アンジュルム“激動の1年”を回顧 中西香菜「安心して卒業できる」
2019.11.19 21:22
views
ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ・アンジュルムが19日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場でNEWシングル『私を創るのは私/全然起き上がれない SUNDAY』(両A面、11月20日発売)の発売記念イベントを開催した。
アンジュルム、新体制後初シングル
同作は、今年6月に和田彩花が卒業し、7月に橋迫鈴が加入、そして9月に勝田里奈が卒業し、新体制11人でおくる最初の作品で、12月10日に豊洲PITでの公園をもって卒業する中西香菜のラスト参加シングルとなる。この日のイベントで新曲2曲を含む計5曲を披露し、詰めかけた約1500人のファンを熱狂させたアンジュルムは、イベント後の囲み取材で、改めて曲紹介を求められると、リーダーの竹内朱莉は「どちらも全然違った曲になっているんですけど、アンジュルムの第2章にふさわしいような楽曲だったり、今までやったことがないような楽曲にもチャレンジしていたり、アンジュルムがこれから成長していく面で大事な曲たちになったなと思います」と紹介。
『全然起き上がれない SUNDAY』は、アンジュルムにとっては珍しい失恋ソングとなっているが、佐々木莉佳子は「曲中で『ねえ返してよ』って言わせていただいているんですけど、失恋された方はみんなそう思っていると思うんです。あのときの楽しかった思い出、あのとき感じた気持ち、全部返してよ!って。その一言を全身全霊で言っているので、失恋した方も、していない人にも届くんじゃないかなと思います」と手応えをにじませ、報道陣から「実体験?」と突っ込まれると、すぐさま竹内は「ないです!」とシャットアウトして笑わせた。
一方、『私を創るのは私』について上國料萌衣は「(新メンバーの)橋迫鈴ちゃんが初めての参加の曲となるんですけど、ミュージックビデオでは橋迫鈴ちゃんと太田遥香ちゃんと伊勢鈴蘭ちゃんの3人で、自分たちで道を切り開いていくというテーマでやっているので、そういうところの物語も楽しんでいただけたらなと思います」とアピール。そんな橋迫は、同所でのイベントを初体験しての感想を求められると「広いですね。お客さんは後ろまでいるので、広く感じます」と初々しく語り、「身長が小さいので、上の見るのが難しかったです」とコメントすると、メンバーからは「かわいい」の声が飛んだ。
アンジュルム、“激動の1年”に 中西香菜「安心して卒業できる」
今年下半期にメンバーの卒業が続いた今年を「激動の1年」と表現した竹内は「あっという間な1年だったなと思います」と回顧。12月に卒業を控える中西は「スマイレージからアンジュルムに改名して、初めは名前が浸透していくのに時間がかかったかなと思ったんですけど、今は『アンジュルムが好き』って言ってくれるのが嬉しいですし、誇りに思うので、安心して卒業できるなと思います」と安堵の表情を浮かべ、来年3月に卒業を予定している船木結は「今はまだ、中西さんが控えているので、実感はまったくしていなくて、ふとしたときに“私も卒業する”って感じるんですけど、まずは中西さんを盛大に送り出して、私も残された時間を楽しんでいければなと思います」と語った。これに竹内は「ファンの方も今の状況についてこられない方もいらっしゃると思うんですけど」とファンを気遣い、「アンジュルムというのは加入と卒業を繰り返してどんどん成長していくグループなので、新しい変化を皆さんと一緒に楽しんで行けたらいいなと思いますし、これからどんどん進化していく私たちを見守っていただけたら嬉しいなと思います」と呼びかけた。
“アンジュルム婚”山里亮太&蒼井優に感謝
さらに今年は、女優の蒼井優とお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太の結婚が“アンジュルム婚”と呼ばれて話題となったが、“アンジュルム婚”が今年のグループ一大ニュースだという竹内は「その言葉のおかげで、アンジュルムという名前を知らない方にも知っていただけたというのもありますし、“アンジュルム婚”のおかげで私たちに興味を持ってくださった方々もたくさんいらっしゃったと思うので、私たちにとって嬉しいことでもあり、一大ニュースでもあったなと思います」と2人に感謝。今後については「去年から今年にかけて定期的に海外に行かせていただいているので、日本だけではなく海外の皆さんとの交流もあるので、それは嬉しいことだなと思います。今年はラグビーが賑わったということで、アンジュルムの名前もたくさんの方に知っていただけたので、これからどんどんにわかファンを増やしていって、ワンチームでいろんなことにトライしていけたらいいなと思いますね」とうまくまとめてドヤ顔を浮かべた。(modelpress編集部)
セットリスト
M01:全然起き上がれない SUNDAYM02:マナーモード
M03:次々続々
M04:46億年LOVE
M05:私を創るのは私
【Not Sponsored 記事】