樋口日奈、乃木坂46の11年間は「辛い出来事の方が多かった」涙で語った本音と感謝<スピーチ全文>
2022.11.01 00:00
乃木坂46が10月31日、東京国際フォーラムにて「樋口日奈 卒業セレモニー」を開催。1期生としてグループを支えてきた樋口にとって、最後のステージとなった。スピーチでは、約11年間の活動について振り返った。<コメント全文>
樋口日奈、約11年間の活動を回顧
本編最後の楽曲の前には、樋口が加入からの約11年間を回顧。これまでについて「嬉しいことよりも辛い出来事の方が多かったはずなのに、今思ったら全部が、その全てが美しい思い出だった」と語り、メンバーや家族、友達、スタッフへ向けて改めて感謝を伝えた。また、応援し続けてくれたファンへ向けて「11年の間のどのタイミングをきっかけに私を知ってくれたのかなって、一人ひとりを思うと涙が止まらないです」と感極まった樋口は、この11年間の中でファンから進学や就職、結婚といった報告を受ける度に「一緒に年を重ねている気がしてすごく嬉しかった」と告白。最近知った人へ向けても「私を見ると笑顔になるよとか、元気をもらえるよとか、そういう言葉に今日までたくさん助けられた」と心からの感謝を明かした。
最後には「たくさんの人の人生に関われたこと。そして、たくさんの人に私の人生に関わってもらったこと、本当に本当に幸せに思います」と思いを伝え、今後についても「少しでも多くの人に元気や笑顔とかを与えられるような、そんなきっかけの一部になれるように強く生きていきたいなと思います」と笑顔を見せた樋口。
「強い気持ちを持って、強い意思を持って、この大好きな乃木坂46から旅立ちたい」と話し、「最後の曲は大好きなメンバーと一緒に、みんなと一緒に歌えたら嬉しいです。心を込めて歌います」という曲振りで、本編最後に乃木坂46の楽曲『きっかけ』を披露した。
以下、スピーチ全文。
樋口日奈スピーチ全文
続いてがですね、本当に最後の曲になるんですけども。卒業セレモニーをやらせていただくにあたって、改めて自分の乃木坂人生11年分を振り返ったんですけども、そのときに今まで嬉しいことよりも辛い出来事の方が多かったはずなのに、今思ったら全部が、その全てが美しい思い出だったなって思えている自分がいました。それはきっと、その時々で支えてくれるメンバーとか、友達とか、家族とか、スタッフさん。そして応援してくれるファンの皆さんの存在があったからだなって改めて思いました。今日こうして会場に来てくださっている皆さん、そして配信をご覧の皆さんは、11年の間のどのタイミングをきっかけに私を知ってくれたのかなって、一人ひとりを思うと涙が止まらないです。
イベントとかコメントとかで、今受験勉強中だよとか、進学したよとか、就活中だよとか、就職したよ、恋人ができたよとか。結婚したよ、子どもができてお父さんお母さんになったよって。そういうそのときの状況を、近況を皆さんから教えてもらったときに、一緒に年を重ねている気がしてすごく嬉しかったなって思いを思い出します。
あとは、最近私を知ったよって言ってくれて。私を見ると笑顔になるよとか、元気をもらえるよとか、そういう言葉に今日までたくさん助けられたなって改めて思いました。本当にありがとうございました。
そうやって乃木坂での活動を通して、たくさんの人の人生に関われたこと。そして、たくさんの人に私の人生に関わってもらったこと、本当に本当に幸せに思います。これからも少しでも多くの人に元気や笑顔とかを与えられるような、そんなきっかけの一部になれるように強く生きていきたいなと思います。
本当に今日まで携わってくれた皆さん、応援してくださった皆さんありがとうございました。最後は強い気持ちを持って、強い意思を持って、この大好きな乃木坂46から旅立ちたいなって思います。
最後の曲は大好きなメンバーと一緒に、みんなと一緒に歌えたら嬉しいです。心を込めて歌います。それでは聞いてください『きっかけ』。
樋口日奈、乃木坂46を卒業
樋口は1998年1月31日、東京都出身。愛称はひなちま。2011年8月21日、13歳で乃木坂46の1期生オーディションに合格した。会場には多くの観客が訪れたほか、オンライン配信も実施。本公演のセットリストや構成には樋口が携わり、冒頭のMCでは「今までの年表みたいなライブ。みんなと一緒に振り返れたらなと思います」と笑顔で伝えた。なお、4期生の早川聖来、掛橋沙耶香は欠席となった。
(modelpress編集部)
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