渋谷すばる、滝藤賢一主演映画「ひみつのなっちゃん。」主題歌に決定 新曲を書き下ろし
2022.09.14 07:00
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アーティストの渋谷すばるが、俳優の滝藤賢一が主演を務める映画『ひみつのなっちゃん。』(2023年1月13日公開)の主題歌を担当することが決定した。
滝藤賢一主演映画「ひみつのなっちゃん。」
本作は大切な友人なっちゃんの死をきっかけに集まった3人のドラァグクイーン、バージン(滝藤賢一)、モリリン(渡部秀)、ズブ子(前野朋哉)が、なっちゃんが“オネエ”であることを知らない母・恵子(松原智恵子)のため、ふつうのおじさんとしてお葬式に参列するまでの珍道中を、温かな笑いと素直な涙で彩るハートフル・コメディ。これが初監督・脚本作となる田中和次郎がメガホンをとり、完全オリジナル脚本で挑む、令和の日本で描くドラァグクイーンたちのロードムービーだ。
渋谷すばるが書き下ろした新曲「ないしょダンス」主題歌に決定
脚本・監督の田中とプロデューサーの中野剛からの希望を受け、本作の脚本を読み感銘した渋谷が新たに書き下ろした楽曲「ないしょダンス」。疾走感溢れるロックナンバーで、渋谷の力強くエモーショナルな歌声は、なっちゃんの“ひみつ”を守るため奮闘するクイーンたちが心の強さを見つけていく物語と見事シンクロし、“笑って泣けるロードムービー”をより一層盛り上げる楽曲となった。渋谷は「監督と話をさせて頂いたり、台本を読んだりして、曲をつくりました。楽しんで頂けると嬉しいです!」とコメント。
今後解禁される予告映像では楽曲の一部を聴くことができる。また、9月14日の福岡サンパレスホテル&ホール公演を皮切りに、全国7都市で開催される渋谷のライブツアー「渋谷すばる LIVE TOUR 2022 二歳と1328日」では、パワフルなライブパフォーマンスと共に本楽曲をいち早く体感できる。(modelpress編集部)
ストーリー
ある夏の夜、なっちゃんが死んだ。つまらない冗談を言っては「笑いなさいよ!」と一人でツッコミを入れていたなっちゃんは、新宿二丁目で食事処を営むママ。彼は愛する店で倒れていたところを、出勤した店子のモリリンに発見された。モリリンはなっちゃんと旧知のバージンに連絡をする。昔、バージンとなっちゃんは、共にある理由からドラァグクイーンを引退した仲。モリリンはそんなバージンだからこそ、なっちゃんの本名や実家の住所などを知っているものと思っていたのだ。ところが、病院に駆けつけたバージンもなっちゃんの素性は何も知らなかった。葬儀業者を相手にしどろもどろの2人は、とりあえずその場を立ち去り、ドラァグクイーン仲間でTVタレントになったズブ子を呼び出して作戦会議をする。3人はなんとかしてなっちゃんの素性を探ろうと奔走するが、そのときに気づいた重大な事実。なっちゃんは家族にはゲイということもドラァグクイーンをしていることも秘密。そして、なっちゃんの自宅には彼の素の生活が残っていること。彼らはあわててなっちゃんの自宅アパートに忍び込み、証拠隠滅を企てる。
ところがそのとき、なっちゃんの亡骸を引き取りに上京した彼の母・恵子が。慌てた3人は、ルームシェアをしているとウソをつき、その場をやり過ごそうとするが、上手に騙しすぎたせいで、恵子から故郷の岐阜県郡上市で行う葬儀に参列するよう誘われてしまう。誘いを断れず、なっちゃんとのお別れもしたい3人は、郡上八幡へ向かうことに……。
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