欅坂46平手友梨奈、鬼気迫るパフォーマンスの裏側に葛藤と努力 「傷つく」言葉への“反論”に反響
2017.04.07 00:49
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6日に放送された、NHKの音楽番組『SONGS』(総合テレビ 22時50分~)に同日、デビュー1周年を迎えた欅坂46が登場。最年少センター・平手友梨奈の葛藤や陰の努力が明らかとなった。
平手友梨奈を徹底解剖
番組では、欅坂46のパフォーマンスの魅力に迫るべく、平手を徹底解剖する特別企画を敢行。彼女の秘密に迫る46問46答インタビューなど、デビュー曲『サイレントマジョリティー』から最新シングル『不協和音』まで、平手が楽曲にかけた思いや当時の心境を紹介しながらスタジオでパフォーマンスを披露していった。オーディションで歌唱したのは…
オーディション映像も初公開。2015年8月、当時14歳の平手が歌唱審査で披露したのはTHE ALFEEの『星空のディスタンス』。久しぶりに訪れた審査会場で平手は自身の初々しい姿を恥ずかしそうに見つめ、「人前に立つのがあまり好きじゃかったのでめっちゃ緊張しました」と振り返った。オーディションを受けた理由は「自分を変えたかったから」。勉強も特別得意ではなく部活の人間関係にも馴染めず夢もないまま「自分らしさを出す場所がなかった」という平手。『サイマジョ』の「君は君らしく生きて行く自由があるんだ」という歌詞に「私自身勇気をもらいました」と語った。
「二人セゾン」ソロダンスの後半は平手自身が考案
楽曲の最大の魅力の1つに、デビューから一貫して担当しているTAKAHIRO氏による物語があるダンスが挙げられる。VTRに登場したTAKAHIRO氏は流儀として「歌詞の意味を必ずメンバーと議論する」とコメント。「振り付けは私がつけるんじゃなくてメンバーが持ってるものを引き出されるのが正解」と、毎回振り入れ前に深く歌詞を理解する時間をとるといい、メンバーからも積極的に振り付けの意味を問う質問が飛ぶそう。さらに、メンバーが自由に踊る箇所を設けているといい、3rdシングル『二人セゾン』で印象的な平手のソロダンスの後半は平手がオリジナルで考えたものと証言。平手は日々感じたことをメモして楽曲表現に活かしているといい、「15歳の私は今しかない」と語り、熱心な一面を覗かせた。
「負けていられない」鬼気迫るパフォーマンスに反響
順風満帆に見えるグループだが、平手からは「やめたいと思ったことは?」という質問に「ある」、「4作連続センターが決まったときの心境は?」という質問に「出来ないって思いました」など、意外な本音が続々。最後は、『不協和音』について「(曲中のセリフ)『僕は嫌だ』は「私の心の叫びかなって思います」と告白。「色々ファンの人から言われたりはするし、それは傷つくし」とセンターを任せられているプレッシャーを打ち明け、「でもそれには負けていられないので、だったらもうやってやるって思っています。ライブとかで思いきり。それしか反論することがないですよね」と強い闘志をのぞかせ、鬼気迫るパフォーマンスを披露した。
現在進行系の葛藤が詰まっているからこその胸に迫るパフォーマンス…平手の知られざる本音や、TAKAHIRO氏の流儀が明らかになった同番組に、ファンからは反響が多数寄せられ、「てちやっぱりすごい…」「本当に15歳なの?」「年下なのに尊敬しか無い」「めちゃくちゃ濃すぎる25分だった」「完全に神回」など絶賛の声が溢れている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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