日向坂46高本彩花、8分間のスピーチで語った“アイドルとしての2980日間” 欅坂46・けやき坂46・日向坂46・ひなた坂46…それぞれへの愛と感謝【全文】
2024.07.05 00:00
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日向坂46が7月3日~4日の2日間、神奈川県・パシフィコ横浜 国立大ホールにて、グループ初のアンダーライブ「11th Single ひなた坂46 LIVE」を開催。4日には一期生・高本彩花の卒業セレモニーが行われ、スピーチでは高本が約8分間にわたり、アイドルとしての8年間を振り返った。
高本彩花、8年間の感謝をスピーチ
同公演のアンコールでは、2016年に加入した一期生・高本の卒業セレモニーを開催。高本はピンクのドレス姿にティアラを付け、潤んだ目でステージに登場すると「皆様にお伝えしたいことをお手紙にしてきたので、聞いていただけると嬉しいです」と切り出し、これまでのアイドル活動を振り返った。「8年間、本当にありがとうございました」と感謝を伝えた高本は、「2016年の5月8日にけやき坂46(ひらがなけやき)のオーディションに合格して、今日まで本当に幸せでした。あの日から、人生が180度変わりました。普通に生きていた、進路に迷う高校3年生だった私が、突然アイドルという憧れていた存在になることができました」と加入当初を回顧。
「振り返ってみると初めは漢字欅(欅坂46)さんの背中を追いかけていました。偉大な先輩方の背中は本当に大きくて、かっこよくて、その背中を見ていられることが当時の私は嬉しくてたまりませんでした。同じグループで活動できたことが本当に幸せに思います」と続け、「けやき坂46で過ごした時間も私は本当に大切で、何よりも大切にしています」と日向坂46改名する前の活動への思いを口にした。
高本彩花、けやき坂46・日向坂46は「初めて真剣にやり遂げたいと思えたこと」
また「私にとって日向坂46は温かくて、優しくて、居心地の良い、大好きな場所でした」とも話した高本は、「大好きなメンバーと一緒に目標に向かって心を一つに切磋琢磨して活動する時間が本当に幸せで、かけがえのない思い出でいっぱいです。中途半端で何事も長続きせずにずっと生きていた私ですが、けやき坂46と日向坂46は、初めて真剣にやり遂げたいと思えたことだったかもしれません」としみじみ。アイドル活動を通して自信をつけられたと語った上で、今後については「これから私は日向坂46を卒業し、新たな道へ進んで行きます。きっと険しい道もあると思います。これまでの経験を活かして、新たなことにチャレンジしていきたいと思っています。どうか温かく見守っていただけると嬉しいです」と呼び掛けた。
高本彩花、メンバーへメッセージ「最高で最強なみんなが大好き」
さらに、メンバーやスタッフ、おひさま(※日向坂46ファンの愛称)へメッセージを贈る場面も。「一期生はもう一緒に居すぎて何を考えているかわかるようになりましたし、二期生はアイドルとして尊敬できるメンバーばかりで、三期生ははなまるをあげたいくらい努力家なメンバーで、四期生の若い力は日向坂46の宝だと思います」とそれぞれへ伝えると、「この8年当たり前のように家族よりも長い時間を共に過ごしてきたので、その当たり前がなくなってしまうことが本当に寂しいです。頑張るみんなに力をもらえていました。みんなといたら笑顔になれることがたくさんありました。挫けそうなときもみんなと一緒だから乗り越えられることがたくさんありました。最高で最強なみんなが大好きです」と感極まりながら思いを話した。
そして、同公演を共に作り上げてきたアンダーメンバー「ひなた坂46」へ向けても、「みんなこのライブを通してたっくさん成長したと思います。私はリハーサルやライブをしていてみんなの良さをたくさん見つけました。一緒にこのライブを作ることができて本当に楽しかったです。みんなの良いところたくさん知っています」とメッセージ。
「このライブを通してたくさんの方に気づいてもらえたはずです。自信を持って笑っていて欲しいです」と続け、「みんなとリハーサルをしていると、もっとここにいたくなりました。これからもみんなを支えたかったですが、近くにはいれないけど、離れたところからずと応援しています」と真っ直ぐに伝えた。
高本彩花「おひさまの皆さんも幸せになってください」
最後には、おひさまへ向けて「どんなときも味方でいてくださり、皆さんの存在が心の支えでした。私たちメンバーにとっておひさまの存在は本当に大きいんです。これからも日向坂46を温かく照らしてください」と思いを口にした高本。「おひさまがいるから、日向がいるんです。雨が降っても、おひさまがいたら虹が出来るんです。皆さんがくれる温かい言葉が大好きでした。その言葉に何度も救われました」と感謝を言葉にすると、「卒業発表してから『幸せになってね』という言葉をたくさんいただきました。もう十分溢れるくらいの大きな幸せを今いただいております。誰かの幸せを願えるって本当に素敵なことだと思います。おひさまの皆さんも幸せになってください。ずっと願っています」とにっこり。「これから先も大好きです。アイドルになり、おひさまの皆さんと出会えたことが人生の宝物ですし誇りです」と続け、「最後になりますが、8年間本当に本当にありがとうございました」と挨拶を締めくくると、会場からは大きな拍手が起こっていた。
アンコールの最後には、会場のおひさまが「2980日間ありがとう」とメッセージカードを掲げるサプライズも。これに高本は感動した様子を見せ「皆さん本当にありがとう…。本当に幸せな2980日間でした」と涙。「本当に幸せでアイドル人生悔いがありません!幸せで幸せでかけがえのない8年間でした」と最後まで感謝を伝え、ラストステージに幕を下ろした。
日向坂46、アンダーメンバー“ひなた坂46”が初ライブ
日向坂46は、2024年5月8日リリースの11thシングル『君はハニーデュー』より選抜制度を導入。同年4月6日~7日に神奈川県・横浜スタジアムにて開催された「5回目のひな誕祭」にて、アンダーメンバーの呼称が「ひなた坂46(ひらがなひなた)」に決定したことを発表した。ひなた坂46は、日向坂46が「けやき坂46」の名で活動をスタートしたことが由来。今回の会場・パシフィコ横浜は、けやき坂46初の単独ツアー「けやき坂46『走り出す瞬間』ツアー2018」初日の会場でもあり、ひなた坂46の幕開けに相応しい場所での初ライブとなった。
11thシングルのひなた坂46メンバーは、一期生2人、二期生1人、三期生3人、四期生6人の12人で構成。最終日である4日公演には、一期生・高本の卒業セレモニーも開催した。(modelpress編集部)
高本彩花スピーチ全文
皆様にお伝えしたいことをお手紙にしてきたので、聞いていただけると嬉しいです。8年間、本当にありがとうございました。2016年の5月8日にけやき坂46のオーディションに合格して、今日まで本当に幸せでした。あの日から、人生が180度変わりました。普通に生きていた、進路に迷う高校3年生だった私が、突然アイドルという憧れていた存在になることができました。振り返ってみると初めは漢字欅(欅坂46)さんの背中を追いかけていました。偉大な先輩方の背中は本当に大きくて、かっこよくて、その背中を見ていられることが当時の私は嬉しくてたまりませんでした。同じグループで活動できたことが本当に幸せに思います。
けやき坂46で過ごした時間も私は本当に大切で、何よりも大切にしています。今この瞬間思い出すのは、「走り出す瞬間」ツアーです。本の世界から登場するメンバーが可愛くて、初めての自分たちのアルバムの楽曲だけでライブができたことが本当に嬉しくて。ユニット曲のリハーサルを客席で見ていたのを今でも覚えています。
色々あり、アルバムが発売する前のツアーで知らない曲のはずなのに、公演を重ねる毎にペンライトの色が揃ったりコールが聞こえてくる。ファンの皆さんと一緒に作り上げたツアーだったと思います。そんな思い出深いツアーをしたこのパシフィコ横浜で、卒業セレモニーをさせていただけることが本当に幸せに思います。
私にとって日向坂46は温かくて、優しくて、居心地の良い、大好きな場所でした。大好きなメンバーと一緒に目標に向かって心を一つに切磋琢磨して活動する時間が本当に幸せで、かけがえのない思い出でいっぱいです。中途半端で何事も長続きせずにずっと生きていた私ですが、けやき坂46と日向坂46は、初めて真剣にやり遂げたいと思えたことだったかもしれません。
8年間の全ての出会いが私に大きな力をくれました。メンバー、支えてくださったスタッフの皆さん、そして私を好きと言って応援してくださるファンの皆さんに出会えたこと。この世界にはたくさんの人がいます。そんな中から私を見つけて、応援してくれて、たくさんの温かい言葉と最高の景色を見せてくださり、本当にありがとうございました。
初めの頃はアイドルと自信を持って言えないくらいネガティブで自信がなかった私ですが、これまでの経験とファンの皆さんの支えが自信を与えてくれましたし、何事も前向きに考えられるようになりました。そして、たくさんの夢を叶えることができました。憧れだったアイドルになって、自分の考え方や人格がアイドルになる前の私よりも好きになれたことは、人生の財産です。
これから私は日向坂46を卒業し、新たな道へ進んで行きます。きっと険しい道もあると思います。これまでの経験を活かして、新たなことにチャレンジしていきたいと思っています。どうか温かく見守っていただけると嬉しいです。
メンバーのみんなへ。みんなと一緒に活動できた時間は青春でした。一期生はもう一緒に居すぎて何を考えているかわかるようになりましたし、二期生はアイドルとして尊敬できるメンバーばかりで、三期生ははなまるをあげたいくらい努力家なメンバーで、四期生の若い力は日向坂46の宝だと思います。この8年当たり前のように家族よりも長い時間を共に過ごしてきたので、その当たり前がなくなってしまうことが本当に寂しいです。頑張るみんなに力をもらえていました。みんなといたら笑顔になれることがたくさんありました。挫けそうなときもみんなと一緒だから乗り越えられることがたくさんありました。最高で最強なみんなが大好きです。これからは私もおひさまとしてみんなのことを応援し続けたいと思います。ずっとキラキラ輝く日向坂46でいてください。
そして、ひなた坂46のみんな。みんなこのライブを通してたっくさん成長したと思います。私はリハーサルやライブをしていてみんなの良さをたくさん見つけました。一緒にこのライブを作ることができて本当に楽しかったです。みんなの良いところたくさん知っています。このライブを通してたくさんの方に気づいてもらえたはずです。自信を持って笑っていて欲しいです。みんなとリハーサルをしていると、もっとここにいたくなりました。これからもみんなを支えたかったですが、近くにはいれないけど、離れたところからずと応援しています。
そして、いつも支えてくださるスタッフの皆さん。8年間本当にお世話になりました。皆さんと一緒にお仕事ができて本当に幸せでした。愛に溢れるスタッフの皆さんがいてくださるから、安心して活動することができました。どんなときも寄り添ってくださり、たくさんワガママを聞いてくださり、ここまで育ててくださり、本当にありがとうございました。
そして最後におひさまの皆さん。どんなときも味方でいてくださり、皆さんの存在が心の支えでした。私たちメンバーにとっておひさまの存在は本当に大きいんです。これからも日向坂46を温かく照らしてください。おひさまがいるから、日向がいるんです。雨が降っても、おひさまがいたら虹が出来るんです。皆さんがくれる温かい言葉が大好きでした。その言葉に何度も救われました。卒業発表してから「幸せになってね」という言葉をたくさんいただきました。もう十分溢れるくらいの大きな幸せを今いただいております。誰かの幸せを願えるって本当に素敵なことだと思います。おひさまの皆さんも幸せになってください。ずっと願っています。
これから先も大好きです。アイドルになり、おひさまの皆さんと出会えたことが人生の宝物ですし誇りです。最後になりますが、8年間本当に本当にありがとうございました。
2024年7月4日。日向坂46高本彩花。
「11th Single ひなた坂46 LIVE」出演メンバー
一期生:高瀬愛奈、高本彩花二期生:濱岸ひより
三期生:高橋未来虹(※「高」は正式には「はしごだか」)、森本茉莉、山口陽世
四期生:石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、竹内希来里、平岡海月、渡辺莉奈
【Not Sponsored 記事】