“体が揺れる”フェスで話題・Nulbarich、主題歌&CM曲起用多数・武道館即完の快進撃続く

2020.02.03 22:30

シンガーソングライターのJQがトータルプロデュースするバンド・Nulbarich(ナルバリッチ)。ブラックミュージックをルーツに持つグルーヴィーな楽曲が注目を集め、映画、ドラマ、CMに続々と起用されている。ここでは、今後さらなる飛躍に期待がかかる彼らの魅力を紐解いていく。

  

Nulbarich、思わず揺れる“魅惑”サウンドが人気

NulbarichはボーカルをつとめるJQを中心に、2016年に結成。JQ以外のメンバーは固定されておらず、楽曲の特徴によってバンド構成を変えるというスタイル。バンド名は「null(何もない)」「but(しかし)」「rich(満たされている)」という3つの言葉からくる造語である。

2016年6月に1stシングル『Hometown』、同年10月には1stアルバム『Guess Who?』をリリース。翌年にはイギリスのアーティスト・ジャミロクワイの来日公演で、サポートアクトに抜てきさてたことでも話題となった。

その後デビューわずか2年で開催した2018年の武道館ライブは、即ソールドアウトという人気ぶり。2019年も初の海外単独公演や、さいたまスーパーアリーナでのワンマンを成功させ、確かな実力を示した。

一方で「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「SUMMER SONIC」「COUN DOWN JAPAN」と名だたるイベントをはじめ、国内外でのフェス出演を重ね、デビューから4年足らずで50ステージを超えた。各地のフェスでは、Nulbarichのパフォーマンス前になると黒山の人だかりが押し寄せ、思い思いのフィーリングで魅惑のビートに身を委ねる。


Nulbarich、映画・ドラマ・CM…楽曲起用相次ぐ

ソウルやアシッドジャズをベースとした楽曲は、自ら作詞作曲を担うJQの独特なハイトーンボイス、日本語と英語を交えたバイリンガルな歌詞と融合し、人々を魅了。特に伸びやかな高音を織りなす歌声は圧倒的かつ繊細で、難易度の高いリリック、メロディも卓越した歌唱力でカバーする。

ドラマ「デザイナー 渋井直人の休日」(テレビ東京/2019年)では、中年おじさんのちょっぴり切ない日常と恋模様を描いた作風を、エンディングテーマとなった『Sweet and Sour』の心地いいリズム、柔らかく包み込むサウンドが絶妙にマッチして盛り上げた。

北村匠海、松坂桃李、浜辺美波が声優参加したアニメーション映画「HELLO WORLD」(2019年)で主題歌に抜てきされた『Lost Game』ほか、北川景子が出演する時計のCMで起用された『VOICE』、森星出演の化粧品CMで使用された『Kiss You Back』は、Nulbarichの楽曲を広く世間に知らしめるきっかけとなった。


不動の人気曲を紹介 1曲目は…

ここで、Nulbarichを語るうえで外せない代表曲を3つ紹介したい。まずは2017年に発表された『It's Who We Are』。ライブでイントロがはじまると、たちまちオーディエンスから大歓声があがるこの曲。イントロのクールなベース演奏は瞬間的に人々の心を掴む。

唯一無二のボイスと巧みな発音を奏でるJQによる、“英語に聞こえる日本語”とも言われる歌詞が印象的で、アップテンポな曲調と相まって高揚感を創り出す。

“突然踊りだす”MVも人気「ain't on the map yet」

2曲目は、MVに天才キッズダンサーと称されるTAKERUが登場する『ain't on the map yet』(2018年)。

シックな質感の映像や、アニメーションを駆使した作品などスタイリッシュで洒落たMVも人気のNulbarichだが、『ain't on the map yet』では妄想を繰り広げる少年がサビではキレのあるダンスを披露。教室で席を立ち、爽快な旋律とともに踊りはじめる姿にファンからは「一緒に踊りだしちゃいそう」「突然踊りだすのかっこいい」「曲とMVがベストマッチ」などの声も多い。

Nulbarichの“象徴”「NEW ERA」

最後にピックアップするのが、NulbarichのYouTubeチャンネルで最多の660万再生(1月31日現在)を誇る『NEW ERA』。

これまでに米津玄師、ONE OK ROCK、Suchmosらの楽曲が起用され、ネット上で「センスがよすぎ」「神曲揃い」と話題の自動車メーカーCMにも使われた名曲だ。

2016年にリリースされた『NEW ERA』は、メロウな曲調、グルーヴでNulbarichを象徴する人気曲。自然と身体が揺れはじめてしまうゆったりした“脱力系”サウンドの中、『Don't Worry take it easy』『まぁラフにタフにgo…』など聴く者を勇気づける歌詞も際立つ仕上がりになっている。

2020年の飛躍に期待

2019年11月にリリースしたミニアルバム『2ND GALAXY』では、タイトルの通り“銀河”や“宇宙”といった壮大な世界観の作品8曲を収録し、新たな一面を垣間見せたNulbarich。2020年、人々を虜にするさらなる新譜や、活躍に期待が高まるばかりだ。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. ロバート・デ・ニーロのモノマネ芸人テル、サプライズ登場 “地域おこし協力隊”の魅力語る

    モデルプレス

  2. 日本一制服が似合う男子決定 静岡県出身の高校2年生・佐野陽彩くん

    モデルプレス

  3. 男子が「この人と結婚するかも…」と思う瞬間5つ 将来を意識させて!

    モデルプレス for スゴ得

  4. 日本一制服が似合う女子決定 兵庫県出身の17歳・三原羽衣<プロフィール/受賞者一覧>

    モデルプレス

  5. 「inゼリー」CM美女・河合優実とは?オファー殺到の新人女優

    モデルプレス

  6. 話題のビジュアル系バンド・the Raid.、女性目線で“浮気”描く新曲アピール

    モデルプレス

  7. 加藤里保菜、美ボディあらわなビキニ姿披露 “セクシー”に挑戦

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  2. 「悪い、興味無いんだ」男性が脈なし女性に送るLINEの特徴4つ

    モデルプレス for スゴ得

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  5. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  6. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  7. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  8. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  9. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  10. 6月のカバーモデルはドラマ「1122 いいふうふ」W主演の高畑充希&岡田将生

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    中居正広、Number_i・King & Princeの初共演に持論 自身のグループ時代との変化明かす「決して悪いことじゃない」【音楽の日2024】

    モデルプレス

  2. 02

    Snow Man「BREAKOUT」MV公開6日で2000万回再生突破 自身最速記録達成

    モデルプレス

  3. 03

    =LOVE新曲「絶対アイドル辞めないで」が話題 佐々木舞香の復帰との親和性・ファン目線の歌詞に「オタクの総意」「指原莉乃天才」の声

    モデルプレス

  4. 04

    「音楽の日2024」SP企画発表 Snow Man・JO1・乃木坂46・BE:FIRSTら全18組豪華集結でダンスバトル

    モデルプレス

  5. 05

    安住紳一郎アナ、結婚前の大みそかに中居正広へ事前報告「結婚してもいいかと聞きに行きました」【音楽の日2024】

    モデルプレス