くれまぐ・フォーエイト48ら総勢19組クリエイターが夢の競演 音楽フェス「my HERO Festival 2022」開催<ライブレポ>
2022.08.31 17:14
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8月29日、30日にわたって、東京都・LINE CUBE SHIBUYAにて開催された「my HERO Festival 2022」。ここでは、総勢19組のクリエイターが出演した2日間のイベントの模様をレポートする。
「my HERO Festival 2022」開催
フォロワー数100万人越えのクリエイターに特化した雑誌「my HERO」が主催するこのイベントは、「画面を超えてリアルを体感しよう」をテーマに掲げたリアルライブフェス。くれいじーまぐねっと、山之内すず、エミリンをMCに迎え、タケヤキ翔、もーりーしゅーと、フォーエイト48など、ライブステージ・トークステージあわせ、総勢19組のクリエイターが、画面を飛び出し観客の前で熱いフェスを繰り広げた。
8月29日ライブレポート
人気クリエイターたちの夢の競演
スクリーンに映し出された映像とともに、1日目のMCを務めるくれいじーまぐねっとが登場。普段のYouTube動画での挨拶を披露し、客席からは「ホンモノだ!」と盛り上がりが。3人の軽快なトークとともに幕を上げた「my HERO Festival 2022」、そのバトンはライブステージへと渡されていく。虹色侍・ずま×生バンドの即興ソングに、客席からも驚きの拍手
ライブステージ、3番手を務めた虹色侍のずまは、特技である“5秒で作る”即興ソングを披露。客席からお題を募集し、生バンドとの息の合ったチームワークで3曲もの即興ソングを完成させた。お題を貰った瞬間、即座に「三味線の音を入れて~」などと曲の編成を行うバンドチームに驚く会場。ずま自身も「今ので出来るん!?」と衝撃を受けながら、即興ソングを歌いあげ、客席からは拍手が沸き起こった。
くれいじーまぐねっと・UraN「どこでバズるか分からない、可能性は無限大」
トークステージには、くれいじーまぐねっと、人気TikTokクリエイターである、かすこんねぅ、修一朗、わたげが登場。普段、TikTokを本業として活動している修一朗は「初めてのトークステージなので、炎上にだけは気をつけます」と笑い、その場をあたためた。TikTokの撮影秘話や、バズったキッカケなどのトークに花を咲かせつつ、結成5年を迎えたくれいじーまぐねっとのUraNは「どこでバズるか分からない、可能性は無限大で自分で夢を叶える時代になってきているから、興味があればやってみて欲しい」と、クリエイターの卵たちにエールを送った。
フォーエイト48が感じたライブの大切さ「一つひとつのステージを大切に」
1日目のトリを務めたのは人気男女グループ、フォーエイト48。メジャーデビュー曲である「ロミエット」と、新曲「TONIGHT!!」をパワフルなダンスパフォーマンスとともに披露し客席を盛り上げた。リーダーのこたつは「改めて、一つひとつのパフォーマンスを大切に披露していきたいと思った」と想いを語り、トリのステージパフォーマンスを大切に彩った。
くれいじーまぐねっと・エア、終演後コメントで真剣な表情 UraN「映像で残したい」
終演後にくれいじーまぐねっとのUraNは、「こういった音楽メインのイベントでのMCは初めてだったので、私たち自身楽しみながらステージに立たせていただいていました。もっともっとこういった機会が増えて欲しいです!」、浅見めいは「フェスを観るのが初めてで、このイベントをすごく楽しみにしていたので、(イベントが)終わってしまうのが少し寂しかったです。でも、本当に良い思い出ができました。ありがとうございました」とコメント。エアは「人生で一度もライブを観たことがなかったので、『こんな感じなのか!』と楽しい経験をすることができました。また、こういったイベントでMCが出来るように頑張っていきたいと思います」と真剣な面持ちで語ると、UraNが「映像で残したいくらい真剣な表情じゃん(笑)!」とツッコミを入れた。
フォーエイト48・こたつ、初フェス出演を回顧
フォーエイト48のこたつは、「僕たちフォーエイト48にとっては初めてのフェスで、こんな風にいろいろな方とひとつのものを作って盛り上げる経験が出来て、とても楽しかったです。一組一組が各々のステージを盛り上げて、バトンを渡していくような感覚も初めてでしたし、その一員としてフォーエイト48が参加できたことがものすごく幸せでした。本当にありがとうございました!」と初めてのフェスにかけた想いを語った。8月30日公演レポート
オープニングアクトと共にステージに現れたのは、2日目のMCを務める山之内とエミリン。観客のうちわに反応しながら、客席との一体感を作り上げ「推しにアピールしてくださいね!」とライブステージへバトンを繋いだ。もーりーしゅーと、初の生バンド演奏でパフォーマンス
生バンド演奏でのパフォーマンスが初だった、もーりーしゅーと。1曲目はCMソングにもなっている「ずっともっと」を披露し、爽やかなハモりで会場に夏を運んだ。2曲目に披露した「なんだかんだ」の曲紹介では、「真逆な僕らだけど、なんだかんだ一緒に居る、その仲の良さを伝えたい」と兄弟愛が垣間見える場面も。もーりーの「本当に僕ら真逆なんです!例えば好きな食べ物は…せーの!」に対して、2人して「ラーメン!」と息ピッタリに答え、会場が和やかな笑顔に包まれた。
アバンティーズ・リクヲ帰国後初の3人でのイベント
アメリカ留学から急遽帰国したリクヲも参加し、客席と一体になってライブを盛り上げたアバンティーズ。「中学2年生からYouTubeを始め、楽しみながらやっていたらいつの間にか仕事になっていた」とYouTubeの思い出を語り、「みんなも誰かのHEROになれるように頑張ってください!」と、熱いメッセージとともに人気曲「アバみ」を披露した。タイムマシーン3号が仲の良い掛け合い「いくら貰ってんだ!」
トークステージに登場した、お笑い芸人・タイムマシーン3号。「何でも太らせる特技」を披露した2人は、初対面の山之内とエミリンから「その漫才、TikTokでバズってますよね!」と報告を受け「あれバズってるの!?」と驚きを見せた。TikTokのアカウント開設から動画編集まで、すべてを山本浩司が行っていることを話すと、すかさず関太が「お前!いくら貰ってんだ!」と追及。「もらってねーよ!」と、仲の良い掛け合いを見せ、トークステージに笑顔の花を咲かせていた。
タケヤキ翔、未来のヒーローたちへ熱いメッセージ
大トリを務めたのはタケヤキ。大迫力のロックチューン「東京アップデート」「絶命ロック」「閲覧注意」の3曲を披露し、「YouTuberの音楽は認められないこともあるけれど、僕は歌が好きでずっとやってきて、その結果、アニメ(テレビアニメ『組長娘と世話係』)のオープニング曲に僕の曲が決まりました。諦めずに自分の好きなことを進んで極めれば、何かしらの形になると思う、最後まで負けずに自分を貫いてください!」と、熱いメッセージを語り「未来のヒーローたちへ」を熱唱。2日間にわたるフェスの最後を情熱的に飾った。MC・山之内すず&エミリン、イベントを振り返る「会場全体の一体感を感じました」
終演後、山之内は「MCの経験があまりなかったので、不安な部分もたくさんあったのですが、エミリンさんに助けていただきながら楽しく進行することができました。クリエイターの皆さんがステージに立つ度に、客席の皆さんのテンションが上がっているのが伝わってきましたし、そんな皆さんの表情を見ることができて私自身とても嬉しかったです。定期的に開催されるようなイベントになって欲しいと思います!」とコメント。エミリンは、「声が出せない中でのフェスイベントということで、最初は『どうなるのかな?』という心配もあったのですが、その分皆さんが、拍手やペンライト、うちわなどで応えてくださって、会場全体の一体感を感じました。その空間がすごく温かかったですし、声が出せない分、ボードやうちわでメッセージを伝えようとしてくれている姿に感激しました。温かいイベントをありがとうございました!」とイベントを振り返った。
タケヤキ翔、YouTube開始から10年…現在の思いとは
タケヤキはイベントを終えて、「生のフルバンドの演奏にのってボーカルとして歌うのが久々だったので、とても楽しかったです。僕自身、YouTubeを始めていつの間にか10年経ち、周りからは大御所のように扱っていただくことが増えてきたのですが、自分ではそんな風にはまったく思っていなくて(笑)。ただ、続けることで見える景色や出来るカタチが必ずあるので、皆さんも夢があるのなら諦めずに突き進んで欲しいと思います。今日は、そんな気持ちも込めてステージに立たせていただきました」と伝えた。もーりーしゅーと、初の生バンド演奏でのパフォーマンスに感動
また、もーりーは「『生バンドの演奏でパフォーマンスします』と聞いた時は、どんな風になるのか予想がつかなかったのですが、リハの段階で一発目からめちゃくちゃカッコよく演奏してくださって、最後の締め方も『こんな風にしたらどうですか?』と、バンドメンバーの方から提案いただき、カッコいいパフォーマンスを披露することができました。バンドメンバーの皆さんの『カッコいいものを作ろう』というパワーが伝わってきて、僕らも楽しかったです。今回、いろいろなジャンルのアーティスト、クリエイターさんを観て勉強したことを、自分たちの音楽活動にも活かしていきたいと思います!」と初の生バンドの演奏でのパフォーマンスに感動した様子。しゅーとは「生バンド演奏でのパフォーマンスは今まで経験したことのないものだったので、『こんなに迫力があるんだ!』と驚きましたし、何よりすごく楽しかったです。いつもと違う僕らのパフォーマンスをお届けできたんじゃないかと思います。対バンイベントだと、自分たち以外の方のパフォーマンスも観ることができるので、僕たち自身も一観客として刺激を受けることができました!」と振り返った。
なお、期間限定でアーカイブ配信中。詳細は公式HPにて公開されている。(modelpress編集部)
8月29日(月)セットリスト
MC:くれいじーまぐねっとLIVE STAGE
1.ヴァンゆん
M1. ラ・ラ・ランデヴー!
M2. すれ違いラバーズ
M3. ごちそうサマー!
2.財部亮治
M1. Kokomo
M2. KING OF POP
M3. シークレットラブ
M4. 大変良くできました
3.ずま(虹色侍)
M1. うっせぇわ/ Ado(カバー)
M2. 即興ソング
M3. 完全感覚Dreamer/ ONE OK ROCK(カバー)
TALK STAGE
くれいじーまぐねっと、かすこんねぅ、修一朗、わたげ
4.ASOBI同盟
M1. p.h.
M2. TikTokメドレー
M3. だるまさんが転んだ
5.堂村璃羽
M1. 生きる
M2. Ocean view
M3. 都合いい関係
6.少年T
M1. いつか君はそいつと別れるに決まっている
M2. フローリア
M3. 君の顔が好き
7. フォーエイト48
M1. ロミエット
M2. TONIGHT!!
8月30日(火)セットリスト
MC:山之内すず/エミリンLIVE STAGE
1.佐藤ノア
M1. LADYBUG
M2. AND NOPE
M3. SUGAR SPIRIT
M4. ONE ROOM LOVE
2. もーりーしゅーと
M1. ずっともっと
M2. なんだかんだ
3. アバンティーズ
M1. Violet Dancer
M2. 妄想
M3. We While Dog
M4. アバみ
TALK STAGE
山之内すず、エミリン、タイムマシーン3号
4. あたし
M1. 着信音
M2. うぉーしゃんだんす
M3. シロップ
5. タケヤキ翔
M1. 東京アップデート
M2. 絶命ロック
M3. 閲覧注意
M4. 未来のヒーローたちへ
ライター:満斗りょう
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