YOSHIKIプロデュースのXY、初の単独公演開催で急逝・YOSHIさんの楽曲も披露「俺たちの大切な仲間の曲」
2023.11.11 22:54
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ボーイズグループオーディションプロジェクト「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」から誕生した13人組グループ・XYが11日、東京 GARDEN新木場FACTORYにて初の単独公演“XY 1st FAN MEETING 「INITIUM」〜2023 in Tokyo〜”を開催した。
YOSHIKIプロデュースのXY、初の単独公演開催で急逝・YOSHIさんの楽曲も披露
開演前のスクリーンにはオーディション時代からの軌跡が映し出され、ピアノの旋律が流れると幕が降り、JAYの憂いを帯びた歌声でオーディション曲「XY」を13人で披露。自己紹介を挟み、先日横浜アリーナで行われた「BUZZ RHYTHM LIVE 2023」でサプライズ初披露をしたYOSHIKI作詞・作曲の新曲「Spiky Fashion」へ。振付は「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」も手掛けた世界的なコレオグラファー“トラヴィス・ペイン”が手掛けており、ファッショナブルなパフォーマンスが目を惹く。鳴り止まぬ歓声の中、コール&レスポンスで会場の興奮のボルテージをさらに昂らせダンス&ボーカルの8人編成で「DIAMONDS」を熱唱。続けて音が鳴り、KICEの「直接会ったことはないけど俺たちの大切な仲間の曲」とのMCから、昨年急逝したもう一人のXYメンバー・YOSHIさんの楽曲「COBAIN」を初披露。「大切な仲間の想いも曲を繋いで行きたいという事で今回披露した」とKICEが締めた。
続くトークコーナーでは、メンバー個人にピントを当てたクイズで和気藹々としたアットホームな空気感に包まれた。そこから一度メンバーがステージを離れるとキーボードと椅子が設置され、GAIの演奏からYOSHIさんの残した名曲「MORE TO ME」をKARMAと共に熱唱。しっとりとした演奏ながら決して悲しい感情ではなく心温まる一曲であった。
2人がステージから捌けると続いて、KYOHEY、KAIRI、FURUTATSUのバンド3人がステージイン。インストゥルメンタル・ナンバーで会場を再度白熱させ、曲の終わりにはGAI、KARMAが登場し、YOSHIさんの楽曲「令和のロックスター」を披露。フロアからはマイクの音をかき消すほどのメンバーの名前を呼ぶ声が響き渡った。MCを挟み、KYOHEYから「今日はYOSHIも歌っていると思います」との言葉があり、思い出の曲「VOICE」を演奏。バンドサウンドに乗せたツインボーカルによる掛け合い、ハモリ、KAIRIの奏でるギターサウンドに思わず涙する姿も見られた。
そして、GAIから「YOSHIの想いを受け継いで完成させたあの曲です」の発言があり、昨年オーディション番組中にYOSHIさんを含めた4人のバンドメンバーが披露していた楽曲のリライト・リアレンジヴァージョンを披露。オーディション番組から観ている観客にとっては進化した事への驚きと、YOSHIさんの想いを引き継ぎ、繋いでいく気迫を感じさせられた。
そして、ステージは、ダンス&ボーカルメンバーが戻り再び13人に。P→★から「次の曲でラストになります。最後は僕たちのプロデューサーであるYOSHIKIさんに作っていただいたとても大切な楽曲を披露します」との曲振りから全世界デビュー曲である「Crazy Love」を披露。ダンス&ボーカルでの息の合ったパフォーマンスもバンドでの熱いパフォーマンスも共に素晴らしいものであったが、13人でパフォーマンスする「Crazy Love」の圧倒的なスケール感にフロアからは拍手とアンコールを叫ぶ声が鳴り止まなかった。最後にP→★から12月29日に配信イベントを行う旨が発表された。今回の公演に都合がつかず来られなかったファンや海外や地方在住のファンから配信の希望が殺到したため、急遽開催を企画したとのことだった。(modelpress編集部)
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