BALLISTIK BOYZ、初の日本武道館公演決定 “NEXTステージ”に意気込み「LDHにとっても歴史のある場所だしいろんな思いが詰まってる」【メンバーコメント】
2024.06.02 21:42
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LDH所属の7人組ダンス&ボーカルグループ・BALLISTIK BOYZが、11月6日に初の日本武道館公演を行うことがわかった。6月2日に東京ガーデンシアターにて開催された「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2024 "HIGHER EX"」東京公演にて発表された。
BALLISTIK BOYZ、生バンドの中で登場
全国13都市をまわるツアーの9ヶ所目となったこの日。本ツアーのテーマカラーである赤を基調としたライティングの中、生バンドによるエモーショナルかつドラマチックなインストナンバーに続いてメンバーが登場。1曲目は5月22日にリリースされた最新シングルの表題曲であり、このツアーのテーマ曲「HIGHER EX」だ。深堀未来、奥田力也、松井利樹の3人が作詞・作曲を手がけた本作は、前進する7人の覚悟と気合いがダイレクトに伝わってくるナンバー。真っ赤な衣装と照明がステージに渦巻く熱をさらに高めるようなオープニングだ。「JIGGY PARADISE」、「Ding Ding Dong」、「Most Wanted」、「PASION」とテンション高い4曲が続き、短いメンバー挨拶を挟んで「ラストダンスに BYE BYE」を披露。ジャケットを脱ぎ捨てた砂田将宏がセクシーなソロダンスで「Animal」へと導くと、7人は白い椅子を使ったしなやかなパフォーマンスでBALLY'Sを魅了し、繰り返されるサビのフレーズと美しいダンスが印象的な「In My Head」で前半のパートを終えた。
BALLISTIK BOYZ、EXILEの名曲披露
中盤はEXILEの名曲であり、日高竜太(※「高」は正式には「はしごだか」)と加納嘉将がアカペラで歌い始めた「運命のヒト」からスタート。バンドインし、深堀と砂田のボーカルが加わると楽曲の世界観がより深く、より切なく伝わってくる。4人の個性豊かな声を重ねながら歌い上げた「good day good night」に続いて披露された「Lonely」、そして「マーメイド」は、ラップ担当の海沼流星、奥田、松井による楽曲。7人全員で魅せる迫力のステージングとはまた違う、繊細な表現や表情を存分に味わえるコーナーだった。後半は奥田のRAPで幕を開け、深堀がドラム、砂田がギターをプレイしながら「God Mode」へと繋いでいく。中盤のコーナーをそれぞれの<声>で魅了した直後だけに、よりインパクトを感じる演出だ。「We never die」ではBALLY'S全員がハンズアップで盛り上げ、「Front Burner」から「Make U a Believer」、「テンハネ -1000%-」と続くパートではコール&レスポンスやクラップで会場がひとつになっていく。
「Meant to be feat. F.HERO & BOOM BOOM CASH」では全員が今回のツアーグッズであるタオルを回し、会場を真っ赤に染め上げた。本編ラストとなった「All Around The World」は4年前のツアーでバンドメンバーと披露して以来となるナンバー。バンドサウンドを全面に打ち出したニューアレンジで、7人は各バンドメンバーのプレイを間近で楽しんだりしながら、楽曲に込めた思いを丁寧にBALLY'Sへと届けていた。
BALLISTIK BOYZ、日本武道館公演決定 会場から悲鳴のような歓声
BALLISTIK BOYZとしては初カバーとなる「24karats TRIBE OF GOLD」などが披露されたアンコール。MCでは、今回が自分たちの全てを注ぎ込んだツアーであることや、この先もっと大きなステージにファンを連れていきたいという意気込みが語られた。深堀は「N.E.X.T.」の歌詞を引用し、「去年はNEXTステージに行けなかったけど、腐らずにさらなる高みを目指そうということで、今年は“HIGHER EX"というテーマで活動している。<叶えられなかったものがあるから、叶うものがある>。その言葉を信じて、これからもみんなに笑われるくらい大きな夢を持って頑張りたいと思っています」と挨拶した。会場を見渡したり、瞳を閉じたりしながら、心の底からの思いを込めて「N.E.X.T.」を歌い終えた7人。今日の日を迎えられたことへの感謝とさらなる高みを目指す決意をBALLY'Sに伝え、ステージを後にした。
その後、暗転した会場のスクリーンで11月6日に初の日本武道館公演が決定したことが告げられると、会場は悲鳴のような歓声に包まれた。日本武道館公演は、メンバーもBALLY’Sも待ち望んでいたNEXTステージとなる。
BALLISTIK BOYZ、日本武道館公演決定に喜び
日本武道館決定にあたり、メンバーは事前の取材で次のようにコメント。「武道館は、LDHにとっても歴史のある場所だしいろんな思いが詰まってる場所。そのステージで今までの概念を覆すような、前例をぶち壊していくような面白いライブがやれたらと思っている」(松井)、「このホールツアーで、武道館のステージに立てることを伝えられてすごく嬉しい。僕たちの夢であり、ファンの皆さんとの約束も叶えられるので、嬉しさと気合いでいっぱい」(加納)、「あんなに大きなステージでの単独ライブは初めて。責任を持っていいライブを作れるように、みんなで頑張っていきたい」(深堀)。「ずっとアリーナやドームに立つ夢を持ってきた。自分たちに足りないものを課題に、試行錯誤しながらやってきたこれまでの経験が武道館に繋がっていくんじゃないかと思っている」(海沼)、「デビュー5周年。悔しい思いもしてきたけど、HIROさんはいつも『絶対負けない精神で、勝つまでやれば大丈夫』っていう言葉をかけてくださった。それがひとつ形になったのが、武道館かなと思う」(砂田)、「最高に盛り上げることはもちろんだけど、盛り上げた結果が来年に繋がることが一番。武道館を7人とファンの皆様と一緒に成功させて、来年はさらに高みを目指したい」(奥田)。
また日高はメンバーを代表し、会場で直接思いを伝えられなかったBALLY’Sへの思いを語った。「去年の“N.E.X.T."ツアーには、NEXTストーリー、NEXTステージに行きたいという自分たちの思いを込めていたけど、残念ながらその目標を叶えられず今年もホールツアーになった。僕たちだけでなく、応援して くれているBALLY’Sのみんなもきっと悔しい思いをしていたのかなと思うので、今日の報告はすごく喜んでくれるんじゃないかなと思う。武道館という場所でライブをさせてもらえることは、去年から始まったストーリーの目標をひとつ達成する瞬間。武道館は僕らにとってあくまで通過点だけど、次へと繋げていけるような公演にしたいなと思っています」。
初の日本武道館公演というNEXTステージに向け、アクセルを踏み込んだ7人。7月19日・神戸国際会館こくさいホールでファイナルを迎える本ツアーでの手応えもまた、確かな追い風となっていく。(modelpress編集部)
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