Snow Man、2年連続2度目の受賞&7冠達成「第37回日本ゴールドディスク大賞」発表
2023.03.10 00:00
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一般社団法人日本レコード協会は10日、「第37回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストを発表した。
Snow Man、ザ・ビートルズ、BTSらが受賞
今回の受賞作品・アーティストは、70作品・アーティストとなり、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、Snow Manが2年連続2度目の受賞、洋楽部門はザ・ビートルズがGD大賞史上初となる8度目の受賞となった。Snow Manはアーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦)に加え、「アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦)」、「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦)」など計7賞を受賞し、7冠を達成した。ザ・ビートルズは自身の持つ洋楽最多受賞記録を更新し、同賞8度目の受賞。また、8度のアーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞は邦洋合わせても過去最多受賞の快挙となった。
「ベスト・エイジアン・アーティスト」は、BTSが5年連続の受賞となり、同賞最多受賞記録を更新した。
Snow Man、アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)
<対象期間の売上実績>アルバム:1,100,910枚
シングル:2,146,646枚
音楽ビデオ:665,808枚
「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)はSnow Manが2年連続2度目の受賞。今回は、『Snow Labo. S2』が「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)「ベスト5アルバム」(邦楽)を受賞。さらに、『Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania』が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)「ベスト3ミュージック・ビデオ」を受賞、『オレンジkiss』『ブラザービート』が「ベスト5シングル」を受賞し、計7冠獲得の栄誉に輝いた。
【受賞コメント】
この度アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞させていただけたこと本当にありがたく思います。日頃から応援してくださっているファンの皆様のお陰だと大変感謝しています。これからも沢山の方々に楽しんでいただける様、パフォーマンスに磨きをかけていきたいと思っています。(岩本照)
ザ・ビートルズ、アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽)
<対象期間の売上実績>アルバム:59,169枚
シングル:521枚
音楽ビデオ:1,305枚
音楽配信:42,014ダウンロード
昨年に続き、2年連続8度目となる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)を受賞したザ・ビートルズ。洋楽部門では最多の受賞アーティストとなり、自身の持つ同賞最多受賞回数を更新。さらに、8度のアーティスト・オブ・ザ・イヤー受賞は、邦洋合わせても過去最多受賞の快挙となった。今年は、『リボルバー <スペシャル・エディション>』が「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(洋楽)と「ベスト3アルバム」(洋楽)を受賞し計3冠を獲得した。
【アーティスト情報】
1962年10月のレコード・デビューから、1970年4月10日に事実上の解散をするまで、わずか8年足らずの活動にもかかわらず、数々の世界記録とともに、音楽・文化・ファッションだけでなく、社会・経済・政治──時代や国境を超えて世界中の人々に多大な影響を与えた、伝説のロックバンド。
BTS、ベスト・エイジアン・アーティスト
「ベスト・エイジアン・アーティスト」はBTSが5年連続5度目の受賞。5度の受賞は、自身の持つ同賞最多受賞回数を更新した。今回は、『Proof』が「ベスト3アルバム」(アジア)、『BTS 2021 MUSTER SOWOOZOO』が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー」(アジア)を受賞。そして『Yet To Come(The Most Beautiful Moment)』が「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(アジア)を受賞し計4冠を獲得した。【受賞コメント】
今年で5年連続「ベスト・エイジアン・アーティスト」賞を受賞しました。いつも変わらず多くの愛情を送ってくださるARMYの皆さまのおかげでこのように大変光栄な賞をいただくことができました。僕たちの音楽を聴いてくださるすべての方々と、なによりもARMYの皆さまに心から感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます。
OCHA NORMA、ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)
規程が定める期間中にデビューしたアーティストのうち、対象期間のCD等の売上合計が最も多いアーティストに授与する「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)。今回は2022年7月13日にメジャーデビューしたOCHA NORMAが受賞した。【受賞コメント】
このような素敵な賞を受賞でき、とても嬉しく思います。応援してくださるファンの皆様をはじめ、私たちOCHA NORMAに関わってくださった全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。これからもこの受賞を励みに10人で切磋琢磨して、もっとお茶の間の皆さんに愛される魅力的なグループを目指していきます!これからも応援よろしくお願いいたします。(OCHA NORMA 斉藤円香)
ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽)
・&TEAM・OCHA NORMA
・葛葉
・MAISONdes
・ROF-MAO
Snow Man「Snow Labo. S2」アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽)
2022年9月に発売されたSnow Manのアルバム『Snow Labo. S2』が「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)「ベスト5アルバム」(邦楽)を受賞。Snow Manの「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)受賞は、昨年に続き2年連続2回目。【受賞コメント】
アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞できたことを大変嬉しく思います。スタッフとメンバーの努力の結晶を大切なファンの皆さんが喜んでくださったことがこの結果を運んでくれたと思いますので、ファンの皆さんには特に感謝しています。また、こうした形で評価をいただけたことが今後の作品づくりのモチベーションにもなりますので、今後もピュアな気持ちで良いものを作り続けられるように努力します。これからも応援の程よろしくお願いします。(ラウール)
ベスト5アルバム(邦楽)
・King & Prince『Made in』・SixTONES『CITY』
・Snow Man『Snow Labo. S2』
・なにわ男子『1st Love』
・松任谷由実『ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~』
King & Prince「ツキヨミ/彩り」シングル・オブ・ザ・イヤー
King & Prince『ツキヨミ/彩り』が「シングル・オブ・ザ・イヤー」「ベスト5シングル」を受賞。シングル・オブ・ザ・イヤーはグループとして初の受賞。また、『Made in』が「ベスト5アルバム」(邦楽)、『King & Prince CONCERT TOUR 2021 ~Re:Sense~』が「ベスト3ミュージック・ビデオ」を受賞し計4冠を獲得した。【作品情報】
平野紫耀主演TBS系金曜ドラマ「クロサギ」主題歌となる「ツキヨミ」と、高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」)主演テレビ朝日系オシドラサタデー「ボーイフレンド降臨!」主題歌となる「彩り」のダブルAサイドシングル。「ツキヨミ」は夜の闇に潜む孤独を月が照らす、妖しい色気が漂うアップテンポなダンスナンバー。「彩り」は大切な人との思い出や伝えきれない「愛してる」を歌ったミディアムテンポのストレートなラブソング。カップリングには、それぞれの形態ごとに様々なジャンルの楽曲が収録される珠玉の1枚となっている。
ベスト5シングル
・King & Prince『ツキヨミ/彩り』・Snow Man『オレンジkiss』
・Snow Man『ブラザービート』
・乃木坂46『ここにはないもの』
・乃木坂46『好きというのはロックだぜ!』
Snow Man「Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania」ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦楽)
Snow Man『Snow Man LIVE TOUR 2021 Mania』が「ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦楽)」「ベスト3ミュージック・ビデオ」を受賞。ミュージック・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(邦楽)はグループ初の受賞。【受賞コメント】
この度は素晴らしい賞をいただき、いつも応援してくださるファンの皆様に対し報恩謝徳の思いです。受賞した作品は、一昨年に行われたSnow Manの記念すべき初めての全国ライブツアーを収録したものです。ライブとは我々アイドルにとってファンの皆様と直接お会いし感謝できる大切な場であり、お互いが一体となって創り上げる空間です。その様子を収録した本作品を、見てくださった方が「次は生のSnow Manのライブが観たい」という思いを膨らませてくださると嬉しいです。本当にありがとうございます。(阿部亮平)
Official髭男dism「ミックスナッツ」ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング(邦楽)
「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ストリーミング」(邦楽)は、Official髭男dismの『ミックスナッツ』が受賞。本作品は「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」も受賞したほか、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)、「ベスト3ソング・バイ・ダウンロード」も受賞し4冠を獲得した。また、Official髭男dismは『Subtitle』で「ベスト3ソング・バイ・ダウンロード」、「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」も受賞し、今回計6冠を獲得した。【受賞コメント】
たくさんの方々に自分たちの楽曲を聴いて頂けて嬉しい気持ちでいっぱいです。感謝の気持ちを胸に、これからも自分たちが良いと思う楽曲を作って良いライブを届けながら、バンドとして新しいチャレンジをし続けていこうと思います。本当にありがとうございました。
ベスト5ソング・バイ・ストリーミング
・Ado『新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)』・Ado『私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED)』
・Official髭男dism『Subtitle』
・Official髭男dism『ミックスナッツ』
・SEKAI NO OWARI『Habit』
Ado、特別賞
2022年に公開され大ヒットした映画「ONE PIECE FILM RED」に登場する歌姫・ウタの歌唱パートを担当し、大きな話題となったAdoが受賞。『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』は今回「アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞。さらに『新時代(ウタ from ONE PIECEFILM RED)』が「ベスト3ソング・バイ・ダウンロード」「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」、『私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED)』も「ベスト5ソング・バイ・ストリーミング」を受賞し、計5冠の快挙を達成した。【受賞コメント】
“特別賞”に選んでいただきありがとうございます。このような素晴らしい賞をいただけたこと、光栄に思います。Adoの歌をたくさんお聴きいただき、夢だったCDリリースやダウンロード、ストリーミングと様々な場所で反響をいただけて本当に嬉しく思います。リスナーの皆様をはじめ、関わってくださっている皆様に感謝を申し上げます。
桑田佳祐、特別賞
2022年にソロ活動35周年を迎え、ソロアーティスト史上初となる3度目の全国5大ドームツアーを開催するなど、ライブシーンにおいてひときわ大きな存在感を放った桑田佳祐が受賞。桑田佳祐ソロとしての受賞は、第22回日本ゴールドディスク大賞「ザ・ベスト10シングル」(邦楽)『明日晴れるかな』以来、15年ぶりとなった。【アーティスト情報】
1978年にサザンオールスターズのメンバーとしてデビュー。翌年発売した「いとしのエリー」の大ヒットをきっかけに、日本を代表するロックグループとして名実ともに評価を受ける。1987年に「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」でソロ活動をスタート。昨年ソロ活動35周年を迎え、ベストアルバム「いつも何処かで」をリリース。5大ドームを含む全国ツアーを開催し大きな話題を呼んだ。
松任谷由実、特別賞
2022年7月にデビュー50周年を迎えた松任谷由実が受賞。日本全国のファンと50周年を祝う究極のオールタイム・ベストアルバム『ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~』で「ベスト5アルバム」(邦楽)も受賞し、今回2冠を獲得。【受賞コメント】
CD形態の新しい価値とニーズを模索し、結果に結びつけられたこと。音質を大幅にアップデート出来たこと。何より、アウトソースや世代が移り変わっても人の心の機微は変わらないということを証明出来たのが、最上の歓びです。「ユーミン万歳!」に関わってくれた多くの方々、聴いてくださった全ての人々に感謝します。
吉田拓郎、特別賞
2022年6月にラスト・オリジナルアルバム『ah-面白かった』を発売した吉田拓郎が受賞。昨年、1970年のデビュー以来52年のアーティスト活動にピリオドをうったがその功績を称え、特別賞を授賞。初の日本ゴールドディスク大賞受賞である。【受賞コメント】
笑顔が困難な世界情勢は心が痛みますよね。音楽が少しでも人の心をやわらげる事ができれば…小さな応援を続けたいと思います。
「日本ゴールドディスク大賞」とは
「日本ゴールドディスク大賞」は、当協会が1987年に制定し、以来毎年当該年度のレコード産業の発展に大きく貢献したアーティストおよび作品を顕彰しているもの。本賞の選考基準は「CD、音楽ビデオ等の正味売上実績(総出荷数から返品数を差し引いたもの)と音楽配信の売上実績、ストリーミング再生実績」という客観的な指標に基づいている。「第37回日本ゴールドディスク大賞」は、当該年度(2022年1月1日~12月31日)の売上実績に基づき各賞を授与している。なお、ニュー・アーティスト賞のデビュー対象期間は2021年1月1日~2022年12月31日としている。
「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」は、対象期間中のCD、音楽ビデオ、音楽配信等の正味売上金額合計が最も多いアーティストに贈られる賞(邦楽、洋楽各1組)である。(modelpress編集部)
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