乃木坂46新内眞衣、涙で最初で最後のソロ曲歌唱 言葉詰まらせ語った“人生を変えた出会い”<スピーチ全文>
2022.02.11 00:00
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乃木坂46が10日、東京国際フォーラムにて「新内眞衣卒業セレモニー」を開催。2期生として同グループに加入し活躍してきた新内眞衣の最後のステージとなった。新内の最後のスピーチでは、人生を変えた出会いへの思いが詰まっていた。<スピーチ全文>
新内眞衣の人生を変えた出会い
2期生として2013年に加入し、OL兼任アイドル、そして「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週水曜25時~27時生放送)のメインMCとしてグループに大きな功績を残してきた新内が同日をもってグループを卒業。オンライン生配信も実施され、数多くのファンがその瞬間を見届けた。アンコールでは、新内のスピーチも。乃木坂46に加入する前のこと、そして乃木坂46に加入した後のこと、「オールナイトニッポン」のラジオパーソナリティとして活躍した日々を回顧。「本当に今思うと、中学生の時、大学生の時、自分で人生を変えたいと思ってよかったです。そして、何をきっかけに私のことを応援してくれたかわかりません。乃木坂46のメンバーとしては影響力はなかったけど、一歩踏み出せば、10年後、20年後には笑っていられる自分がいると思っています」と自身の体験をふまえ、「今日来ている皆さん、そして配信でご覧の皆さんも、この私の踏み出す勇気を受け取っていただいて、これからの人生に活かしていただけたら嬉しいなと思います」と最後まで他人を思う新内らしく、温かく呼びかけた。
そして「すごく練習したんですけど、やっぱり…ん~お歌は…ちょっと…頑張ります!」と、最初で最後のソロ曲「あなたからの卒業」を涙で歌唱した。
以下、新内のスピーチ全文。
新内眞衣、スピーチ全文
ここで最後にちょっと時間をいただいて、お話をしようかなと思います。私が初めて人生を変えたいなと思ったのは、中学3年生の時、15歳でした。当時は人間関係に悩んで、私が周りに受け入れられなかったことをすごくトラウマに思っていて、本当に毎日暗くて辛い日々を送っていました。でも1人で考えれば考えるほど、私には「やっぱり1人では生きていけない」という思いがあったので、受け入れられるように私自身が変わろうと決意しました。そこから高校、大学はそれなりに楽しい生活を送って、友だちも増え、楽しい青春時代を送らせていただきました。次に私が人生を変えようと思ったのは、大学3年生、20歳の時でした。当時は就職活動中で、たまたま見かけた乃木坂46のオーディションの募集要項を見て、なんでかわかりませんが、応募しました。その時は人生が変わるなんて思ってもいなかったけど、心の中では人生を変えたかったんだなと思います。乃木坂46に入ってから本当にたくさんの経験をさせていただきました。辛いこと、楽しいこと、悔しいこと、悲しいこと、本当にたくさんあったけど、今は全部思い出です。
そんな乃木坂46の生活をしていて、2016年にオールナイトニッポンが決まりました。パーソナリティという言葉の通り、ラジオのパーソナリティは、自分のことをお話して、エンターテインメントを届けるお仕事です。学生時代に受け入れてもらえなかった自分の性格を…全国ネットにお届けするのが最初はすごく怖くて、すごく不安でした。だけどリスナーの皆さんは、なぜかそんな私の性格を受け入れてくれて、1年、2年、3年、4年目には1部にも上がって、すごく自分のことを自分自身が受け入れられるようになりました。
本当に今思うと、中学生の時、大学生の時、自分で人生を変えたいと思ってよかったです。そして、何をきっかけに私のことを応援してくれたかわかりません。乃木坂46のメンバーとしては影響力はなかったけど、一歩踏み出せば、10年後、20年後には笑っていられる自分がいると思っています。なので、今日来ている皆さん、そして配信でご覧の皆さんも、この私の踏み出す勇気を受け取っていただいて、これからの人生に活かしていただけたら嬉しいなと思います。
こんなにそれっぽい話をしてきたんですけども、本当に乃木坂46での9年間は楽しくて、幸せで、本当に楽しかったです!1期生、2期生、3期生、4期生、卒業生、そして新たに5期生も加わります。全部含めて私は乃木坂46だと思いますし、これからもずっと大好きな存在です。今までお世話になった皆さん、そして応援してくれた皆さん、ラジオを聞いてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
んー!まとめ方がわからないですけど、気持ちが伝わってくれたら嬉しいなと思います。それでは最後に、私の最初で最後のソロ曲をお届けしようかなと思います。すごく練習したんですけど、やっぱり…ん~お歌は…ちょっと…頑張ります!温かく見守ってくれたら嬉しいです!
(modelpress編集部)
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