STU48、東京で初の船上公演開催 キャプテン・岡田奈々「自分は幸せ者」
2019.07.16 13:14
瀬戸内7県を拠点とするSTU48が15日の“海の日”に、船上劇場「STU48号」にて初の東京公演となる「GO!GO!little SEABIRDS!!」を行った。
船上劇場公演「GO!GO!little SEABIRDS!!」
15日、東京都・晴海埠頭に初寄港した船上劇場「STU48号」。今回の寄港は、国土交通省が主催する「2019年 海の日行事~海と日本プロジェクト in 晴海~」の一環で、STU48号の一般公開も行われた。また、同日夜には船上劇場公演「GO!GO!little SEABIRDS!!」の初の東京公演も行われた。
開演前にSTUキャプテン・岡田奈々から注意事項のアナウンスの後、船の劇場ならではの汽笛の音が鳴り響き、瀬戸内の海やメンバーの様子が描かれた映像の後に瀬戸内の波に模したブルーシートにファンが包まれる。ブルーシートが流れるようにファンの視界から無くなるとステージ上にはSTU48メンバーが登場。
本公演のオリジナルダンスナンバー『GO!GO!little SEABIRDS!!』から始まり、『フライングゲット』や『ヘビーローテーション』といったAKB48の代表曲の連続へ。『恋するフォーチュンクッキー』(instrumental ver.)では、音楽に合わせてメンバーそれぞれが自己紹介を行った。
福田朱里「歴史に残る1日にしましょう!」
瀬戸内の波を思わせるようなダンスが印象的な『瀬戸内Blue』の後は、本公演の見どころでもある“海 Song”のカバーコーナーへ。瀧野由美子のサックスきっかけで始まる『島唄』や、甲斐心愛のコミカルなウクレレ演奏きっかけで和やかな空気になる『亜麻色の髪の乙女』、ファンとの掛け合いで盛り上がる『め組のひと』では福田朱里が「STU48初めての東京公演ですよー!歴史に残る1日にしましょう!」と煽り会場の温度感も更にあがる。世代を超えた印象的なカバーソングの後は、STU48の2ndシングル『風を待つ』をしっとりと歌い上げた。
“瀬戸内プレゼン大会”で地元トーク炸裂
MCの後半では、会場のほとんどのファンが初めての「GO!GO!GO!little SEABIRDS!!」公演ということで、瀬戸内の良さを伝える“瀬戸内プレゼン大会”トークへ。甲斐の「夏の夜に山に行けば無料で動物に会える」や、今村美月の「地元愛が強い人が多い」などの地元トークに花を咲かせ、後半メンバーのMCでは、これまでのセットリストの内容を振り返りを、参加メンバーと共に行った。その後は3rdシングル『大好きな人』(31日発売)を歌唱。今村が「この曲は大切な人との別れを歌った曲ですが、その別れの中に大切な人を想うせつない気持ちが込められているステキな曲になっています」と曲を紹介し、これまでとは違ったメンバーの表情にファンの心も動くパフォーマンスとなった。
岡田奈々「自分は幸せ者だって思います」
しっとりとした空気の後は、藤原あずさのファンとの「GO!GO!little SEABIRDS!!」にちなんだコールアンドレスポンスをおこない、『出航』をきっかけに「STU48 Song」コーナーがスタート。瀬戸内の名物がわかる『STU48 瀬戸内ver.』など、これまでのSTU48の活動を振り返るような曲たちにファンの盛り上がりも最高潮に。凛とした姿と、アクティブなダンスのギャップが見どころのダンスナンバー『KO・BU・SHI Spirit!』の後は、『瀬戸内の声』(instrumental ver.)にのせてメンバーそれぞれが感想を語る。
3rdシングルのセンター・瀧野は、「ここの住所は東京ですけど、船の中は瀬戸内だという気持ちで頑張りました。皆さんとのことを瀬戸内7県どこでもお待ちしてるのでぜひ今年の夏、私たちに会いに来てください!」と語り、岡田は「このステージに立つ度にいつもいつも涙が出そうになるのは、こうして等身大の姿で一生懸命にがんばるメンバーがいてくれるからかなって思います。そんな愛しくて可愛くて最高のメンバーが側にいてくれるから本当に自分も頑張れてるなと感じます。昨日で私はデビューしてから7年が経ちまして8年目に突入するんですが、そんなありがたい環境に恵まれている自分は幸せ者だって思います」と語った。
その後は、瀧野の「STU48」コールをきっかけにSTU48のライブアンセムでもある「夢力」を力強く披露。ファンの声援に包まれながら公演は終了した。(modelpress編集部)
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