日向坂46、長濱ねるへの思い語る「存在の大きさを実感した」デビュー時を回顧 3期生・上村ひなのも登場<セットリスト/ライブレポ>
2019.03.14 19:52
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日向坂46が14日、東京・Zepp Tokyoにて行われた「MTV LIVE PREMIUM:日向坂46 -1st Story-」に出演し、一夜限りのライブを披露した。
日向坂46、デビュー時の思い出&長濱ねるへの思い語る
トークコーナーで、デビュー当時に思い出を聞かれると、柿崎芽実は「たくさん思い出があってどれも選べないけれど、今振り返ると、レッスンの間の休憩時間とか、他愛もない時間が大切だったと思います」と回顧。「『私たちこれからどうしたら良いんだろう』と思っていた時期も一緒に乗り越えてきた12人だから、絆も強いし、こんなにたくさんの方に応援してもらってありがたいです」と会場を見渡して、嬉しそうな表情を見せた。また、Zepp Tokyoは、グループ初のワンマンライブを行った思い入れのある会場であることから、加藤史帆は、「Zeppツアー」が思い出深いと挙げ、キャプテンの佐々木久美も「ライブやMCも初めてだったので、全然うまくいかなくて…親にダメ出しされちゃいました(苦笑い)ファンの方はすごく喜んでくれたけど、そういう苦い思い出もあります…」と告白。佐々木美玲は「1番悔いが残っている公演です。みんなですごく反省会をしたことを覚えています」と振り返った。
さらに「日向坂46」に改名前の「けやき坂46」発足のきっかけとなった欅坂46・長濱ねるは、2017年9月に欅坂46へ専任することが発表された。当時の心境を問われ、井口眞緒が「私は(長濱)ねるちゃんの専任が決まったあと、ねるちゃんがいたポジションを埋めなきゃと思っていました。その時に、ねるちゃんがいることで私たちがどれだけ安心してステージに立てていたかとか、ねるちゃんの存在の大きさを実感しました」と長濱への思いを語ると、会場からは温かい拍手が。
齊藤京子も「長濱ねるちゃんがいたから『けやき坂46』が誕生したので、グループの顔であった長濱ねるちゃんがいなくなるのは、私たちも不安な気持ちでした。でも今は、こうして堂々とステージに立っていて、あの時よりも成長できたと思います」と胸を張った。
日向坂46・2期生、加入時のエピソード明かす
2017年8月にグループに加入した2期生。加入当時のエピソードを聞かれると、金村美玖は「オーディションの時に、みんなが緊張している中、『金村美玖っていう人が、楽屋ですごくうるさかった』という伝説を残しました(笑)。緊張をほぐすためにも、たくさんお話していたんです」とにっこり。デビューシングルでセンターを務める小坂菜緒は、「私たちは先輩たちの姿を見ていたので、キャッチコピーを作らなきゃいけないと思って、全員で必死に作った覚えがあります」といい、「大阪、小坂、日向坂!」と日向坂46バージョンのキャッチコピーを披露。ほかにも富田鈴花と金村美玖が、おなじみのキャッチコピーを披露し、会場を沸かせていた。
また宮田愛萌は、「私はおもてなし会が思い出に残っていまして、本当に緊張して…もうしどろもどろで大変でした」、渡邉美穂は「2期生がステージに初登場した時に、短い時間の中でどれだけ印象を残せるかというのを考えていました。最終的に何故か『ボールは友だち』とか言っていて…恥ずかしいんですけど、初心を忘れないためにも、これからもボールは友だちでいようと思います(笑)」とエピソードを話し、盛り上げていた。
日向坂46、一夜限りのスペシャルライブ
2年前とは比べ物にならないほどの堂々とした姿でステージに立ち、会場を空色に染め上げた日向坂46。27日に発売されるデビュー曲『キュン』からライブをスタートさせると、キュートなだけではなく、全員の動きが揃ったキレのあるダンス。会場に駆けつけた“おひさま”(=日向坂46ファンの名称)のボルテージは一気に上昇した。続く『ときめき草』で目を引くのは、2018年12月にグループに加入した、たった1人の3期生・上村ひなの。終盤にはソロダンスもあり、加入から短期間での急成長ぶりは、今後を期待せざるをえなかった。
1期生の『耳に落ちる涙』、2019年に雑誌の専属モデルとなった加藤、久美、美玲、高本彩花、そしてグループで最初に専属に抜てきされた小坂のモデルメンバーの『Footsteps』、2期生の『沈黙が愛なら』。『JOYFUL LOVE』では、“おひさま”が客席ブロックごとにサイリウムの色を変え、会場をカラフルに演出。久美をはじめ、メンバーたちが「すごーい!虹色だ!どの会場でもやってくれて嬉しい」と喜びの声を上げていた。
終盤は、ライブの定番曲『NO WAR in the future』『誰よりも高く跳べ!』『ひらがなで恋したい』で盛り上げる。ラストの『ハッピーオーラ』では、センターの加藤が「いつも私たちを照らしてくれてありがとうございます!私たちのハッピーオーラを受け取ってください!」と呼びかけ、会場をハッピーオーラで包んだ。さらに、アンコールでも登場すると、『キュン』を披露し、会場を熱狂させたまま、潮紗理菜の最敬礼で幕を閉じた。
「MTV LIVE PREMIUM」
「MTV LIVE PREMIUM」は、毎回1組のアーティストにフォーカスし、通常のライブとは異なるオリジナリティあふれる企画と演出で貴重なライブ空間を創り出す、MTVのライブシリーズ。同ステージの模様は、3月23日よる7時~、25日よる8時~、28日よる6時~放送される。
なお、「日向坂46 VideoSelects」は3月23日よる6時~、25日よる7時~、29日よる6時~に放送。「Making of MTV LIVE PREMIUM:日向坂46 -1st Story-」は5月に放送予定。(modelpress編集部)
日向坂46
日向坂46は、2016 年に「けやき坂46」(ひらがなけやき)として活動を開始。オリジナル曲の発表やイベント出演により着実に力をつけ、翌2017年3月には、Zepp Tokyoで単独公演を開催、2018年には単独の武道館公演を合計6日間行い、全公演が発売と同時にソールドアウトを記録。先日、シングルデビュー(3月27日)とともに、グループ名を「日向坂46」に改名することを発表し、大きな話題となっている。「MTV LIVE PREMIUM:日向坂46 -1st Story-」セットリスト
M0. OvertureM1. キュン
M2. ときめき草
M3. 耳に落ちる涙/一期生
M4. Footsteps/加藤史帆、佐々木久美、佐々木美玲、高本彩花、小坂菜緒
M5. 沈黙が愛なら/二期生
M6. JOYFUL LOVE
M7. NO WAR in the future
M8. 誰よりも高く跳べ!
M9. ひらがなで恋したい
M10. ハッピーオーラ
EN1. キュン
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