櫻坂46守屋茜&渡辺梨加、涙で6年間の思い語る「欅坂46、櫻坂46に入って本当に良かった」“青マリ”も復活<卒業セレモニースピーチ全文>
2021.12.11 00:00
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櫻坂46の初のアニバーサリーライブ「1st YEAR ANNIVERSARY LIVE」が、9日~10日に日本武道館にて開催された。10日の公演では、卒業を発表している守屋茜と渡辺梨加の卒業セレモニーが行われた。<記事内に守屋&渡辺スピーチ、菅井友香・上村莉菜・松田里奈・増本綺良コメント全文あり>
守屋茜&渡辺梨加、涙で思い語る
卒業を発表している守屋と渡辺にとって、今回のライブがラストライブに。ポニーテールヘアに、黒のドレスを着て登場した守屋は、会場を見渡すと涙。守屋とは対象的に、真っ白なドレスに花冠をつけて登場した渡辺も、堪えていた涙が溢れ出していた。そして、それぞれ6年間の思いをスピーチ。守屋は「この6年間で本当にたくさんの経験をさせてもらいました。ここにいなかったら知らなかった感情もいっぱいで、こんなに人生経験をできるなんで、幸せなアイドル人生でした。もちろん決して良いことだらけだったわけではありません。自分だけではどうしようもできないことで悩むこともありました」と6年間の思いを告白。「その時は辛かったことも、そういう経験があったからこそ強くなれたこともたくさんあって、糧になっていきました。だから起こることにすべてのことに意味があり、人を成長させてくれるんだと思います。今となっては本当に感謝しています」と感謝した。
渡辺も6年間の思い出を振り返り。「この6年間、欅坂46、櫻坂46で、私はたくさんの愛をもらって、たくさんの素敵な思い出を作って、少しは成長できたかなと思います」とし、「卒業してもグループの一員でいられたことを誇りに、これからもしっかり前を向いて、自分らしく楽しくのんびり進んでいけたらと思います。6年間グループの皆と過ごしてきてすごく楽しかったし、欅坂46、櫻坂46に入って本当に良かったなって、心からそう思います」と心からの思いを明かした。
守屋茜&渡辺梨加、卒業セレモニーで「青マリ」復活
アンコールでは、欅坂46グループ内ユニットでも人気が高かった、2人が所属するユニット「青空とMARRY」(菅井友香、守屋、渡辺、渡邉理佐※現在は卒業しているが志田愛佳もユニットメンバー)の楽曲を、櫻坂46改名後初披露。サイリウムで青空になった会場で、「ここにない足跡」は2017年以来、「青空が違う」は2020年以来の披露となった。そして最後の「櫻坂の詩」では、守屋と渡辺にサプライズ。1人ずつ花を渡し、涙で抱擁していた。
なお、守屋と渡辺のグループとしての活動は、12月19日のミート&グリート(オンライントーク会)が最後になる予定。今後の活動に関しては、2人とも未定となっている。
以下、守屋&渡辺スピーチ、菅井、上村、松田、増本のコメント全文。
守屋茜スピーチ全文
今まで支えてくださった皆様へ。2015年、欅坂46に加入し、2021年、櫻坂46を卒業します。この6年間で本当にたくさんの経験をさせてもらいました。ここにいなかったら知らなかった感情もいっぱいで、こんなに人生経験をできるなんで、幸せなアイドル人生でした。もちろん決して良いことだらけだったわけではありません。自分だけではどうしようもできないことで悩むこともありました。けど、その時は辛かったことも、そういう経験があったからこそ強くなれたこともたくさんあって、私の糧になっていきました。だから起こることにすべてのことに意味があり、人を成長させてくれるんだと思います。今となっては本当に感謝しています。最初の頃は、私って何なんだろうと、どういう人間なのかわからなかったけど、そんな自分の活動を支えてくださる方のおかげで、少しだけ自分らしさというものを見つけられました。欅坂と櫻坂を愛してくださった皆様が、ずっと近くで見守ってくれたから乗り越えられたことがたくさんあります。そんな素敵なファンの皆さんと、本当はもっとたくさんの素晴らしい景色を一緒に見たかったし、叶えたい夢もたくさんありました。けど、自分の性格はアイドルには向いていないと感じていて、何にでも正直で、嘘がつけませんでした。もっともっと賢く立ち回ることができたなら…と…。私の力不足のせいでこの決断をしてしまったこと、ごめんなさい。
けれど、いつ最後になっても後悔しないように、1つ1つのお仕事にすべて真剣に向き合ってきました。私がここにいてできることはやり切ったと心から思います。だから後悔はありません。新たな道で、焦らずゆっくり、ちゃんと夢を叶えていけたらと思います。
そして最後に、これまで一緒に駆け上ってきた仲間でもあり、時にライバルで、お互いに気持ちを分かり合える唯一の存在である大好きなメンバー。私たちのことを常に考えてくださり、一生懸命にサポートして輝きを与えてくださったファンの皆様、関わってきてくださったすべての方に感謝を伝えたいです。皆さんがいたから今の私がいます。今まで本当にありがとうございました。大好きだったこの場所から私は離れてしまいますが、皆さんとずっと心で繋がっています。そして、皆さんと会える日が来ることを願って私も頑張ります。これからも応援よろしくお願いします。守屋茜。
渡辺梨加スピーチ全文
本日来てくださった…本日来てくださった皆さん、配信をご覧になっている皆さん、いつもありがとうございます。私はあまり自分の気持ちを言葉にすることが得意ではなくて、でもやっぱり最後なのでしっかり皆さんに気持ちを伝えられるようにお手紙を書いてきました。いつも応援してくださる皆さんへ。20歳で欅坂46に入って6年が経ちました。入ったばかりの頃は何もかもが初めてのことで、毎日が新鮮で、分からないことだらけだったけど、皆で支え合いながら過ごしてきてあっという間に毎日が過ぎていきました。ミュージックビデオ撮影では、皆で寝転んで星を見たり、プールに服を着たまま踊ったり、ツアーでいろんなところに行って皆で美味しいご飯を食べたり、数え切れないけど、メンバーの皆とくだらないことをして笑った日々が大好きでした。何気ない日常がすごく楽しかったなと思います。
でも楽しいことばかりじゃなくて、苦手なダンスや思うように活動できなかった時期など、辛いことも悔しいことも悲しいこともたくさんありました。でもそんな時、私の周りには大好きなメンバーがいて、いつも温かく見守ってくださるファンの方がいて、たくさん支えてくれるスタッフの皆さんがいて…皆さんがいてくれたから私はここまで頑張れました。今日のライブの本番中も、皆の顔を見たら楽しい思い出がたくさん蘇ってきて、この時間がずっと続けば良いのになって思いました。
この6年間、欅坂46、櫻坂46で、私はたくさんの愛をもらって、たくさんの素敵な思い出を作って、少しは成長できたかなと思います。卒業してもグループの一員でいられたことを誇りに、これからもしっかり前を向いて、自分らしく楽しくのんびり進んでいけたらと思います。6年間グループの皆と過ごしてきてすごく楽しかったし、欅坂46、櫻坂46に入って本当に良かったなって、心からそう思います。今まで応援してくだった皆さん、本当にありがとうございました。渡辺梨加。
菅井友香スピーチ全文
この2人は本当にたくさんのものをグループに残してくれました。いろんな乗り越えてきたものとか、経験が必ずこれからの2人の人生、背中を押してくれると思うし、自信を持ってこれからたくさんやりたいことをいっぱいやって、笑って欲しいなと私も思っています。そして、2人に本当にたくさんの感謝を伝えたいなと思います。ありがとう。そして、2人はこれから新しい道に進みますが、櫻坂46も昨日1年を迎えました。正直1年前は、1年後どうなっているかなってわからなかったし、でもこうして皆の笑顔が増えた1年ですごく良かったなと思っています。私たち、楽しいことばかりではなくて、現実とかとも戦った1年でもありました。メンバーそれぞれがいろんな葛藤を抱えていたし、不安もありました。でも今日ここに立てるのは、サポートしてくださる皆さん、Buddiesの皆さんのおかげです。
Buddiesの皆様に、1年前の選択を間違っていなかったと思ってもらえるために、私たちは目の前の道を信じて歩み続けるしかなくて。でもこうやって精一杯皆で歩んでいくうちに、この1年、櫻坂というものが本当にかけがえのない大切なものになりました。これからもっともっとその愛をたくさんの方々に返していきたいし、もっと大きな櫻を咲かせていきたいです。今までの謙虚、優しさ、絆も忘れず、誇り高く、美しく咲き誇れる、そんなグループを目指して、一丸となってこれからも歩み続けます。そんな私たちにこれからもぜひついてきてください。2年目もよろしくお願いします!
上村莉菜コメント全文
2人のお手紙にもあったように、本当に欅坂1期生として、2人とは6年半衣食住をともにしてきて、本当に辛いことも一緒に乗り越えてきて…。初めてだから何もわからなくて辛いこともいっぱいあったけど、2人との思い出を思い返すと、楽屋でたくさん笑っていたなと思います。今こうして、ライブで2人の卒業セレモニーをすることができて、本当に良かったと思うし、このきれいなドレス姿を見られて本当に嬉しいなと思います。欅坂で私が1番好きな『青空とMARRY』が最後に見られて本当に嬉しかったなと思います。これから先2人は、今までたくさんの人に愛されてきたから、これからも絶対に幸せに過ごしていけると思うので、これからも元気に過ごして欲しいなと思います。6年半ありがとうございました!
松田里奈コメント全文
お2人にはすごい素敵な人間性がある部分をすごい感じていて、守屋さんは、自分の生き方というか信念を持って生きている姿、歩んでいる姿がすごくかっこよくて、私もそういう熱くて、自分の信念を持った人になりたいなってすごい思うし、梨加さんだったら本当にすごい純粋できれいな心を持っていて、なかなかそういう人柄ってなれるものじゃないと思うんですけど、そういう素敵な一面のお2人を見ると、私もそういう人になりたいなってよく思っていて。この卒業をするということは、ずっと1年以上前から考えていたというのを聞いていて、やっぱりすごい悩んで決断されたと思うので、2人が心に決めたことや進む道を私はこれからも応援したいなと思うので。一緒に欅坂46から約3年間、櫻坂46としても活動できたことがすごく嬉しかったので、この思い出をしっかりと胸に残してこれからのお2人を応援したいなと思います。本当にありがとうございました!
増本綺良コメント全文
増本「そうですね…ん゛…!お2人には本当にたくさんの愛をいただいていて、少しずつ恩返ししたいと思っていたけど、時間が全然足りなくて…。梨加さんは本当にそばにいるだけで良くて、それだけで本当にたくさんのぬくもりをもらったし、私のくだらない話にも一生懸命聞いてくれて、目が合うとすごい笑ってくれる、そんな梨加さんに癒やされながら過ごす日常がもう送れないと思うと、心に穴が空いた気持ちになります。行動とか人柄とか、誰からも愛される素敵な梨加さんのことを、私も誰にも負けないくらい本当に大好きでした。茜さん…気づけば茜さんの近くにくっついているのが当たり前になっていて、これから茜さんのいない毎日を過ごすのが全然想像つかないです。全然覚悟ができないままこの日を迎えてしまって、どうしたらいいかわからないくらい寂しいです。1年くらいの思い出を振り返ると全部茜さんがいて、茜さんの思い出にも私がいたら嬉しいし、絶対に忘れないで欲しいです。正直で、ちょっと不器用で、ツンデレで、素直じゃなくて、私への扱いが雑ですけど、そんな茜さんも全部可愛くて、愛おしくて、本当に大切な存在でした。お2人と離れるのは本当に寂しいです。でもお別れは…お別れは今日やってきても、1年後だったとしても寂しいものに変わりはないので、今の別れの辛さより、出会えたことへの感謝に目を向けて、今はお2人の未来を思いっきり応援したいと思います。たくさんの素敵なことをこのグループに残してくれて、いつも笑顔を振りまくお2人のことが本当に大好きでした。今まで本当にありがとうございました!
櫻坂46、1周年アニバーサリーライブ
櫻坂46は、秋元康総合プロデュースの女性アイドルグループで、AKB48の公式ライバルである乃木坂46の姉妹グループとして、2015年8月に「欅坂46」のグループ名で結成。2020年10月14日に、「欅坂46」から「櫻坂46」に改名した。再出発を果たしてから1年、初となるアニバーサリーライブは、新型コロナウイルス感染対策が行われた上で有観客で実施。10日の公演は配信でも行われ、多くのBuddies(※櫻坂46ファンの愛称)が櫻坂46のアニバーサリーを祝福した。(modelpress編集部)
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