッポン0(ZERO)』、12月に「オールナイトニッポンX」と2度パーソナリティを務めている。その時を振り返り「初めての深夜ラジオで、みんなテンション上がったよね!」と語るNANO(釼持菜乃)。また、RINO(坂口梨乃)はラジオに強い思い入れがあるようで、「小さい時に、お姉ちゃんと一緒にラジオ番組を作っていました(笑)。ずっと身近にラジオがあったので、ラジオリスナーの皆さんの前でパフォーマンスすることができて本当に嬉しいです!」と喜んだ。

そんなIS:SUEは「トップバッターとして、しっかり会場を温めたいと思います!」とのYUUKI(田中優希)の意気込み通り「Butterfly」「Tiny Step」「CONNECT」「Breaking Thru the Line」「THE FLASH GIRL」「come again(Original by m-flo)」の6曲で会場の熱気を一気に上げた。

総合MCの高橋とのトークでは「もしまたラジオをやる機会があれば何をしたいか?」という話題に。高橋が「結構なんでもやらせてもらえますよ。蕎麦を打つ人もいれば、ベイブレードをする人もいるし。私が1番マトモな放送をしています(笑)」と言うと、IS:SUEは「料理は楽しそう! 餅つきとか」とこれまでにない発想で会場を沸かせた。

FRUITS ZIPPER、高橋文哉と「わたかわ」披露

FRUITS ZIPPER「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
続いては「わたしの一番かわいいところ」がTikTokをきっかけにヒットしたFRUITS ZIPPER。同曲はかわいい歌詞とダンスがバズり、なんとTikTokの総再生回数は30億回を突破している。その「わたしの一番かわいいところ」はもちろん、「NEW KAWAII」「ハピチョコ」「フルーツバスケット」「かがみ」の全5曲を披露し、かわいいパフォーマンスで観客を魅了した。

パフォーマンスを受け「FRUITS ZIPPERさんと僕は何も接点がないように思えますけど…」と言いながら登場した高橋は、実は大晦日に放送された日本テレビの「ゴチになります」の年末特番で共演し、一緒に「わたしの一番かわいいところ」のダンスを踊った経験が。まるで“フリ”のようなコメントにリスナーが反応しないわけがなく会場から「踊って!」とリクエストがあがり、それに応えて高橋が踊ると、客席から「キャー!」と黄色い声が上がった。

そこに再びFRUITS ZIPPERが登場し、ステージの感想を聞かれると「他のアーティストさんのファンの皆さんも暖かく迎えてくださって、『オールナイトニッポン』のイベントは最高だなと思いました!」と笑顔。さらに、FRUITS ZIPPERから「大きな発表」として、月替わりのパーソナリティが担当している月曜日の「オールナイトニッポン0」の3月度パーソナリティを担当することが発表された。「生放送なので、寝ずに聴いてくれたら嬉しいです!」と会場のリスナーに呼び掛けた。

IS:SUE、高橋文哉、FRUITS ZIPPER「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
続いて、FRUITS ZIPPERとIS:SUEは、SNSで事前募集したリスナーの悩みに回答する企画「FRUITS ZIPPERとIS:SUEのお悩み相談室」に参加。MCの高橋が読み上げる「なぜか犬に吠えられる」という悩みに「しっぽをつけて犬と同じになる」。「お寿司屋さんで一品目を何から食べる?」という悩みに「お寿司じゃない料理だと通っぽい」「いくらだとかわいい」。「友達に贈るセンスのあるプレゼントは?」という悩みに「馬刺しの券」「2人の思い出がつまったアルバム」など、2組らしさあふれる回答が次々に飛び出した。

会場はBUDDiiS色に MCでも笑い誘う

BUDDiiS「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
かわいいに染まった会場をかっこいいに一転させたのは、2月度の月曜「オールナイトニッポン0」のパーソナリティを務めているBUDDiiS。「Ütopia」「Glow Gold」「Iris」というクールな楽曲もあれば、みんなで一緒にタオルを振って盛り上がる「BUD」、ゴキゲンなサウンドが特徴の「YO HO」、さらに「WE HIGH」「Brightness」という雰囲気の違う楽曲で、会場を一気にBUDDiiS色に染めた。

堂々としたパフォーマンスを繰り広げたBUDDiiSだが、普段のライブの観客は女性ファンが多いようで、ここまで男性の観客が多いステージはなかなか経験がないとのことだったが、楽曲だけでなく、MCでのオモシロ自己紹介でバッチリ男性の心も掴んだようで、「僕たちは10人組なのですが、推しを見つけて帰ってください!」と呼びかけると、野太い声でメンバーの名前が呼ばれ「うわ、嬉しい~!」と喜んでいた。また、BUDDiiSのSHOOT(森愁斗)はドラマ「君の花になる」で高橋と共演。そこからプライベートでも交流を重ねていることが明かされた。

横アリステージで「ベイブレード最強」決定

キタニタツヤ、BUDDiiS「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
ここで再び企画コーナーへ。横浜アリーナのステージで「ベイブレード最強」を決めるべくキタニが持ち込んだ企画「キタニタツヤ presents ベイブレード最強トーナメント」を開催。キタニのベイブレード愛は有名で、自身が担当する「オールナイトニッポンX」内でもゲストと何度もゲストと対決を行ってきた。「素人のペーペーとすぐに戦うわけないでしょ」と自信を見せるキタニがシード枠となり、勝ち進んだ人だけが挑戦権を得る形でトーナメントが行われることに。

参加するのは高橋文哉、そしてBUDDiiSよりFUMINORI(小川史記)、FUMIYA(高尾楓弥)、SHOOT。BUDDiiSの3人は“ベイブレードガチ勢”で、FUMINORIが初代の「爆転シュート ベイブレード」、FUMIYAが第2世代の「メタルファイト ベイブレード」、SHOOTが第3世代の「ベイブレードバースト」という三世代すべて押さえているとのこと。

しかし、ベイブレードの知識量には差があったようで、初戦のFUMINORI対FUMIYAは選んだベイブレードの種類によってFUMIYAが勝利。第2戦は「お前、今日ゲストじゃん?」と高橋がSHOOTを説き伏せ相性の良いベイブレードを選択し、高橋の勝利。準決勝では奇跡の“ふみや対決”が実現し、打ち方がブレてしまったFUMIYAのベイブレードが暴れてしまったことで、高橋が決勝へと勝ち進んだ。

キタニタツヤ、松田好花、高橋文哉「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
BUDDiiS、高橋文哉、キタニタツヤ「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
「お前らの雪辱は俺が果たす!」とキタニがBUDDiiSを味方につけ、いよいよキタニ対高橋の決勝戦へ。キタニはベイブレードとコラボしたオリジナルモデルを持参しており、間違いなく優勝する…かと思われたが、高橋のベイブレードが最後まで回り続けるというまさかの展開。チャンピオンへと輝いた高橋は、キタニから授けられた王冠とマントを身に着け、王座へと座り「キタニさん、ベイブレード最強トーナメントはどうでした?」と煽ると、キタニは「倒すべき相手ができて良かったです!」と来たるべき次の戦いに意欲を燃やした。

キタニタツヤ、圧倒的なバンドサウンド響かせる

キタニタツヤ「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
ベイブレード対決直後に改めてライブステージに登場したキタニは、若干敗北を引きずり「どんな顔でライブしていいかわかんないんですけど…」と胸の内を明かしてリスナーの笑いを誘う。しかし、気を持ち直して「シンガーソングライターとして頑張ります!」と気合を入れ直し、「スカーバンド」「次回予告」「聖者の行進」「Moonthief」「Rapport」「青のすみか」「ずうっといっしょ!」と7曲を披露し、圧倒的なバンドサウンドを会場に響かせた。

キタニのライブをステージ袖から見ていた高橋は、「あんなかっこいい人にベイブレードで勝ったんだと思うと、ワクワクしながらライブを見ちゃいました」と素直な感想を述べる。その高橋は、自作のボウリングウェアに着替えており、この後の企画に向け「ボウリングのハイスコアどれくらいですか?」などとキタニとボウリングトークを繰り広げた。

松田好花、蕎麦屋姿で登場 手打ち蕎麦ふるまう

高橋文哉、松田好花、キタニタツヤ「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
そこに「お蕎麦できましたよ~!」と現れたのは、蕎麦屋の恰好の松田。番組内で宣言した通り、本当に横浜アリーナ内で蕎麦を打っていた松田が出来上がった蕎麦を見せると、高橋もキタニも「すごすぎる!」「プロみたい!」と感動する。さらにステージ上で松田が蕎麦を茹で2人にふるまうと「美味ーい!」と絶賛。松田も一口食べてみて、カメラに向かってgoodサインで「バッチリ!」と自画自賛した。

お腹が膨れたところで、いよいよ高橋の持ち込み企画「FUMIYAカップ オールナイトニッポンXボウル in 横浜アリーナ」へ。このために横浜アリーナのステージに特設ボウリングレーンが用意された。

キタニタツヤ、高橋文哉、松田好花「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
キタニのベイブレードにならい、高橋もボウリングのマイボールを持参。「これはストライクじゃないとね」とキタニと松田にプレッシャーをかけられるも、「大丈夫!」と自信満々だったのだが、高橋の結果はまさかの1本。ガーターのキタニと高橋を差し置き、3本を倒した松田が「FUMIYAカップ オールナイトニッポンXボウル」の初代勝者に輝いた。

日向坂46がトリ 松田好花が思い語る

日向坂46「ニッポン放送開局70周年記念 オールナイトニッポンX(クロス)スペシャルライブ2025」(提供写真)
イベントのトリを飾るのは、日向坂46のライブ。「オールナイトニッポンX」のロゴカラーに合わせオレンジのワンピース姿で登場したメンバーを代表し番組パーソナリティの松田が「パーソナリティを務めるラジオのイベントをするのが夢でした。そこに日向坂46のメンバー全員と一緒に立てて、嬉しいです」と思いを明かす。そして佐々木美玲の「対バンライブは久しぶり。日向坂46を知らない方もいると思いますが、今日はぜひ一緒に楽しんでください!」との呼びかけて会場を勢い付け、盛り上がりの中「君はハニーデュー」「ドレミソラシド」「キュン」「キツネ」、四期生の楽曲「見たことない魔物」、そして1月リリースしたばかりの最新曲「卒業写真だけが知ってる」を披露した。

エンディングでは、この日の出演者全員がステージに集結。キタニは「楽しく演奏させてもらって、美味い蕎麦を食べて、ベイブレード回して、ボウリングして……これでお給料もらっていいの?」と“楽しすぎた”というイベントを振り返る。さらに松田が「これがエンターテイメントだなというイベントになりました。これからも「オールナイトニッポン」が愛され続けたら良いなと思います」と語ると、高橋も「普段は俳優として活動しているので、こんなイベントのMCを務めるなんて思ってもいませんでした。やり遂げたのは、ここにいる皆さんのおかげです。松田さんの作った蕎麦のように『オールナイトニッポン』が長く続けばいいなと思います」と感想を述べ、4時間にわたり熱気に包まれたイベントの幕を下ろした。(modelpress編集部)
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