超特急、復活のユーキ・涙の抱擁・ボーカル組凱旋…盛大出初式でライブ初め<ライブレポ&セットリスト>
2018.01.07 10:00
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7人組メインダンサー&バックボーカルグループの超特急が6日、大阪城ホールでアリーナツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2017-2018 the end for beginning」ファイナル公演を実施した。
年明けにふさわしく、春の海のBGMを背景に新年の挨拶で幕を開けたこの日のライブ。2018年の初ライブは餅つき、鏡開きを盛り込んだ出初式を行い、1曲目「ikki!!!!!i!!」では、プロによる梯子登りのショーで魅せる。その後も「バッタマン」「Burn!」と序盤から猛加速していった。
その後は、太鼓のパフォーマンスへ。まず、真剣な表情でコーイチが太鼓を叩き、力強い音を響かせると、会場は息を呑み、静まり返る。7人による太鼓のパフォーマンス後には、和楽器が奏でる「超えてアバンチュール」へ。ライブでも人気の定番楽曲だが、太鼓の音、そしてタクヤプロデュースのこだわりが詰まった和風の衣装も相まってお祭り騒ぎとなった。
タカシの「ただいま」に対し、「おかえり」といった地元ファンの温かい声が返ってくると「その声を待ってた」と笑顔。同会場に桑田佳祐のライブを見に来たことがあるというタカシは「ちょうどここに桑田さんがいたんです!その場に今立てているんですよ。こんな幸せなことない」と喜びを噛み締めた。
コーイチも「僕にとって大阪城ホールは特別な場所。城点というストリートで踊っていて、いつか(大阪城ホールのステージに)立ちたいなと子どもながらに思っていました」と感激しきり。
2人にとっては凱旋ライブにもなり、贈られる声援もより大きなものに。「Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」「Starlight」はボーカル2人がメインのステージとなり、コーイチをモチーフにした「ライオンライフ」ではコーイチを筆頭にメンバーも雄叫びをあげ大盛り上がり。タカシをモチーフにした「Whiteout」では、彼にスポットが当たるスイートなステージとなった。
トランポリンとともに披露した「Gravitation」では、7人が宙返りなど大技を繰り出し、超特急の表現の幅を見せつける。そして、この楽曲では、タクヤ&ユーキがトランポリンを使い、躍動で90度の壁を登るという技に挑戦。会場の視線が注がれる中、先にユーキが成功し、ユーキに見守られながらタクヤも続いて成功。27日の公演では、ユーキはケガのため、同楽曲でトランポリンの演出に参加できなかった。「借りは返す」とリベンジと誓っていたユーキがその言葉通り、復活し、大技を見事に決める。ともに段差のあるステージにたどり着いたタクヤとユーキは歩み寄り、熱い抱擁。リベンジを果たしたユーキと肩を抱くタクヤは、涙をこらえ、友情と努力を分かち合った。
本編終盤のMCでは、ユースケが「今回のアリーナツアー、いろいろありましたけれど、一番の大きなアクシデントといいますか、ユーキのケガありました」と涙を浮かべながら回顧。「本当にびっくりしたり、同じ気持ちですごく悔しいと思ったり、いろんな感情があったけど、8号車含めて、超特急のメンバー、スタッフのみなさんでカバーしあい、支え合った超特急の愛がこのアリーナツアーにはありました。たくさんの人に支えられている今、改めてこの7人でステージに立てたこと、感謝の気持ちを込めて超特急の愛を届けます」と思いを伝え、ミディアムバラード「Peace of LOVE」を披露すると会場は温かい雰囲気に包まれた。
アンコール1曲目の「BREAK OFF」もパワー全開で会場の熱はやまない。残す曲も2曲となり「えぇー」と別れを惜しむファンの声に、リョウガは「えぇー」を「イエーイ」に置き換えるように提案。リョウガは「どう?楽しいでしょ?そうでもない?賛否両論あるか」と笑わせ、カイも「あと2曲もある」とポジティブ思考だった。
タクヤはライブまでの道のりを振り返り「ユーキがケガをしてしまいましたが、最後はこうやって全員でステージに立てていることが何よりも幸せ」と感慨深げにコメント。総合演出を担当したユーキも「こうしてステージの上に立てていることがすごくハッピーです」と笑顔。ツアーを通して「一つ学んだことがあります。それは無理をしないこと」と胸中を語り「僕がライブに出られない曲もあったけれど、もっともっとやりたいことが今回の経験でさらに広がって、8号車のみなさんにもっともっと楽しいライブづくりができるような勉強といいますか、経験ができたツアーでした」と早くも今後のライブに期待を寄せた。
この日最後に披露したのは「Signal」。力強い歌声をダンスで最後まで息を呑む圧巻のステージを作り上げた。
2018年、超特急の初ライブは彼らの表現の幅、さらなる可能性を感じさせる盛りだくさんの内容に。「the end for beginning」というツアータイトルのように、進化し続ける超特急がこの先、どんな景色を見せてくれるのか期待が高まる。(modelpress編集部)
M2.ikki!!!!!i!!
M3.バッタマン
M4.Burn!
M5.太鼓パフォーマンス
M6.超えてアバンチュール(太鼓ver.)
M7.Kiss Me Baby
M8.Whiteout
M9.ライオンライフ
M10.My Buddy
M11.ダンスパフォーマンス
M12.“Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~”
M13.Starlight
M14.Beautiful Chaser
M15.Star Gear
M16.Gravitation
M17.gr8est journey
M18.OVER DRIVE
M19.Peace of LOVE
M20.The End For Beginning
EC1.BREAK OFF
EC2.fanfare
EC3.Signal
超特急×和がかっこよすぎ!
MCでは、2018年の抱負を発表。ユースケは「音楽番組出演」と、タカシは「唯一無二」と近い未来の超特急の姿を思い描き、タクヤは「簡単なことだけど自分に素直に生きていければ」という理由から「素直」を抱負に掲げた。また、コーイチは抱負なのに疑問形の「社会人になれるかな」、カイは自分らしく自分を信じて前に進めば自ずと道が開かれるという意味を込めた「自」と発表。ユーキは「忍び忍ばれ忍ばれる」と独創的だが「超特急を世に知らしめたい」と意気込み十分。リョウガは「声でアバンチュール」とワードセンスを発揮し、具体的には「単純にゲーム実況します!」と宣言した。その後は、太鼓のパフォーマンスへ。まず、真剣な表情でコーイチが太鼓を叩き、力強い音を響かせると、会場は息を呑み、静まり返る。7人による太鼓のパフォーマンス後には、和楽器が奏でる「超えてアバンチュール」へ。ライブでも人気の定番楽曲だが、太鼓の音、そしてタクヤプロデュースのこだわりが詰まった和風の衣装も相まってお祭り騒ぎとなった。
コーイチ&タカシの憧れの場所
超特急といえば、ボーカルのコーイチ・タカシともに関西出身。大阪城ホールでの単独公演は今回が初となるが、2人にとって憧れのステージだった。タカシの「ただいま」に対し、「おかえり」といった地元ファンの温かい声が返ってくると「その声を待ってた」と笑顔。同会場に桑田佳祐のライブを見に来たことがあるというタカシは「ちょうどここに桑田さんがいたんです!その場に今立てているんですよ。こんな幸せなことない」と喜びを噛み締めた。
コーイチも「僕にとって大阪城ホールは特別な場所。城点というストリートで踊っていて、いつか(大阪城ホールのステージに)立ちたいなと子どもながらに思っていました」と感激しきり。
2人にとっては凱旋ライブにもなり、贈られる声援もより大きなものに。「Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」「Starlight」はボーカル2人がメインのステージとなり、コーイチをモチーフにした「ライオンライフ」ではコーイチを筆頭にメンバーも雄叫びをあげ大盛り上がり。タカシをモチーフにした「Whiteout」では、彼にスポットが当たるスイートなステージとなった。
復活のユーキ、友情が胸アツ
同ツアーの12月27日の横浜アリーナ公演では、リハーサル中にケガを負ってしまい、一部演出を変更してステージに立ったユーキ。SNSなどではファンから心配の声が寄せられていたが、キレキレのダンスで魅せる。中でも「Kiss Me Baby」では、バク転を軽やかにきめ、大きな歓声を起こした。トランポリンとともに披露した「Gravitation」では、7人が宙返りなど大技を繰り出し、超特急の表現の幅を見せつける。そして、この楽曲では、タクヤ&ユーキがトランポリンを使い、躍動で90度の壁を登るという技に挑戦。会場の視線が注がれる中、先にユーキが成功し、ユーキに見守られながらタクヤも続いて成功。27日の公演では、ユーキはケガのため、同楽曲でトランポリンの演出に参加できなかった。「借りは返す」とリベンジと誓っていたユーキがその言葉通り、復活し、大技を見事に決める。ともに段差のあるステージにたどり着いたタクヤとユーキは歩み寄り、熱い抱擁。リベンジを果たしたユーキと肩を抱くタクヤは、涙をこらえ、友情と努力を分かち合った。
本編終盤のMCでは、ユースケが「今回のアリーナツアー、いろいろありましたけれど、一番の大きなアクシデントといいますか、ユーキのケガありました」と涙を浮かべながら回顧。「本当にびっくりしたり、同じ気持ちですごく悔しいと思ったり、いろんな感情があったけど、8号車含めて、超特急のメンバー、スタッフのみなさんでカバーしあい、支え合った超特急の愛がこのアリーナツアーにはありました。たくさんの人に支えられている今、改めてこの7人でステージに立てたこと、感謝の気持ちを込めて超特急の愛を届けます」と思いを伝え、ミディアムバラード「Peace of LOVE」を披露すると会場は温かい雰囲気に包まれた。
超特急の可能性…さらなる進化
本編ラストとなる「The End For Beginning」では、ユーキが「いろんなことがあると思いますが、そんな中でも8号車がいればどんな山も乗り越えていけると思います」とありったけの気持ちを届け、その気持ちをぶつけるかのように、7人は熱くパフォーマンス。アンコール1曲目の「BREAK OFF」もパワー全開で会場の熱はやまない。残す曲も2曲となり「えぇー」と別れを惜しむファンの声に、リョウガは「えぇー」を「イエーイ」に置き換えるように提案。リョウガは「どう?楽しいでしょ?そうでもない?賛否両論あるか」と笑わせ、カイも「あと2曲もある」とポジティブ思考だった。
タクヤはライブまでの道のりを振り返り「ユーキがケガをしてしまいましたが、最後はこうやって全員でステージに立てていることが何よりも幸せ」と感慨深げにコメント。総合演出を担当したユーキも「こうしてステージの上に立てていることがすごくハッピーです」と笑顔。ツアーを通して「一つ学んだことがあります。それは無理をしないこと」と胸中を語り「僕がライブに出られない曲もあったけれど、もっともっとやりたいことが今回の経験でさらに広がって、8号車のみなさんにもっともっと楽しいライブづくりができるような勉強といいますか、経験ができたツアーでした」と早くも今後のライブに期待を寄せた。
この日最後に披露したのは「Signal」。力強い歌声をダンスで最後まで息を呑む圧巻のステージを作り上げた。
2018年、超特急の初ライブは彼らの表現の幅、さらなる可能性を感じさせる盛りだくさんの内容に。「the end for beginning」というツアータイトルのように、進化し続ける超特急がこの先、どんな景色を見せてくれるのか期待が高まる。(modelpress編集部)
セットリスト
M1.出初式M2.ikki!!!!!i!!
M3.バッタマン
M4.Burn!
M5.太鼓パフォーマンス
M6.超えてアバンチュール(太鼓ver.)
M7.Kiss Me Baby
M8.Whiteout
M9.ライオンライフ
M10.My Buddy
M11.ダンスパフォーマンス
M12.“Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~”
M13.Starlight
M14.Beautiful Chaser
M15.Star Gear
M16.Gravitation
M17.gr8est journey
M18.OVER DRIVE
M19.Peace of LOVE
M20.The End For Beginning
EC1.BREAK OFF
EC2.fanfare
EC3.Signal
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