<紅白リハ3日目>まふまふ、米津玄師の名前が「ひたすら羨ましい」後悔明かす
2021.12.30 13:48
ネットを中心に活躍する歌い手のまふまふが30日、東京国際フォーラムにて「第72回 NHK紅白歌合戦」のリハーサルを行い、報道陣の取材に応じた。
まふまふ、過去の自分へ「その名前だけはやめておけ」
今回が初出場となり、カンザキイオリ feat. 初音ミクの「命に嫌われている。」を歌唱するまふまふは、自身も幼少期から家族と観ていたと振り返り「音楽を志すものからしたら夢の舞台」と感慨深げにコメント。「自分がインターネットの人間として、由緒正しい歌番組に出させていただくっていうのが、それが実現するくらい認めていただけるようになったんだよって証明になるのかな」と話し、「叶わなかった夢をインターネットを活用することで叶えていける世の中になると思っていて」と自身の考えを明かした。また、“まふまふ”という名前は「友達からなんとなくつけてもらったあだ名」だと言い、だんだんその名が広まり、今回の紅白出場も決定。過去の自分に「戻れるならその名前だけはやめておけ」と伝えたいことや「これだけは本当に後悔し続けています」と本音を漏らし、報道陣の笑いを誘った。
さらに「(活動開始後)3年ぐらい経ったぐらいで『この名前まずいか?』って思ったんですけど止まれなかったですね」と続け、「ひたすら羨ましいですね、米津(玄師)さんが。かっこよすぎませんか?」と米津の名前を羨む場面もあった。
まふまふ、今年の漢字は「蕾」
また両親からも、初出場の知らせを聞いて「何も思い残すことはないです」「こんな幸せな親孝行をしてくれてありがとう」と言われたそう。最後に今年を漢字一文字で表現するようリクエストされると「蕾」と答え、「去年と今年はちょっと世の中的にあれなんですけど、来年は無事花開くといいなぁみたいな」とコロナ禍からの復活を願った。
また個人的な意味として「まるで蕾のように家にこもってたんですけど、来年こそは外出するようにしたいなと」と加え、会場を和ませた。
まふまふ プロフィール
ネットシーンに現れた稀代のマルチクリエイター。動画投稿サイトやSNSにおいて、圧倒的人気を誇る。YouTubeチャンネル登録者数は328万人、Twitterのフォロワー数は202万人以上。歌唱、作詞、作曲、編曲、エンジニアリングまで行い、また様々なアーティストへの楽曲提供も行なっている。その類まれな才能と世界観は多岐にわたる評価を受けている。なお、肩書きは「何でも屋」である。
「第72回 NHK紅白歌合戦」テーマは「Colorful~カラフル~」
今年のテーマは「Colorful~カラフル~」。新型コロナウイルスの影響で彩りの欠けた日々を過ごす今だからこそ「2021年最後の夜は世の中を少しでも『カラフル』に彩りたい」という思い、そして「多様な価値観を認め合おう」という思いが込められている。司会は2年連続となる俳優の大泉洋、初の司会となる女優の川口春奈、同局の和久田麻由子アナウンサーが務める。「紅組司会」「白組司会」「総合司会」と分かれていた呼称が、今年は全員が「司会」に統一された。
会場はNHKホールが改装工事中のため、東京国際フォーラム ホールAで初開催。昨年はコロナ禍で初の無観客開催となったため、有観客は2年ぶりとなる。
放送は、2021年12月31日午後7時30分から午後11時45分(※ニュース中断あり)。NHK総合・BS4K・BS8K・ラジオ第1で生放送される。(modelpress編集部)
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