JO1「JAMの日」公演でサプライズ 大平祥生“グループ内推し変OK”発言にメンバーにっこり

「JAMの日」にベストアルバムリリース発表

兵庫公演は11日がJO1の結成5周年記念日、12日はファンクラブが結成された記念日「JAMの日」ということでストリーミング配信も行われた。11月23日のツアー初日には、ワールドツアーの初開催をサプライズ発表した彼らが、「JAMの日」には5周年イヤーの幕開けとともに、5周年記念プロジェクト「JO1 5th Anniversary Project」第2弾として2025年4月2日に初のBEST ALBUM『（タイトル未定）』をリリースすることを発表した。メンバーは「何入るのかね？」「楽しみだね」と期待し、河野純喜は「ガチで選んで欲しい！」とファンにリクエストした。

川西拓実作詞作曲に携わった『サンタさんへ。』披露

今回のツアーではライブパフォーマンスに定評のあるJO1が、全楽曲生バンド編成で、ライブならではの迫力あるステージを披露。今年リリースし、「第66回 輝く！日本レコード大賞」優秀作品賞を受賞した『Love seeker』で幕開け。中盤にはオーディション「PRODUCE 101 JAPAN」時代の楽曲も披露。5周年を迎え、成長した彼らならではのアレンジやダンスで魅了した。

アンコールでは、ファンからのリクエストに答える企画「Call me Call me」を実施後、2階ステージにクリスマスツリーが登場し、川西拓実が作詞作曲に携わった『サンタさんへ。』をサプライズ披露。川西は「5周年になりまして大人になっていくJO1、大人になっていくJAMの皆さんの成長を感じられる曲になっていると思います」「心を込めて僕らからのクリスマスプレゼントです」と紹介。サンタ帽やトナカイの耳などクリスマスにまつわるアイテムを身につけ横一列に並んで座って歌唱。横のメンバーが仲良く寄り添って盛り上げた。

大平祥生”グループ内推し変”OK発言にメンバーにっこり

アンコールのコメントでは、川西は「恵まれない環境とかうまく行かないときがあるのはわかるから、安心して欲しいです。僕がついているんで」と夢を追うJAM（ファンネーム）全員へエール。現在、鮮やかなオレンジ髪の川尻蓮は「皆さんに言ってない秘密を暴露していいですか？スタッフさんにも止められたんですけど…」と前置きすると、「週に1回美容室に行っています。それくらいしないと僕の髪の毛は大変なんです！」と明かし、「皆さんのおかげで僕の髪色が保てています」と感謝した。

大平祥生は、ライブを通じてメンバーのかっこよさに惚れ惚れしていたと振り返り、お話し会（ヨントン）などファンとの交流の機会で自身のファンから他のメンバーに推し変しそうと申告されるときの対応について言及。「メンバーかっこいいから『良いよ～』って思っちゃう（笑）。グループ内で推し変するかもしれないじゃないですか。JO1を好きでいてくれたらそれでいい」と本音をこぼし、大平らしい寛大な心とグループ愛溢れるコメントにメンバーも「良いらしい（笑）！」「他のグループに推し変するんじゃなくて、グループ内で変わって下さい！」と微笑ましく呼びかけた。

リーダーの與那城奨は小さい子どもの観客に目線を送り「小さい頃に僕たちを見てくれてちょっとでも『JO1の歌っている姿かっこいい』とか『JO1みたいになりたい』と思ってくれるようなグループになりたいと思っていたので夢が叶った」と喜び、「夢を叶えたいと思わせるようなそんなグループになれているのかな？」と客席に問いかけると、大きな拍手が送られた。

今後は静岡、福岡とツアーは続く。（modelpress編集部）