人気上昇中ラップアーティストが異色コラボ 若者の“リアル”を表現
2016.12.08 20:13
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独立行政法人勤労者退職金共済機構は、若年勤労者が「財形制度」に興味を持つように制作されたMV「いくつものいつもの」を7日より公開。同楽曲は、アフロとUKからなるラップアーティスト・MOROHAが描き下ろした作品で、歌詞には直接的な「財形」の表現は出てこないものの、若さゆえの葛藤と現在を振り返りながら、将来を思い描く若者の心情がつづられている。
家族の大切さを感じるMV
ラップアーティストと「財形」という異色のコラボによって誕生したMVは、『小さな積み重ねが、大きな財産になる』との想いとともに、忙しく働く毎日で考えることもなかった家族の大切さを改めて実感できる温かみのある内容。主人公は、若い時に誰もが感じる漠然とした不安を抱えている29歳のサラリーマン。ある日、両親とともに住んでいる姉夫婦の赤ちゃんの100日祝いに参加するために実家を訪れたことで、家族との何気ない普段の生活の中にあった幸せと充実感を改めて感じる。
MOROHAが楽曲に込めた想い
MVとともに公開されたMOROHAのインタビュー動画には、MV出演者と仲良く記念撮影する2人の姿。「年を重ねることで明るさも増すけれど寂しさも増していく。その中でちゃんと(周りに支えてくれる)人がいてくれればという願いを込めました」とサビに込めた想いを紹介するなど、楽曲や「財形制度」について語っている。(modelpress編集部)
MOROHAインタビューコメント
Q:財形制度についてどう思いましたか。目的があってお金を貯めていくこと自体に色々な人の想いが溢れていて、財形制度はそれを助けていく制度と理解していた。その制度を考えた人や、手元にお金は無いけど将来のために踏ん張って節約しようという人たちの想いが頭に浮かんで、曲を作る時にドラマがたくさん思い浮かんだ。(アフロ)
Q:サビにはどのような思いが込められていますか。
年を重ねることで明るさも増すけれど寂しさも増していく。その中でちゃんと(周りに支えてくれる)人がいてくれればという願いを込めました。(アフロ)
Q:もし、会社員だったら財形制度を利用しますか。
自分の意思で貯蓄していくのが難しいので、誰かが貯蓄をやってくれたらありがたいなって思います。更には国が諸々制度的にサポートしてくれるっていうのはありがたい事だよなと思います。(アフロ)
Q:メロディーに込められた思いはなんですか。
メロディーに関しては、激しい曲を作ったところで伝わることも伝わらなくなってしまうことがあるので、優しい曲にしたいと思いました。ただ、ひとつ大人になった人たちに伝わるようなメロディーのチョイスをしたのかも知れないですね」(UK)
Q:最後に一言お願いいたします。
財形制度に関しては、僕らの楽曲で説明できたわけではないので、この動画を見て気になった方は調べていただいて、自分にマッチしたらそれを選んで、何を選んでもその先で一生懸命それが良い方向に向かうかは自分次第だなと言う風に思います。俺も頑張りますので後悔なきよう皆さんも頑張ってほしいなと思っております。(アフロ)
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