【ブレイク必至・Blue Vintage ライブレポ】唯一無二な音楽で観客を虜に
2018.05.08 11:57
ヴォーカル・J.Speaks、ギタリスト・TaigaからなるユニットBlue Vintageが4日、渋谷VUENOSにて行なわれたイベント「VUENOS chillin」に出演した。
Blue Vintage、“唯一無二な音楽”で観客を虜に
イベントのトリとして、3人のサポート・メンバーと共にJ.SpeaksとTaigaの2人が登場。ゴスペル・テイストのミディアム・チューン『春風』からライブがスタートすると、人々がフロアに駆けつけ、たちまち超満員に。J.Speaksのソウルフルなボーカルとエネルギッシュなパフォーマンスが、観客を引き込み、2曲目・レゲエ・テイストの『Good Morning Tokyo』でフロアのオーディエンスを揺らした。彼らはしっかりとオーディエンスのハートをつかみ、Blue Vintageの世界に引き込んでいく。
続く『Get It On』は、スカのリズムとオリエンタルなムードが合体したユニークなナンバーで、さらに雰囲気が高まっていき、オーディエンスからは“カッコいい!”という歓声。この曲で全メンバーのソロもフィーチャーされたが、こういったところからも、彼らがライブでのパフォーマンスを大切にしているのが伝わってくる。
特にTaigaのギターは、確かなテクニックと歌心に溢れ、Blue Vintageというユニットの大きな魅力に。決してハデではないが、ボーカルをしっかりとサポートし、歌がちゃんと活きるギター・プレイからは、彼のセンスの良さが感じられた。
そしてこのJ.SpeaksとTaigaのコンビネーションの良さは、バラード『Empty Room』で見事に発揮。Taigaの歌心溢れるギターをバックに、切ない気持ちを切々と歌うJ.Speaksの説得力溢れるボーカルは、ハートにジーンと染み込んできた。
Blue Vintage、自身初のE.P「IVORY」発売決定
そして、自身初となるE.P『IVORY』(7月4日リリース)を発売することを発表。『IVORY』にも収録されている、ポップなR&Bチューン『月明かりの下で』や、リード・トラック『渚のハニー』を披露した。
夏にぴったりな4つ打ちのアッパー・チューン、彼らのエネルギッシュなパフォーマンスにフロアのボルテージも最高潮。Blue Vintageというユニットのライブ・パフォーマンスの素晴らしさ、楽曲のバラエティの豊かさと完成度の高さ、そしてJ.SpeaksのTaigaという2人のキャラクターの魅力が見事に発揮されたステージで、全6曲を繰り広げた。彼らの今後のブレイクを予感させるような、充実のステージ・パフォーマンスだったといえるだろう。
なお、同イベントの次回開催は7月20日となり、Blue Vintageの出演も決まっている。(modelpress編集部)
Blue Vintage プロフィール
フィリピン生まれサイパン育ち、ハワイで学生時代を過ごし自然と身に付いた多国籍な感性と日本人離れした歌唱力が魅力のJ.Speaks。一方、音楽業界に関わる父親の元に生まれ、ギターと共に人生を歩んできた生粋のギタリストTaiga。二人が愛してやまない“海”のエッセンスが自然とにじみ出し、唯一無二の音楽を形成。大海の如く無限に広がるその音楽には喜怒哀楽、様々な感情が盛り込まれ、聴くものをときに心地よく包み込み、ときに心弾ませ踊らせる、大きな魅力を備えている。
また、里親募集情報サイト「ペットのおうち」とコラボレーションし、Blue Vintageが『名前を呼んで』を書き下ろした、動画も話題となっている。
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