井上和「真夏の全国ツアー2024」撮影:鈴木健太(KENTA Inc.)

乃木坂46井上和「すごく怖かった」涙で語った“2年連続座長”への不安 救われた言葉とは【真夏の全国ツアー2024】

2024.09.05 00:00

乃木坂46が9月2日~4日の3日間、東京・明治神宮野球場にて「真夏の全国ツアー2024」ツアーファイナルを開催。最終日となった4日には、同ツアーで座長を務めた5期生・井上和が思いを語る場面があった。

  

井上和、座長として抱いていた不安明かす

乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」撮影:鈴木健太(KENTA Inc.)
「夏の全国ツアーで新曲のセンターが座長を務める」という文化がある乃木坂46。8月21日リリースの36thシングル「チートデイ」でセンターを務めた井上は、2023年に続き2年連続で座長を務めた。

乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」撮影:鈴木健太(KENTA Inc.)
本編の最後には「今日は神宮最終日。『真夏の全国ツアー』最終日なので、今日はここで今年のツアーで私が目標にしていたことをお話させていただこうと思っています」と切り出し、今回のツアーは「笑って楽しむ」ことを目標にしていたことを告白。「本当にすごく簡単なことではあるんですけど、今の私にはそれが難しいタイミングもありました」と続け、「去年よりも成長した姿を皆さんにお届けしなきゃいけないなって思った」とプレッシャーや不安があったことを明かした。

井上和、支えとなったメンバーの言葉とは

乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」撮影:鈴木健太(KENTA Inc.)
そんなとき、支えとなったのはメンバーの存在。井上は「『ずっと頑張っていたら疲れちゃうから、逃げたって良いんだよ』って言ってもらえて、すごく心が救われました」と印象に残っている言葉を振り返ると、「本当に乃木坂46は温かくて、ダメだなって思ったときにもいつでも、どんなときでも手を差し伸べてくれる人たちがたくさんいて、優しい言葉をたくさんくれて。私はそんな乃木坂46が大好きです。乃木坂46のためなら、私はなんだってできると思います」と溢れるグループへの愛を伝えた。

乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」撮影:鈴木健太(KENTA Inc.)
その上で、井上は「今日ここ神宮でこの景色を観て、皆さんと一緒に時間を過ごして『今日まで頑張って良かったな』ってすごく思いました」としみじみ。最後には「『これから先もずっと乃木坂のことが好きだ』って、ここにいる皆さんだったり、配信を観てくださっている皆さんが思っていただけるように、これからも精一杯頑張ります」と今後へ意気込んだ。


乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」

乃木坂46「真夏の全国ツアー2024」撮影:鈴木健太(KENTA Inc.)
7月20日よりスタートした「真夏の全国ツアー2024」は、大阪・京セラドーム大阪公演2日間、愛知・バンテリンドームナゴヤ公演2日間、東京・明治神宮野球場公演3日間と全国3都市で7公演実施。5年ぶりのドーム・スタジアム規模のツアーで、明治神宮野球場公演は全てオンラインでも生配信。初日の1曲目から、新曲「チートデイ」(8月21日発売・36thシングル)をサプライズ披露した。

楽曲は、神宮3日間で全50曲を披露。演出にはオーケストラによる生演奏パートもあり、ストリングスなどの音色により観客を引き込んだ。(modelpress編集部)

井上和スピーチ

楽しんでいただけていますでしょうか?ありがとうございます。寂しいことに、次の曲が最後の曲になってしまいました。

今日この会場に来てくださった皆さん、そして配信を観てくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今日は神宮最終日。「真夏の全国ツアー」最終日なので、今日はここで今年のツアーで私が目標にしていたことをお話させていただこうと思っています。

私はこのツアーで、すごく簡単なことではあるんですけど、笑って楽しむってことを目標にしていました。本当にすごく簡単なことではあるんですけど、今の私にはそれが難しいタイミングもありました。本当は去年と同じこのポジションで回るツアーはすごく怖かったです。去年と同じポジションで、夏シングルのセンターとしてこのツアーを回らせていただいていて、今日の頭に梅(梅澤美波)さんも言っていたように、去年を超えていかないとなって思っていたし、去年よりも成長した姿を皆さんにお届けしなきゃいけないなって思ったし。去年は同期にも先輩にもたくさん助けてもらったので、今年のツアーは私が引っ張っていかなきゃいけないなってすごく思っていました。

そんな話をメンバーにポロってしたことがあって。そのときに「ずっと頑張っていたら疲れちゃうから、逃げたって良いんだよ」って言ってもらえて。私はそう言ってもらえて、すごく心が救われました。

こうやって「怖いな」とか言葉にしてしまうと、言霊って言葉があるようにすごい自分がダメになってしまうような気がしていたんですけど、本当に乃木坂46は温かくて、ダメだなって思ったときにもいつでも、どんなときでも手を差し伸べてくれる人たちがたくさんいて、優しい言葉をたくさんくれて。私はそんな乃木坂46が大好きです。乃木坂46のためなら、私はなんだってできると思います。

1人だとすごく辛いし孤独だし、苦しいこともたくさんあるけど、みんなと一緒ならどんなところにだって、どこへだって行ける気がします。皆さんと過ごした今年の夏、最高に楽しかったし、最高にキラキラしていました。ありがとうございました。

今日ここ神宮でこの景色を観て、皆さんと一緒に時間を過ごして「今日まで頑張って良かったな」ってすごく思いました。あと少しでライブは終わってしまいますけど、『これから先もずっと乃木坂のことが好きだ』って、ここにいる皆さんだったり、配信を観てくださっている皆さんが思っていただけるように、これからも精一杯頑張ります。

今年の夏の思い出だったり、皆さんへのありがとうの気持ちだったり、メンバーへの感謝の気持ち、スタッフさんへの感謝の気持ち、色んな思いをこめて、次の曲を歌わせていただきます。それでは聴いてください『誰かの肩』。

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