GENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス

【GENERATIONS上海初上陸の2日間に独占密着】リハーサルで見せた“顔”、現地で感じた“手応え”…次のステージを目指して<インタビュー&レポ>

2017.09.05 18:00

7人組ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEのヴォーカル片寄涼太が8月25日(現地時間)、中国・上海で初のファンミーティングを開催した。翌26日には、GENERATIONSが上海で初開催となる大型音楽フェスティバル「SUMMER SONIC SHANGHAI 2017」に出演。彼らにとって、初の上海上陸となった2日間、モデルプレスでは独占密着取材を行った。

  

【1日目】ファンミーティング開催

「片寄涼太 ファンミーティング in 上海」(C)モデルプレス
イベント名:「片寄涼太 ファンミーティング in上海」
会場:上海商城劇院
参加人数:1000人

リハーサル

片寄涼太/リハーサル(C)モデルプレス
映画「兄に愛されすぎて困ってます」への出演をきっかけに、中国版のTwitter「Weibo」の公式アカウントでのハッシュタグの閲覧数が5億を達成、「Weibo」ランキングでも日本人トップを記録するなど、中華圏での人気が爆発中の片寄。

片寄涼太/リハーサル(C)モデルプレス
初の上海、初のファンミーティング、本番2時間ほど前に行われたリハーサルは順調に進んでいった。

片寄涼太/リハーサル(C)モデルプレス
ファンミーティングでは、トークコーナーやお絵かきコーナーを実施。お絵かきコーナーは、片寄がホワイトボードにお題の絵を書いてファンが当てる、というクイズ形式になっており、リハーサルの段階では、絵を書き上げるまでの時間制限は設けられていなかったが、片寄の「30秒くらいで区切った方が面白いし、ファンの方も盛り上がると思います」という提案により“早描き”にチャレンジすることに。

片寄涼太/リハーサル(C)モデルプレス
どうしたらよりファンに楽しんでもらえるのか…入念なチェックや積極的な姿勢からは、その想いが感じられた。

本番

「片寄涼太 ファンミーティング in 上海」開場前の様子(C)モデルプレス
「片寄涼太 ファンミーティング in 上海」(C)モデルプレス
この日会場に集まった約1000人の観客のうち、ほとんどが現地ファンと見られ、今か今かと片寄の登場を待ち合わびたファンの熱気に会場は包まれていた。

GENERATIONS from EXILE TRIBE(提供写真)
そして、本番。ファンミーティングは黄色い歓声が上がる中、トークコーナー、お絵かきコーナーと進み、片寄の「皆さんに紹介したい人たちがいます」という言葉を合図に、GENERATIONS白濱亜嵐数原龍友小森隼佐野玲於関口メンディー中務裕太がサプライズ登場。

GENERATIONS from EXILE TRIBEと橘ケンチ(C)モデルプレス
さらにその後、8月29日が23歳の誕生日だった片寄をメンバーがお祝い、LDH ASIAの運営にも携わり、9月1日から9月3日には舞台「幽劇」の上海公演(中国・虹橋芸術中心)も控えるEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチがステージに登場、とファン興奮のサプライズが続いた。

片寄涼太(C)モデルプレス
最後の挨拶では、片寄が感謝の言葉とともに「兄に愛されすぎて困ってます」のタイトルにかけ「僕は皆さんのことを愛しすぎて困ってます」と“愛のメッセージ”。初のファンミーティングは、大歓声に包まれながら終了した。

インタビュー

モデルプレスは、本番終了後の7人を直撃。密着1日目、上海到着からファンミーティングまでの感想を聞いた。

GENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
― お疲れ様です。初の上海はいかがですか?

白濱:皆気に入ってます!

メンディー:ご飯がめちゃくちゃ美味しい。

白濱:美味しかったね。街の雰囲気も都会ぽくて。

GENERATIONS/オフショット(画像提供:所属事務所)
GENERATIONS/オフショット(画像提供:所属事務所)
― 空港もたくさんのファンの方が。

一同:すごかったです!

片寄:黒サングラスにキャスケットを被ったボディガードの方がいて。

小森:涼太くんが先頭で歩いてて、僕は後ろでカート引いてたから、その人たちに「危ないよー!」って言われました(笑)。

一同:(笑)

小森:普通に怒られたんですよ。それくらい熱量がある上海大好き!

一同:(笑)

片寄涼太/ハイタッチ会(C)モデルプレス
― 熱気がすごいですよね。

片寄:ファンミーティングの後にハイタッチ会をしたんですけど、そこでも「福岡行きます」とか「名古屋行きます」って言ってくださる方が結構いました。日本まで来てくれるんだって嬉しかったです。

小森:大阪より福岡なんだ。

片寄:近いからね。

メンディー:港が。

佐野:港?皆船で来るわけじゃないからね。

一同:(笑)

― (笑)。その熱量はファンミーティングでも。

小森:そこは涼太くんが一番感じたんじゃなですか?

片寄:皆が出てきたときの歓声もすごくて、期待してくれたんだなって思ったよ。

片寄涼太が書いた“数原龍友”に物申す数原龍友(C)モデルプレス
― 数原さんの絵(※お絵かきコーナー)を書かれたときも、ファンの方がメンバーの名前を呼んで盛り上がっていましたね。

数原:めちゃめちゃ下手な絵書いてたな!

片寄:めちゃ怒ってるやん(笑)。

数原:一発で「これ僕やんけ」って分かったけど。

小森:顎ヒゲ生えてるの、1人だけだからね。

片寄:あれ元々なくて、ファンの方が「ヒゲ」「ヒゲ」って。

数原:裏で聞いてたよ(笑)。

白濱:下手くそ過ぎて、顔の横に書いてあるマイクをはじめラケットと思ってました。

メンディー:あれマイクなの?ラケットかと思ってた。

一同:マイクでしょ。

数原:テニスやらないですよ。

一同:集中して。

メンディー:集中してたけど…。

佐野:俺がいないと生きていけないから。

メンディー:なんだよ、それ!持ちつ持たれつだろ!悲しいだろ?俺いなくなったら。

佐野:ん?…それはそうだよ。

メンディー・佐野:イエーイ!

サプライズバースデーに喜ぶ片寄涼太(C)モデルプレス
― 仲良し(笑)。片寄さんのサプライズバースデーもありましたね。

小森:あと…4日?(※インタビューは8月25日に実施)

中務:4日だね。

片寄:ファンの方も受け入れてくれている空気があって、それが嬉しかったです。

数原:皆お祝いしたかったんだろうね。

小森:「ハッピバースデー」ってタオルとかカンペとか持ってる人結構いたもね。

白濱:バースデーソングも大きな声で歌ってくださって、海外ならではかなと思いました。

片寄:ファンの方が引っ張ってくれるくらい、積極的に。

白濱:それは嬉しかったです。

数原:亜嵐くんが「嬉しかった」は違うんじゃない?

中務:確かに(笑)。

白濱:メンバーが嬉しいことは嬉しいだろ!

一同:(口々に)今のはちょっと…(笑)。

白濱:嬉しいことは7倍嬉しい。悲しいことは7倍少なくて済むから。

片寄:そこ1/7。

小森:ちなみに、最後の中国語の挨拶なんて言ったの?

片寄涼太(C)モデルプレス
片寄:「今日は時間に限りがあってごめんなさい。また、次会えるように、新しい作品を作って頑張ります」って言うのと、1番最後は「僕は皆さんのことを愛しすぎて困ってます」って。

小森:やっば!ちょっと鳥!

数原:鳥ってなんでだよ(苦笑)。

小森:完全に鳥スキン!

片寄:全然、鳥肌立ってないから。最後盛り上がってくれて嬉しかったです。また、上海でファンミーティングができるように頑張ります。

― 次は、皆さんでファンミーティングをぜひ!ありがとうございました。

GENERATIONS from EXILE TRIBEと橘ケンチ(C)モデルプレス

【2日目】上海サマソニ出演

GENERATIONS from EXILE TRIBE/リハーサル(C)モデルプレス
イベント名:SUMMER SONIC SHANGHAI 2017
場所:上海国際音楽村

リハーサル

GENERATIONS from EXILE TRIBE/リハーサル(C)モデルプレス
当初、リハーサルは25日に予定されていたが雷雨のため中止となり、急遽本番前にリハーサルの時間が設けられた。

前日の雨が嘘のように晴れ晴れとした天気の中、リハーサルがスタート。立ち位置、歌い出しのタイミング、曲の転換…時間いっぱいまで細かなチェックを重ねたGENERATIONS

GENERATIONS from EXILE TRIBE/リハーサル(C)モデルプレス
彼らにとって、上海での初ライブ。どのくらいの観客が入るのか、盛り上がってくれるのか…すべては未知数。真剣な表情の裏側には、一抹の不安もあったのかもしれない。

本番

会場の様子/GENERATIONSステージ(C)モデルプレス
GENERATIONSは、メインステージのトップバッターとして出演。開場後、客席は徐々に埋まっていき、前方にはGENERATIONSグッズを持ったファンが集結。前日のファンミーティング同様、開演前から盛り上がり、彼らの登場を知らせるカウントダウンがはじまると、歓声はより一層大きくなった。

本番直前、円陣を組むGENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
本番直前、円陣を組み気合いを入れたGENERATIONS。そして、ライブがスタート。ハイテンションなアッパーチューン「AGEHA」で一気に会場のボルテージを上げ、「Evergreen」「NEVER LET YOU GO」「Gimme!」「LOADSTAR」「Love You More」「花」「to the STAGE」「Hard Knock Days」と全9曲をパフォーマンス。

GENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
「花」や「Love You More」では、合唱するファン多く、まさに“ファン一体”のステージを繰り広げた。

本番直後、舞台裏でのGENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
ステージを降りた彼らの顔は晴れ晴れとしており、大きな歓声に手応えを感じているように見えた。

インタビュー

モデルプレスは、本番終了後の7人を直撃。密着2日目、ライブ感想や手応え、そして今後の海外展開について聞いた。

GENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
― ライブお疲れ様でした!

白濱:暑かったです。

片寄:すごかったよね。

中務:昨日とは違って。

佐野:天気のことじゃないから!今日のステージの感想。

メンディー:昨日、雷鳴ってたからさ。

佐野:まだ天気のことかよ!

白濱:(笑)。思っていた以上の人が来てくれて嬉しかったです。

小森:本当にびっくりした。

GENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
佐野:行く前には「100人いればいいよね」って話してたんです。日本じゃないですし、初めて来る場所だし、国を越えてなのでドキドキしてました。

メンディー:出る前から盛り上がってくれてたのも嬉しかったです。

数原:「花」とか、一緒に歌ってくれていたのでびっくりしました。歌ったの自体、久々だったので、それは選曲してよかったなと思いました。

佐野:バラードの聞き方が違いました。

メンディー:合いの手文化が。

片寄:僕らのこと知らずに見ていた方もいらったと思うので、その方の感想も聞きたいですね。

白濱:30歳くらいの男の人が、ビール片手に「イエーイ」ってノッてくれてるのが見えて嬉しかった。

佐野:俺は、真ん中の立ち位置が多かったから、警備員の人が前にいたんだけど、ちょっと身体がノッてて。それも嬉しいなって。

本番直後、舞台裏でのGENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
― 今回、反響があると次が見えてくるのでは?

佐野:それはもう、僕らはこの人(片寄)についていくので!

片寄:いやいやいや…。

数原:国によってリーダー変えるか?

白濱:上海は任せた!

片寄:それこそ中国は本当に広いので、色んな場所に行って色んなリアクションを感じられたらいいなと思います。いい経験になりました。

GENERATIONS from EXILE TRIBE(C)モデルプレス
― 次は、中国のどこでライブやイベントをやりたいですか?

数原:北京です。

― 即答!

小森:知ってるとこ言っただけでしょ(笑)。

一同:(笑)。

メンディー:北京原人になりたい。

白濱:(メンディーのボケに被せ気味に)アジアツアーじゃなく、中国だけを回っていく中国ツアーをやれたら面白そうだなと思います。

中務:中国ツアーやりたいですね。上海以外も色々と回って。

― では、最後に今回参加できなかったファンの方々にメッセージをお願いします。

片寄:新しい挑戦として世界に踏み出す一歩が今回だったと思いますので、それを温かく見守っていただけたら嬉しいですし、それに挑戦できるのも日本のファンの皆様のおかげだと分かっていますので、感謝の気持ちを伝え続けながら、色んな形でチャレンジできたらと思います。

― ありがとうございました。

ファンを見つけて笑顔を見せる片寄涼太/ステージ裏(C)モデルプレス

次のステージを目指して

GENERATIONS/オフショット(画像提供:所属事務所)
GENERATIONSが所属する「LDH JAPAN」は、グローバル・エンタテインメント企業を目指すべく、2017年より新体制として始動。中でもGENERATIONSは、2015年・2017年と2度のワールドツアーを行うなど、以前より世界を視野に入れ活動を続けてきた。

そんな中、実現した上海初イベント&ライブ。大きな手応えを感じ、貴重な経験から次のステージへのヒントを得た彼らは、一回り大きくなってまたファンを楽しませてくれるはずだ。(modelpress編集部)

GENERATIONS from EXILE TRIBEプロフィール

パフォーマー白濱亜嵐、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太、ヴォーカル片寄涼太、数原龍友の7人により結成されたダンス&ヴォーカルグループ。2012年11月に「BRAVE IT OUT」でデビュー。

2017年は、14枚目のシングル「太陽も月も」、4枚目のアルバム「涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた」をリリースしたほか、自身2度目のワールドツアー「GENERATIONS from EXILE TRIBE WORLD TOUR 2017 ~SPEEDSTER~」を開催。また、現在は「ENERATIONS LIVE TOUR 2017 “MAD CYCLONE”」を開催中で、10月25日にはシングル「BIG CITY RODEO」のリリースも控える。
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