“奇跡の歌声”丸山純奈、デビューへの道に挑戦 魂の熱唱に審査員も号泣<音楽チャンプ>
2018.01.29 15:34
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28日放送のテレビ朝日系音楽オーディション番組「今夜、誕生!音楽チャンプ」(毎週日曜よる9時58分~)では、12月の「第1回中高生制服チャンプ」で優勝し“奇跡の美声”と称される徳島県の中学2年生・丸山純奈のデビュープロジェクトが始まった。また、11月に「第1回歌唱チャンプ」で過去最高得点をたたき出し、頂点に輝いた高校3年生のアルメリノ・アナリンの初防衛戦が行われた。
「丸山純奈デビューへの道」始動
12月の放送以降、番組ホームページ配信の動画再生回数が500万回を突破するほどの注目を集めている丸山。「人の心を動かせるような歌を沢山の人に届けたい。歌手になりたいです」と強く願う彼女のため、今回から特別プロジェクトが始まった。5つの課題曲に挑み、その都度審査員4人の合計得点で80点以上を獲得できれば、オリジナル曲でのデビューが決定する。この日の放送では、2つの課題曲に挑む様子が放送された。デビューを駆けた挑戦 結果は…?
最初の課題曲は「リズム感」を評定するPRINCESS PRINCESS (プリンセス プリンセス)の『M』。審査員の1人、音楽プロデューサーの田中隼人氏は「中高生制服チャンプ」で丸山を褒め称えていたが、『M』を聞き「思っていたのと違う」と厳しい面持ちに。声楽家の菅井秀憲氏も「社会に毒されていないから、いくらでもいろんな絵が描けるのに、決まった画の中にしか物事を描いていないように感じる」と厳しく評価した。結果は83点でなんとかクリアしたが、丸山は「褒められることよりもだめだって言ってくださっていることのほうが大事だと思うので、頑張りたい」と決意を新たにした。
2つ目の課題曲は「表現力」を評定する西田敏行の『もしもピアノが弾けなたなら』。田中氏は「聞いてるうちに惹き込まれてく歌だった」と高評価。菅井氏は「歌詞の説得力が足りなかった」など再び課題点を指摘した。
結果は85点と見事クリア。しかし菅井氏は「(中高生制服チャンプで歌った)『木蓮の涙』が良すぎて、まだそれを超えてない」と次に繋がるよう思いを伝えた。今後も丸山の夢を駆けた奮闘に期待がかかる。
夢を追う4人の戦い アルメリノ・アナリンが防衛なるか
チャンプ勝ち抜き戦「歌唱チャンプ」では、7歳のときに家族と離れて日本に移住し、歌手の夢を追いかけるアナリンが防衛に挑戦。5週守り抜ければ賞金100万円獲得、さらに歌手への道が開かれる。3人の挑戦者がそれぞれ歌唱し、最も点数が高かった者がアナリンへの挑戦権を得る。今回は歌手になるため週4日のアルバイトしている北海道の札幌のバンド女子高生・川村海月、シングルマザーの母親に猛反対されながらも歌手を目指す静岡出身の専門学校生・鳥居れな、3時間かけて音楽科の高校に通う女子高校生・清水美依紗が登場した。
結果は菅井氏に「昨今こういう歌手は女性では現れていない」と言わしめ、「音楽的哲学のようなものを感じる」と熱くさせた川村が1位となり、アナリンとの一騎打ちを行った。
挑戦者が高評価獲得
課題曲はふたりとも伊藤由奈の『Precious』。音程の広いバラードを魂を込めて歌えるかが注目された。最初の歌唱は挑戦者の川村。同曲を作曲した田中氏は「今まで聞いたことがないような『Precious』で衝撃を受けた」を心を動かされ、菅井氏も「こんなアコースティックな子は久々に見た」と改めて高評価。「どういう所にブレスを入れるとこの歌が表現できるようになるかを学んでほしい」と課題も提示した。川村は181.439点という 高得点でアナリンにプレッシャーをかけた。
審査員も涙の結果に
チャンプのアナリンは「両親が忙しくておばあちゃんと一緒に乗り越えてきたので、その気持ちをおばあちゃんに届けたい」と思い述べ、防衛に挑戦。前回187.826点という番組史上最高得点で、審査員や視聴者に感動を与えたアナリンだが、審査員で歌手の森公美子は「本当に良い物を持ってる。ただ、ブレスで音楽が切れちゃうんだよ」と細かい欠点を指摘した。菅井氏は「これを歌うには熱量が少なすぎると思う。美しくばっかり歌おうとするなよ!歌を歌おうとするなよ!歌わないで言葉で語ってくれよ!」と熱弁。厳しい評価にアナリンは悔し涙を流した。
結果は178.640点で、アナリンが敗北。すると森が涙ぐみつつ「もう一回挑戦して。貴方の歌が大好きだから。もう1回アナリンの歌が聞きたい」と溢れる思い吐露。アナリンは号泣しながらも笑顔で頷いていた。
新チャンプとなった川村は「もっと今後成長して頂けたらなと思います!」と宣言し、今後の活躍が注目される。(modelpress編集部)
情報:テレビ朝日
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