<CUBERSインタビュー>“それなー”で話題の末吉9太郎、メンバーが秘密を暴露「鬼やばい」
2020.03.06 19:30
デビュー曲の作詞作曲を音楽プロデューサーつんく♂が担当したことで話題となった、5人組ボーイズユニット・CUBERS(キューバーズ)。メンバーそれぞれが舞台やSNSで人気を博し、末吉9太郎は“アイドルオタクあるある動画”でブレイク中。今回は5人でのインタビューの他、末吉9太郎のソロインタビューの2本立てでCUBERSの魅力に迫る。
目次
あっという間のデビュー1年目
― 昨年の5月にデビューし、もうすぐでデビュー1周年を迎えます。デビューしてからの1年はいかがでしたか?綾介:本当に色々なことを経験させていただいた年になりました。東名阪ツアーをしたり渋谷のスクランブル交差点に大きな看板が出たりと。すごい濃い1年だったんですけど、濃すぎて一瞬に感じます。もう2020年なのかって感じで。
春斗:本当にあっという間だったよね。
9太郎:5月8日のメジャーデビュー日につんく♂さんとお会いしたんですけど、それは3年くらい前に感じるんです。体感はあっという間だけど、振り返ると遠く感じるというか。
優:デビューしてから色んなことあったからね。
― メジャーデビューしてから個々の活動にも変化はありましたか?
綾介:僕の場合はメジャーデビューしてから初舞台を経験しました。この1年で2回舞台やらせていただき、CUBERSでの活動とは違った経験を積むことができました。ただ2回目の舞台の時は東名阪ツアーとちょうど時期がかぶっていて結構大変ではありましたね。僕以外もその時期はみんな舞台活動してて、9太郎もソロ活動が沢山あったりみんな大変でしたね。
春斗:僕も昨年初めてメインキャストとして舞台に出させていただいて、CUBERSの活動にも通ずる経験が出来ました。TAKAは前々から舞台をやっていたんですけど、特に大変だったんじゃないかな。
TAKA:今までにないくらい大変な時期はありましたね。夏頃だと思うんですけど、舞台公演とCUBERSのMV撮影やライブ、さらに「スカッとジャパン」の収録もかぶっていたんです。舞台が終わってもすぐにドラマの撮影になって、その時期は心が折れそうになるくらい大変でした。しかもドラマは12話を一気に撮影するスタンスで…。でもCUBERSをやっていく上で乗り越えなきゃいけない壁だと思ったし、乗り越えられた時はすごく達成感がありました。ありがたいことに色んなお仕事をさせていただいて、成長できた年になりました。
― 色んなことを同時にしていると、何をしているのか分からなくなりそうですね。
TAKA:なんか一周回って、分かりすぎて逆にパンクしそうになるというか。
春斗:分かりすぎてパンクってどうゆうこと(笑)?
綾介:本人しかわからない感覚?
TAKA:頭の中に全部入ってきて、一緒に全部イメージしているというか。出演したドラマは1クールを5日間で撮影しなきゃいけなくて、結構ハードな現場もあって。体力的にもそうですけど、精神的な疲れもありました。
9太郎:昨年の9月に開催した「ONIGAWARA ISLAND~鬼ヶ島リゾート2マンツアー2019~」の時は、TAKAがすごく疲れてたからそっとしておきました。
TAKA:あ~。あったね。あの時は本当に申し訳なかったな…。
春斗:そうなの?ごめん、気付かなかった。
全員:(笑)!
TAKA:でも逆にそれがありがたかった部分もあったよ。変に気を使われるよりは、春斗くんらしくて。みんな忙しいって察しってくれるし、優しいですね。
― 優さんもCMや舞台をされていましたが、パンクしそうになるような時期もありましたか?
優:僕はそんなにCUBERSとソロの活動がかぶっていなかったので大丈夫でした。デビュー曲の「メジャーボーイ」をリリースするタイミングで舞台の稽古があったくらいで。TAKAはメジャーデビュー前からCUBERSと舞台を並行してやっていたので、こんな大変な感じなのかってメンバーのことがわかったりもしました。
TAKA:優の初舞台を観劇したんですけど、すごく感動したんです。年下なのもあって、優が演技している姿を見たら「立派になったなー」って親心みたいな感じが芽生えて(笑)。
全員:(笑)。
TAKA:結構メンバーの舞台は観劇しにいくし、僕の舞台にも観劇しにきてくれます。9太郎なんて、グッズも買ってくれるんです。
9太郎:そう。生写真とか(笑)。
― (笑)。そんな9太郎さんはSNSでバズりまくっていますね。
9太郎:嬉しい。
春斗:嬉しいの使い方合ってる(笑)?
9太郎:でも僕はまだ全然忙しくないんです。
TAKA:いやスケジュール知ってるけど、絶対忙しいと思う。9太郎は僕らがわからないような忙しさだと思うんです。
9太郎:「寝る時間も無いほど忙しい」というのに憧れていて、僕は寝る時間があるからまだまだです。もっとお仕事ください!
3rdシングルは「恋をしたくなるような楽曲」
― 3月4日には3rdシングル「WOW」がリリースされます。こちらはどんな楽曲になっていますか?
9太郎:女性目線の歌詞になっているんですけど、CUBERSでは初めてなんです。衣装もピンクで、MVもピンクだらけ。春にぴったりで、恋をしたくなるような楽曲になっています。
綾介:MV撮影はずっと踊ってしましたね。
9太郎:今回かなり照明も良かったよね!
優:確かにそうかも。
9太郎:照明が良いとすごく顔が盛れるんです。リップシーンのソロを撮影したんですけど、撮影した映像を観せてもらったら優勝ものでした。
TAKA:今回は9太郎も盛れてたよね。
9太郎:毎回だから!
― (笑)。ソロのリップシーンは注目して観てみます!今回は女性目線ということですが、注目して聴いて欲しいポイントはありますか?
TAKA:個人的にはDメロの「サプライズも ヒロインにも~」というとパートから、伝えたい想いがギュッと詰まっていて好きです。曲調もこのDメロで変わるんですけど、メンバーの気持ちも込もっているように感じます。そのパートは注目して聴いてほしいです。
9太郎:女性目線ですけど、僕は結構共感できますね。「彼方の恋に落ちちゃって」という部分は憧れます。はるか遠くの方まで落ちちゃって、戻ってこれないような恋をしたいですね。
綾介:もちろん女性目線の歌詞なんですけど、色んなことに置き換えられると思うんです。男性も女性も、励まされるような歌詞になっていると思います。
― パフォーマンスをした手応えはいかがでしかた?
TAKA:めちゃくちゃ盛り上がりました。
綾介:サビの振り付けは、キャッチーだけど簡単にできるので、お客さんと一緒に盛り上がれる楽曲になっています。
9太郎:ファンの方はすぐに覚えてくれるので、初めて来てくれた方も1サビは踊れなくても、2サビからは踊れるようになっていて。
綾介:CUBERSはノれる楽曲が多いので、ライブは楽しんでもらえると思います。カップリングの「Sweet Beat」は僕が振り付けを担当したんですけど、大人セクシーな楽曲なのでそれに合わせたダンスにしました。「WOW」とはまた違った楽曲になっているので、いろんな面を知ってもらえるシングルになっています。
末吉9太郎はお酒を飲むと「鬼やばい」?
― 東名阪ツアーなどお忙しい1年でしたが、オフにメンバーで集まることも?TAKA:東名阪ツアーが終わってからすぐに国際フォーラムでのライブが決まったんです。だからツアーが終わった後は、もう「次どうしよっか」という感じになってました。5人で集まってもお仕事の話になっちゃうんですよね。
綾介:そうだね。
9太郎:ふざける時もあるけどね。「今後のことについて集まろう」ってなった時はお仕事の話をしますね。昨日も事務所の会議室に5人で集まって真面目な話をしていました。逆にそういう時しか真面目は話はしないよね。
春斗:確かにそうかも。
9太郎:「遊ぼう」って集まることはなくて、5人で集まった時は常に春斗くんをいじって遊んでます。
綾介:結構オフがバラバラだったりもするしね。
9太郎:僕は優に「新しくできたテーマパークに行こう」って誘ってるんですけど、全然乗り気じゃないんです。優も行きたいんだよね?
優:行きたい。
9太郎:じゃあ行こうよ。
優:好きなテーマパークに変なエッセンスを入れないで欲しい。
全員:(笑)。
9太郎:僕だって、キャラクターとしていそうじゃない?
優:“どこに行くか”じゃなくて、“誰と行くか”だから。
全員:(笑)!
― ライブ終わりはメンバー皆さんで打ち上げなども?
綾介:スタッフさんみんなで打ち上げに行きました。
春斗:お酒も飲んだりして。優は日本酒大好きって言ってたよね。
TAKA:飲むと陽気になってしゃべるようになるしね。何言ってるかわからないけど。
9太郎:TAKAは飲んでもちゃんとしてるから、お酒強い気がする。ヘラヘラしないよね。
― お酒を飲んで豹変するような方はいないんですね。
優:9太郎変わらない?
TAKA:変な変わり方するよね。
春斗:逆に暗くなる。
TAKA:温泉の時やばかったよね(笑)?すごい変なテンションで。
9太郎:あれね…。お酒を飲むとしゃべりたくなくなるんです。基本黙るんですけど、逆にテンション上がることもあって。この間DVDの収録(※「CUBERS MAJOR DEBUT YEAR PREMIUM BOX」のDVD収録)で温泉に行ったんですけど、その時はすごいテンションが上がったんです。カメラが回っているとテンション上がるのかも。
TAKA:相当やばかったですね(笑)。あれを自分で観てどう思った?
9太郎:鬼やばいから。
全員:(笑)。
9太郎:できることなら、あのDVDは観ないでほしいです。
デビュー2年目は「良い意味での裏切りもある」
― 5月には国際フォーラムでのワンマンも発表されました。どのようなライブにしていきたいですか?綾介:CUBERSとしては最大のキャパなので、まずは全ての席を埋めたいと思っています。もちろんそれがゴールでは無いので、どういうことをやるのかをこれから詰めて、100%楽しんでもらえるライブにしたいです。
TAKA:今までやっていないことをやるというか。やりたかったことをやるライブになると思います。ライブの全てにおいて、新しいチャレンジをしていきたいなと。
9太郎:やりたかったことがやっと実現するような感じだよね。昨日TAKAは衣装の打ち合わせをしていて。
TAKA:スタッフさんと相談して、「こういうのはどうだろう」と提案もさせていただきました。メンバーの意見が反映されていたり、グループとして目指していた魅せ方ができるライブになるんじゃないかと思います。良い意味で「これはCUBERSなのか」と感じてもらえるかなと。間違いなくもう一回観たいと思ってもらえるはずです。
9太郎:1日だけじゃもったいないよね。
TAKA:そうだよね。だからこそ一瞬一瞬を見逃さないようにしてほしいです。
綾介:同じライブは二度とないので、ぜひ観に来て一緒に楽しんでほしいです。
― ありがとうございます。5月からはデビュー2年目となりますが、どのような年にしていきたいですか?
TAKA:CUBERSのコンセプトは枠から飛び出していくことなので、2年目からはさらに色んなことに挑戦していきたいと思っています。僕らもどうなるか分からないんですけど、良い意味での裏切りもあるかもしれないですね。それを楽しみにしていただきたいです。
綾介:さらに突き進んでいきたいです!
TAKA:そうだね。1年目はとにかくがむしゃらに、僕らを知ってもらうことが重要でした。2年目は今まで培ってきた経験を活かして、さらに一皮むけたCUBERSを見せて突き進んでいきたいと思います。
― ありがとうございました。
末吉9太郎ソロインタビュー
― 今回は「それなー」の代名詞にもなっている末吉9太郎さんのソロインタビューもさせていただければと思います。よろしくお願いします。9太郎:よろしくお願いします!すごく嬉しいです。
― まずはそもそものお話なのですが、“アイドルオタクあるある動画”を撮影しようと思ったきっかけを教えて頂けますか?
9太郎:いつかバズりたいなと思い、2018年の10月から動画をずっとアップしているんです。最初の頃は「ビーフジャーキーをひたすら食べる」みたいな動画をアップしていて。もちろんバズることもなく、それでも動画は毎日アップしていました。でも2019年の8月頃に「今日アップする動画がない!」ってなっちゃったんです。ネタがないから、ある特典会の列に並んでいるオタクの方の真似をした動画をアップしたんですよ。そしたらたくさんの方が観てくれて。翌日から味を締めて“アイドルオタクあるある動画”をアップするようになりました。
― 「まさかバズるだろう」とも思っていなかったんですね。
9太郎:そうですね。バズったと知った時はすごい驚きました。こんなに見てくれるんだって。「いいね」の数も10万くらいいって、今までとは桁が全然違うんです。自分のアカウントだけど「人気者のTwitterだなー」って(笑)。
― 思いもよらぬものがバズるものなんですね。
9太郎:そうだと思います。ただビーフジャーキーじゃバズらないですね(笑)。
― (笑)。やっぱりバズった時は嬉しかったですか?
9太郎:もちろん嬉しかったんですけど、「これを続けていかないと」という気持ちもありました。いつ飽きられるかわからないし、ネタもずっと出していけるかという不安もあります。
― 末吉9太郎さんが演じている「よしえちゃん」にモデルはいるんですか?
9太郎:最初は特典会に並んでいる方でしたけど、今は色んな方がモデルになっています。僕自信も小さい頃からアイドルオタクで、「よしえ」と感覚は一緒だと思っていて。だからお客さんとして来てくれているファンの方の気持ちもわかるんです。CUBERSのライブで他のメンバーに湧いてるファンの姿を観ると「わかるー!」ってなるし。
― そうなんですね。ネタが尽きそうになったことも?
9太郎:ネタが浮かぶかどうかって、結構体調によるんですよね。体調が良いとネタもポンポン出てくるんですけど、全然出てこない日もあるので、相談することもあります。あと、ファンの方がInstagramで報告してくれることもあるんです。「今日推しが脱退したけど、理由は発表されず。おそらく女性関係」「同じ推しファンの方にマウント取られました」とか。だからそれをネタにしたりもしますね。
― 撮影の際はアドリブが多いんですか?
9太郎:そうですね。細かく台本は作らずに、撮りながらアドリブで演じています。テンポとか間をチェックして、撮り直して、またチェックしてって感じです。でも結局最初に撮ったやつが一番良かったりもするんですけど。
― 動画ももちろんですが、テロップもすごく面白くて。
9太郎:本当ですか!ありがとうございます。月額払ってるアプリでテロップ入れてます(笑)。息づかいとかもテロップで入れているんですけど、撮影している時はテロップは全く意識していないんです。後から動画を見て「なんて言ってるんだろう」ってテロップを入れてます。
― テロップを入れようと思ったきっかけはあったんですか?
9太郎:TikTokで有名な方と共演したことがあったんです。当時TikTokは700人くらいしかフォロワーがいなくて、フォロワーが少ないことを相談したら「文字とか入れてみたらどうですか?」ってアドバイスをくださって。そしたらジワジワ人気が出て、「テロップ面白い」って言ってくれる方が増えてきました。
― 末吉9太郎さんがSNSで一番気を付けていることはなんですか?
9太郎:やっぱり毎日投稿ですね。絶対毎日タイムラインにいるようにしています。投稿時間とかも意識していますが、毎日目に止めてもらうことが大切かなって。僕は1日も投稿しなかったら、忘れられるんじゃないかと怖くて。ただ今は日常の一部になっているから、動画アップが辛いみたいなものは無いんです。
― バズってから周りの反応も変わってきましたか?
9太郎:「よしえだ!」とか「それなの人だ!」とか言われます。DMで中学生の子が真剣に「同じクラスの子が9太郎くんはアイドルだと言い張っています。9太郎くんはアイドルじゃないですよね?芸人ですよね?」って質問されたこともありました(笑)。ふざけているわけではなく本気で。
― それはショックですね(笑)。
9太郎:でも、知ってくれたことが嬉しいですね。そこからアイドルの姿も知ってもらえればと思います。
― そして今回のシングルではソロ曲「顔面国宝!それなー」の歌詞も担当されているんですよね。
9太郎:今まで使ってきた色んな言葉を詰め込みました!僕が書いた歌詞を作曲のひろせひろせ(フレンズ)さんに送ったら、まるまる歌詞を活かした楽曲にしてくださったんです。
― そうなんですね。作詞は特に苦労せず?
9太郎:そうですね。苦労はしなかったかな。でも一番大変だったのはタイトルの部分で、大人たちが何人も集まり「顔面国宝の後の“!”はいるのか」とか「それなの後の“ー”はいるのか」というのを真剣に話し合っていました(笑)。
― 考え抜いたタイトルなんですね(笑)。今後挑戦したいことや、目標などはありますか?
9太郎:バズってから向上心が止まらなくて、今はランウェイを歩いてみたいんです!それとスタイルブックも出したくて(笑)。今までは思ってもいなかったことが目標になってきています。今後は色んなことに挑戦していきたいと思います!
― 楽しみにしています。ありがとうございました。
(modelpress編集部)[PR]提供元:キングレコード株式会社
CUBERS(キューバーズ)プロフィール
2015年7月ユニット結成。 同年4月~7月まで仮名称"只今、研修中です。男子"としてプレ始動。翌日、お披露目ライブ “Fanfare”にて正式ユニット名をCUBERSと明かす。2015年10月7日「SHY」でインディーズデビュー後、各方面から高い楽曲性が支持される。2019年5月、つんく♂提供楽曲によりキングレコードからメジャーデビューを果たす。メンバーのTAKAは2.5次元俳優としても活躍しており、2.5次元ダンスライブ「ツキステ。」ではリーダー役を務めている。また、末吉9太郎は“アイドルオタクアイドル”としてSNSで「アイドルオタクあるある動画」が反響を呼び、注目を集めている。他メンバーもそれぞれの個性を生かし多方面で活動を行っている。
3rdシングル「WOW」
【初回限定盤】CD+DVD【通常盤】CD Only
【末吉9太郎盤】CD+ボーナストラック
<CD>
1.WOW
2.Sweet Beat
3.顔面国宝!それなー/末吉9太郎
<ボーナス・トラック>
4.それなの歌/末吉9太郎
5.全力それな/末吉9太郎
6.爽快パンチ(Short ver.)/爽快パンチングライン(歌:末吉9太郎)
※それぞれ15秒程度の楽曲となります。
<DVD>
・「WOW」Music Video
・「WOW」Music Videoメイキング映像
・いいね♥️キャンプ生活MVP賞 末吉9太郎バンジージャンプ特典映像
発売日:2020年3月4日