<ライブレポ>リトグリの進化が止まらない!大人化・大合唱・わちゃわちゃMC…芹奈&manakaの“ファンへの誓い”が胸熱
2018.02.05 15:22
views
女性5人組ボーカルグループ・Little Glee Monster(以下、リトグリ)4日、横浜アリーナでアリーナツアー「Little Glee Monster Arena Tour 2018 -juice!!!!!-」を開催した。
目次
「立春」を迎え、温かな日差しが注ぐ4日の横浜アリーナは、開場前からたくさんのガオラーに溢れていた。その顔ぶれは、性別・年齢ともに様々で、リトグリの人気を裏付けるものだった。
1万人と大合唱
ライブ開始直前、すでに告知されていた「横浜アリーナでリトグリと一緒に『Love To The World」を1万人で歌おう!」企画がスタート。事前に練習動画が公開されていたが、改めて『Love To The World』のサビを観客が2パートに分かれて練習し終えると、リトグリが登場していよいよライブスタート。1万人の観客たちによる歌唱パートも、さすがリトグリファンだけあって見事なハモリ。会場いっぱいに歌声が響くと、メンバーも「上手!」「下パートを歌ってくれる人もたくさんいて素晴らしかった」と嬉しそうだった。
大人の魅力も備えさらなる進化
彼女たちの歌は、声だけでなく、衣装を翻しながら踊って、飛んで、回って…全身を使ってガオラーの元へ。中でも『Get Down』のダンスは、歌声で培った表現力そのまま観客を虜に。結成から4年、大人になってきたからこそ魅せられる “可愛さ”と“美しさ”を発揮した。MCでも、リトグリの“大人化”が話題になり、今年かれんと芹奈が20歳に、MAYUとアサヒが今年高校を卒業することにふれて、時の流れにしみじみ。それでも「高校生はmanaka1人に…」と振られたmanakaが「あぁ…」と得も言われぬため息混じりの返答した際には、結成当初から変わらないキュートな表情で笑いあっていた。
MAYU、髪切りました
また、3日に自身のInstagramで髪をバッサリ切りショートヘアにしたMAYUが、観客に改めて「私事ですが、髪を切りました」と報告。メンバーが「ホントだ!今知った」と小ボケを挟む中、会場から「カワイイ」と歓声が上がった。
MCアサヒ、ツッコまれてもめげない
そして、アンコールではガオラーが揺らすライトに応えてメンバーがアリーナに登場。『明日へ』を披露した後のMCで、アサヒが「いや~(ライトが)綺麗ですね。星がたくさんありますね~」と飄々と話だし、「長野の時を思いですよね、写真とったよね。『Juice』のジャケ写の時。(ライトが)流れ星みたいで…」と続けたところで、manakaから「思ってなさそうやん」とひとツッコミ。アサヒは「それと同じレベルで綺麗だから、お花見…星見したい」とするも、メンバーは「情報量が多い」「怖っ!」「昨日からアサヒがアサヒじゃない大丈夫?」「“星見”って何?」と塩対応の連続。芹奈も「せっかく『明日へ』でカッコよくきまったのに、『星見したい』とか(笑)」とアサヒのモノマネをしながらコメント。
それでもめげないアサヒは、「ここにレジャーシート敷いてさ…」と星見話をふくらませるも、manakaが「普通に『星を見に行きたい』でいいじゃん。なに『星見したい』って?」と冷静なツッコミでわちゃわちゃしたトークを整理していた。
そんな、和やかなムードのまま、アンコールのラストには『全力 REAL LIFE』を文字通りメンバーも観客も全力で盛り上がり、ライブは幕を下ろした。
11thシングルリリースも決定&お披露目
終演後、3月14日に11thシングル『ギュッと』がリリースされることが発表され、一部を映像とともに公開。同曲は、黒島結菜とジャニーズWESTの小瀧望がW主演を務める映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」のエンディングテーマとして書き下ろされたラブソング。リトグリの“歌への想い”「みんなのために一生歌い続けたい」
ライブ中、常に音楽で観客の心を震わせていた5人だが、MCで語った歌への真摯な想いも胸を打つものだった。武道館で始まり「紅白歌合戦」出場で終わった2017年を、manakaは「掲げていた目標をたくさん達成できて、5人になって強くなるための試練もあって、その中で嬉しい涙もいっぱい流したし、悔しい涙もいっぱい流した」と総括。「その中で何かに向かっていく人の力や姿は周り人に繋がって、それはすごく素敵なことだって改めて実感しました」と言葉にし、「私たちも、みなさんにとっての光であるようにずっとずっと歌い続けていきたいと思っています」と前を向いた。
ファンを思う気持ちは4人も同じ。芹奈も「小さいころはただ『家族のために歌いたい』って思って上京してきたけど、4年経ってだんだん『みんなのために歌いたい』っていう思いに変わって、それはみんなが応援してくれるから、私たちの歌を必要としてくれてから。何があってもみんなに歌を届けたいって思わせてくれます、ありがとう。私たちの歌を聞いている瞬間だけでも辛いことを忘れられるなら、私たちはずっとずっとみんなのために一生歌い続けたいと思います」と会場を埋め尽くすガオラーに誓うと、大きな拍手に包まれていた。
アルバムリリース、そして横浜アリーナから始まったリトグリの2018年。5人が進む先には、必ずファンがいることを確認できた瞬間だった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】