RYUCHELL(りゅうちぇる)「誰に何を言われても」父親として、アーティストとして頑張り続ける思いを明かす
2019.04.09 18:19
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アーティスト“RYUCHELL”として音楽活動を行うタレントのりゅうちぇるが9日、池袋サンシャイン噴水広場にてデビューアルバム『SUPER CANDY BOY』リリース記念イベントを行った。
アーティスト・RYUCHELLのパフォーマンスに歓声
大きな手拍子で迎えられたRYUCHELLは、デビュー曲「Hands up!! If you're Awesome」からライブをスタート。バラエティ番組やSNSとは違うアーティスト・RYUCHELLとしての顔で、ダンスとともに歌を披露し、会場からは「可愛い~!」「りゅうちぇる~!」と歓声が。トークコーナーでは幼少期からこれまでをプレイバック
トークコーナーでは、3歳の頃の写真、高校1年生の頃の写真、テレビの仕事を始めたころの秘蔵写真がそれぞれ紹介され、何も気にせず自分のことが大好きだった幼少期、人と違うことでバカにされ、自分を偽っていた中学生時代、自分を気にせず出せるようになった高校生時代から、上京してから運命の人・ぺこに出会うまでを振り返った。パパ友・瀬戸大也選手からサプライズ
さらに本人には内緒で、家族ぐるみで親交があり、世界選手権の代表に内定した競泳の瀬戸大也選手から動画のサプライズが。アルバムのリリースを祝福するメッセージを貰ったRYUCHELLは「逆におめでとうございますですよね!」と瀬戸選手の代表内定を祝福。
仕事がきっかけで出会ったそうで、同級生の子供がおり、自分たちの年も1つしか違わないことから“パパ友”として意気投合したそう。「今度家族でご飯に行こうよって言って、ついこの間行ったばかりなんです!次の約束もしていて」と明かし、顔をほころばせた。
RYUCHELL、強いメッセージとともにアーティストとしての顔を披露
ぺこへの思いを歌った「You are my Love」を歌う前、りゅうちぇるは真剣な面持ちに変わり「パパになってもメイクして、パパになっても金髪で、パパになってもタトゥーを入れて…とか、色々いっぱい言われるんですけれど、誰に何を言われても、自分を大切にして、自分らしく生きているパパを見せたいという僕の教育としての気持ち、そして何を言われても自分らしく生きていける理由は、やっぱりぺこりんの存在がある。僕を愛してくれる人がいて、僕も愛する人がいる。その人たちを守るために、『何があっても頑張るんだ』という気持ちを歌で表現させていただきたいなと思って、これからラブソングを歌いたいと思います」と思いを言葉に。さらに、過去を回顧しつつ「僕は田舎で産まれて田舎で育ったので、人と違うことをしたらすぐに噂が広まって、すぐに怒られたりとかしていました。皆さんの中にも、働いている職場や、友達や、家族に本当の姿を見せられない、本当の自分が分からない人、いろんな人がいると思うんです」と観客に語りかける。
「それでも誰に何を言われても、自分を愛してあげる」とメッセージを伝えたりゅうちぇる。「自分を愛してあげられる人って、キラキラしてるじゃないですか。僕はそういう風に、どんなアンチに何を言われても、僕がしょげてる姿を皆に見せてたらダメなんだ。僕が皆の道を作ってあげないといけないんだって思ってしまっている部分があって」と語るその視線はまっすぐだった。
「それくらい、悩んでいる人がいたら、それくらい皆を引っ張りたい、みんなを幸せにしたい、僕の歌がそのきっかけになったらいいなって本当に思うんですね。だからこそ、ずっと愛を歌っていきたいと思うんです」そう伝え、集まった1000人の前で最後までパフォーマンスを繰り広げた。
RYUCHELLデビューアルバム『SUPER CANDY BOY』
自身の過去の経験から「誰もが持っている個性(色)を、隠したり偽ったりせず、大切にしてほしい」という強い想いを持ち、2018 年から音楽活動を始動させたRYUCHELL。アルバムタイトル『SUPER CANDY BOY』には、“CANDY(女の子っぽいもの)”と“BOY(男の子っぽいもの)”という2つの単語を組み合わせ、RYUCHELL ならではの世界観を表現したいという思いが込められている。(modelpress編集部)イベントセットリスト
・Hands up!! If you're Awesome・今すぐKiss Me
・You are my Love
・Link
RYUCHELLプロフィール
1995年9月29日、沖縄生まれ。「普通」の男の子像からはみ出している自分に、生きづらさを感じていた学生時代。
その状況を変えたいという気持ちからTwitterを始め、偽りない自分を発信し始める。
高校卒業後、どんな個性も受け止めてくれる街「原宿」に上京し、ありのままの自分を表現していくことを決意。オリジナリティあふれるファッションセンスで、ショップ店員をするかたわら読者モデルとして活躍。その後、テレビのバラエティ番組出演をきっかけに、奔放なキャラクターで全国区のタレントとなる。討論番組へ出演した際に、自分の意見への共感が励みとなり、それ以来メッセージを詞にして書き溜めるように。
2018年、その想いをより広く伝えるために音楽活動を本格始動した。
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