STU48、船上劇場が出航 グループ結成から2年…「本当の意味でのスタートライン」岡田奈々ら喜び語る
2019.04.16 23:57
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広島県・広島港広島国際フェリーポートにてSTU48の船上劇場「STU48号」が16日、グループ結成から2年の時を経てついにオープン。船の就航を記念して、岸壁では就役式(セレモニー)を行い、その後STU48号内のSTU48劇場にて『GO!GO! little SEABIRDS!!』初日公演を開催した。
STU48、お披露目セレモニーで喜び語る
お天気に恵まれ、青空が広がる中、沖からSTU48号が白い波を立てながら、広島港・広島国際フェリーポートの岸壁に入港。STU48号の屋上デッキには“STU48”と書かれたフラッグを掲げた岡田奈々を中心に、メンバーが立ち、大きく手を振って、船上劇場が初日を迎えた喜びをアピール。その後、代表6名(今村美月・岡田・瀧野由美子・福田朱里・藤原あずさ・矢野帆夏)とその他のメンバーを合わせて27名が就役式に出席。代表の6名はステージに登壇し“STU48”フラッグを大きく3回振り、来賓へフラッグを受け渡した。その後、キャプテンの岡田がグループ結成からの2年間を振り返りながらスピーチ。「私にとってSTU48は初心を思い出させてくれる大切な居場所であり、ここ瀬戸内は私にとっての第二の故郷です。今日、この日からSTU48は、念願であった船上劇場STU48号の出航、という大きな門出を迎え、本当の意味でのスタートラインに立ちます。これからも瀬戸内のみなさまの、誇りであれるよう、日本全国、そして世界に愛されるグループとなるためにメンバー一同精進していきます 」と感謝の気持ちを込めながら、ずっと待ち望んでいた今日この日の喜びを語った。
その後、来賓祝辞として、国⼟交通省国土交通審議官藤田耕三氏、広島県知事の湯崎英彦氏から御祝いの言葉が送られた。
囲み取材では、「今日という日をどんな想いで迎えましたか?」という質問に、キャテンの岡田は「2年半この船を待ち続けてきましたが、たくさん延期を重ねていろんな困難はあったりもしたのですけど、メンバーとファンの皆さんの中でたくさんの絆が⽣まれて、自分自身も成⻑できましたし、(船の完成を)待っている間は本当に楽しかったです。今日はSTU48の新しい歴史の幕開けだと思うので、ここから新しいスタートを切って、全力でみんなで足並み揃えて頑張っていきたいです」と話した。
STU48、海をテーマにしたカバーソングコーナーも
そしていよいよ初日公演へ。開演前、メンバーから注意事項のアナウンスが放送されたあと、汽笛の音が鳴り響き、波の音がすると、ゆっくりと会場が暗く。ステージのスクリーンには瀬戸内海を進むSTU48号やレッスンを受けているメンバーが。会場後方からは、瀬⼾内海の柔らかい波をイメージした水色の幕が舞台に向かって客席を包みこみ、まるで海の中にいるかのような感覚に。波の音と⼀緒に、STU48メンバーの「飛べるかな?」「飛べるよ!」という声が響き、会場には『瀬戸内の声』が流れていく。幕が引くと、ステージにはキラキラしたスパンコールやパールがついた衣装を身にまとったメンバーたちが。「飛んでみようよ!」というメンバーのセリフをきっかけに、瀬⼾内らしい優しい雰囲気が⼀気に変わり、ステージはSTU48のSHOW TIMEと、激しく、そして妖艶なダンスをステージいっぱい使って披露。その流れのまま、AKB48のシングルヒットメドレーへ。『フライングゲット』『ヘビーローテーション』を元気に披露したあと、『⾵は吹いている』をクールな表情でパフォーマンス。その後、今村美月の歌い出しで『365日の紙飛行機』をしっとりと歌い上げたあと、『恋するフォーチュンクッキー』の曲に合わせて、メンバー一人ひとりが自己紹介をし、自分自身のキャッチフレーズを織り交ぜたり、ファンとの掛け合いを楽しんだ後、「瀬戸内Blue」と題し、海の中にいるような気分になるダンスパフォーマンスを披露した。
メンバーの後方に現れたのは、サックスを持った瀧野。サックスが奏でる音をきっかけに岡田の歌い出しから始まるのは「島唄」。そこから誰も想像しなかった、ACT2の“海 Song”のカバーソングコーナーがスタートした。美しい歌声が奏でられたあとは、甲斐心愛の和やかなウクレレの演奏がきっかけで始まった『亜麻色の髪の乙女』。会場内が和やかな空気に包まれた後は、ミラーボールが回るアップテンポナンバー『め組の人』へ。ダイナミックなダンスと、客席との掛け合いで、会場の熱量もアップ。その後はノスタルジックな雰囲気と共に兵頭葵のピアニカの演奏もあった『瞳を閉じて』、『街の灯り』では中村舞のバレエが披露され、『海へ来なさい』ではメンバー全員が登場し、2ndシングルの表題曲『風を待つ』を披露し、メンバーの個性が光る演出となった。
MCの後、藤原あずさによる会場とのコールアンドレスポンスへ。公演のタイトルである「GO!GO! littleSEABIRDS!!」にちなんだコールをし、⼀気に会場も盛り上がったところで、ACT 3となる“STU48 Song”へ。今日の日のことを歌っているかのような『出航』、『STU48 瀬⼾内ver.』『ペダルと車輪と来た道と』『制服の重さ』と、ノンストップでSTU48の楽曲でのメドレーを繰り広げ、その後は本公演のオリジナルダンスナンバー『KO・BU・SHI Spirit!』。全身を使ったダイナミックなパフォーマンスの後は、『瀬戸内の声』の一人ひとりによる挨拶。この初日公演に向けた思い思いの言葉がメンバーから話された。
瀧野は、「みなさん、たくさん瀬戸内に、この海に、そして私達にまた会いにきてください」と想いを込めながら語り、岡田は、「目の前のことをひたむきに一生懸命頑張れるSTU48が大好きです」と、STU48というグループへの熱い想いを話した。
メンバーの言葉のあとは、瀧野とメンバーの「STU48!」というコールをきっかけに『夢力』を披露。その後、デビューシングル『暗闇』を披露し、セカンドシングル『風を待つ』のカップリング『原点』を力いっぱいパフォーマンス。歌詞の最後にもある「LALALA…」を会場のお客様と⼀緒に歌い、その流れで『瀬戸内の声』(instrumental ver.)に乗せて、公演本編が終了した。(modelpress編集部)
「GO!GO! little SEABIRDS!!」 セットリスト
ACT 1 ~ AKB48 Song ~M1 海の音
M2 「瀬戸内の声」 ALL
M3 「GO!GO! little SEABIRDS!!」 ALL
M4 「フライングゲット」 ALL
M5 「ヘビーローテーション」 ALL
M6 「風は吹いている」 ALL
M7 「365日の紙飛行機」 ALL
M8 「恋するフォーチュンクッキー」(instrumental ver.) ALL
M9 「瀬戸内Blue」 ALL
ACT 2 ~ 海 Song =
M10 「島唄」 磯貝・今村・岡田・門脇・藤原・由良
M11 「亜麻色の髪の乙女」 石田(千)・甲斐・瀧野・兵頭・福田・信濃
M12 「め組のひと」 石田(千)・磯貝・今村・岡田・甲斐・大谷・門脇・兵頭・福田・藤原・森下・矢野・中村・信濃・由良
M13 「瞳を閉じて」 石田(千)・門脇・瀧野・兵頭
M14 「街の灯り」 今村・岡田・中村・由良
M15 「海へ来なさい」 ALL
M16 「風を待つ」 ALL
MC
ACT 3 ~ STU48 Song ~
M17 「出航」 ALL
M18 「STU48 瀬戸内ver.」 ALL
M19 「ペダルと車輪と来た道と」 ALL
M20 「制服の重さ」 ALL
M21 「KO・BU・SHI Spirit!」 ALL
M22 「瀬戸内の声」(instrumental ver.) ALL
M23 「夢力」 ALL
M24 「瀬戸内の声」(instrumental ver.) ALL
ENCORE
M25 「暗闇」 ALL
M26 「原点」 ALL
M27 「瀬戸内の声」(instrumental ver.) ALL
<就役式>
会場:広島県・広島国際フェリーポート 岸壁
出演:石田千穂・石田みなみ・磯貝花音・市岡愛弓・今村美月・岩田陽菜・大谷満理奈・岡田奈々・甲斐心愛・門田桃奈・門脇実優菜・榊 美優・菅原早記・瀧野由美子・田中皓子・谷口茉妃菜・土路生優里・兵頭葵・福田朱里・藤原あずさ・三島遥香・森香穂・矢野帆夏・薮下楓・沖侑果・信濃宙花・中村舞・由良朱合
※新谷野々花・峯吉愛梨沙・森下舞羽が、年齢の関係で⽋席。
<初⽇公演>
公演名:GO!GO! littleSEABIRDS!!
公演開催場所:広島県・広島港/広島国際フェリーポート STU48号 内 STU48劇場
開催⽇時:2019年4⽉16⽇
構成・演出:「THE CONVOY SHOW」主宰・今村ねずみ
出演:石田千穂・磯貝花音・今村美月・大谷満理奈・岡田奈々・甲斐心愛・門脇実優菜・瀧野由美子・兵頭葵・福田朱里・藤原あずさ・森下舞羽・矢野帆夏・信濃宙花・中村舞・由良朱合
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