浜崎あゆみ、貫禄14回目「a-nation」大トリ “写真撮影OK”でスタジアム熱狂<セットリスト>
2017.08.27 21:16
アーティストの浜崎あゆみが27日、東京・味の素スタジアムで開催された夏フェス「a-nation」に出演し、通算14度目のヘッドライナーを務めた。
貫禄の大トリ
1つ前のD-LITE(from BIGBANG)のステージが終わると、スクリーンに「写真撮影OK」の文字が表示。昨年のアリーナツアーより解禁した観客によるライブ写真撮影解禁の試みを同フェスでも実施する形となった。スクリーンでカウントダウンが始まると、浜崎の登場を待ちわびた客席の熱は上昇。ダンサーに囲まれた中央のステージに「行くぜ東京!」の叫びと共にミリタリー風衣装の浜崎がせり上がり『talkin' 2 myself』を歌い出すと、割れんばかりの歓声が。ダンサーのバク転あり、ファイアー演出あり、のド派出演出で同フェス恒例の浜崎のステージが開幕した。
2曲目『fly high』で風に吹かれながらセンターステージを進むと、キュートな仕草もまじえながら笑顔でパフォーマンス。そのまま早着替えし、3曲目『fairyland』では、ダンサーたちのステージの後、エアリーなホワイトの衣装に着替えた浜崎が再登場。定番のサマーチューンを手を振って爽やかにスタジアムに届けた。
そして中盤は一転、ステージが暗転し、ピアノ一本でのイントロから渾身のバラードソング『HANABI』がスタート。ステージに一人残り、天高い中央のステージの上に座って幻想的に、時折胸に手を当て、語りかけるように歌う姿は、まるで夏の切なさが写し出されているかのよう。終盤はギターと向き合って情感たっぷりに歌い上げ、圧巻の歌唱力を見せつけた。
後半はダンサーが法被、浜崎が浴衣の恒例のお祭りステージ。ステージに駆け出し「盛り上がっていくよ~!」とアッパーチューン『Greatful days』で会場のボルテージを最高潮に引き上げる。ダンサーの演出にLEDのポイが使用され、A(ロゴ)マークが映る凝った演出内容に、観客も興奮を隠しきれない様子だった。
さらに「東京まだまだ行くよ~!」と煽り、『Sunrise~LOVE is ALL~』『Boys & Girls』を歌いながら会場をトロッコでぐるりと一周。このトロッコ外周で1番印象的だったのが、オーディエンスのほとんどがにスマホを向けている姿。「a-nation」史上初のオーディエンスによる撮影光景が数多く見られた。
その後、浴衣を脱ぎ、今回のグッズのTシャツに早着替えした浜崎は、トロッコを降り、ファンのハイタッチに答えながらステージに上がり『BLUE BIRD』、そして最後は「みんな今年の夏の思い出沢山思い出しながら沢山歌って下さい」と笑顔で呼びかけ、『July 1st』を熱唱。ステージ頭上には盛大な花火が連続して打ち上がり、「あゆでした~!」とステージを去った浜崎。余韻を残したままフェスは幕を閉じた。
なお、現在ツアー真っ只中でもある浜崎は、9月6日より、全3部構成のうちの第2章の幕開けとして、「ayumi hamasaki Just the beginning 第2章 ~sacrifice~」をパシフィコ横浜国立大ホール公演を皮切りに再スタートする。
「a-nation 2017」
今年で16年目を迎え、これまで延べ560万人以上を動員してきた国内最大級夏フェス「a-nation」。今年は26日、27日の2日間にわたり、味の素スタジアムで開催。26日はデビュー後、毎年出演しているAAAが初のヘッドライナーを飾り、超特急、DANCE EARTH PARTY、Da-iCE、EXILE THE SECOND、EXO、lol-エルオーエル-、三浦大知、NCT 127、ピコ太郎 、Red Velvetらが出演。また27日はBLACKPINK、Happiness、D-LITE(from BIGBANG)、ET-KING、GENERATIONS from EXILE TRIBE、iKON、MY FIRST STORY、TRF、VAMPSらが登場した。(modelpress編集部)
セットリスト
M1.talkin' 2 myselfM2.fly high
M3.fairyland
M4.HANABI
M5.Greatful days
M6.Sunrise~LOVE is ALL~
M7.Boys & Girls
M8.You&Me
M9.BLUE BIRD
M10.July 1st
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