乃木坂46樋口日奈、11年間のアイドル人生に幕 グループへの思い語り涙&メンバー登場のサプライズも<セットリスト>
2022.11.01 00:00
乃木坂46が10月31日、東京国際フォーラムにて「樋口日奈 卒業セレモニー」を開催。1期生としてグループを支えてきた樋口にとって、最後のステージとなった。
樋口日奈、1期生としてグループ支える
樋口は1998年1月31日、東京都出身。愛称はひなちま。2011年8月21日、13歳で乃木坂46の1期生オーディションに合格した。会場には多くの観客が訪れたほか、オンライン配信も実施。本公演のセットリストや構成には樋口が携わり、オープニングでは「今までの年表みたいなライブ。みんなと一緒に振り返れたらなと思います」と笑顔で呼びかけた。なお、早川聖来、掛橋沙耶香は欠席。山下美月と清宮レイは、アンコールのみの参加となった。
樋口日奈、各期とパフォーマンス 和田まあやも登場
冒頭では、樋口がセンターを務めたアンダー楽曲『My rule』、1stシングル『ぐるぐるカーテン』のカップリング曲『左胸の勇気』を続けて披露。1期生から5期生までのメンバー全員でステージに立ち、センターの樋口への思いを乗せて歌を届けた。期別のブロックでは、樋口が5期生と『狼に口笛を』、4期生と『気づいたら片想い』、3期生と『思い出ファースト』、1期生・2期生と『やさしさとは』をパフォーマンス。
34人でCDデビューした1期生も、現在は樋口を含め4人。同時に卒業発表した和田は10月5日に卒業公演を開催しており、この日1期生は3人でステージに立っていたが、中盤には和田がファンにサプライズでステージに登場。樋口と互いに感謝を伝え合いながら、OGの1期生・白石麻衣と橋本奈々未によるユニット曲『孤独兄弟』を披露した。
樋口日奈、1曲のみセンターを務めない楽曲も
さらに、本公演では1曲のみ樋口がセンターを務めない楽曲も。それは、加入当初から樋口を“憧れの先輩”として挙げ続けてきてくれた3期生・阪口珠美がセンターを務めるアンダー曲『口ほどにもないKISS』で、アンダーメンバーによるブロックでは“阪口と今日一緒に歌いたかった大切な楽曲”として、涙を流す阪口をセンターに感動のパフォーマンスを行った。本編最後には、樋口が11年間の活動を振り返り「嬉しいことよりも辛い出来事の方が多かったはずなのに、今思ったら全部が、その全てが美しい思い出だった」と思いを涙ながらに吐露。メンバーやファンへの感謝を語り、最後には「強い気持ちを持って、強い意思を持って、この大好きな乃木坂46から旅立ちたい」と伝えた上で、メンバー全員で『きっかけ』を歌い上げた。
樋口日奈、紫色のドレス姿で登場
アンコールでは紫色のドレスを身にまとった樋口が「これからも皆さんのそばに、誰よりもいたいなと思います」という思いを込めて、『誰よりもそばにいたい』を1人で歌唱。続く『ロマンスのスタート』では本編には出演できなかった山下と清宮が駆けつけ、この日の出演者全員で多幸感溢れるパフォーマンスを展開していく。曲中には樋口へのサプライズとして、メンバー1人ひとりが似顔絵やメッセージを書き込んだみかんをプレゼントする一幕も。客席も樋口のメンバーカラーである紫とオレンジのペンライトで染め上げられた後、最後にはファンが「ひなちまありがとう」と書かれたボードをサプライズで掲げ、彼女の新たな旅立ちを祝福した。
なお終演後の止まない拍手に応え、ドレス姿の樋口が再びステージに登場。マイクを通さず感謝を伝えると、会場からは温かい拍手が起こっていた。
乃木坂46「樋口日奈 卒業セレモニー」セットリスト
影ナレ:秋元真夏、梅澤美波OVERTURE
1.My rule
<MC>
<VTR>
2.左胸の勇気
3.狼に口笛を
<MC>
4.やさしさとは
<MC>
<VTR>
5.気づいたら片想い
<MC>
6.あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
<MC>
7.シークレットグラフィティー
8.思い出ファースト
<MC>
9.インフルエンサー
10.シンクロニシティ
<VTR>
11.口ほどにもないKISS
<MC>
12.孤独兄弟
<MC>
13.きっかけ
EN1.誰よりそばにいたい
EN2.ロマンスのスタート
<MC>
EN3.乃木坂の詩
(modelpress編集部)
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