「AAA ARENA TOUR 2016 - LEAP OVER -」千葉ファイナル公演/撮影:田中聖太郎(画像提供:所属事務所)

AAA、過去最大動員数を記録 11年目の“さらなる飛躍”確信のアリーナツアー<ライブレポ>

2016.07.24 20:00

9月にデビュー11周年を迎える男女7人組パフォーマンスグループ・AAA(トリプル・エー)がアリーナツアー「AAA ARENA TOUR 2016 - LEAP OVER -」のファイナルを24日、宮城セキスイハイムスーパーアリーナにて迎えた。ここでは、3日に幕張メッセ9-11ホールで行われた千葉ファイナル公演のライブレポをお届けする。

  

オープニングから大熱狂

会場はこの日、1万5千人の観客を動員。オープニングは、昨年迎えた10周年という節目から新たなものが創造されることを予感させるような幻想的な映像からスタート。ステージを覆っていたベールが開き、頭上の円形ステージからモノトーンのスタイリッシュな衣装に身を包んだメンバーが登場すると、会場は大歓声に包まれた。

「I'll be there」「Sorry,I…」と激しいパフォーマンスでセンターステージに視線を一気に惹きつけると、パーティーチューン「SHOW TIME」でサイドステージまでメンバーが走り、会場はより結束。「LEAP OVERへようこそ!」(浦田直也)「盛り上がる準備出来てる?」(伊藤千晃)「一緒に踊ろうぜ!」(日高光啓)とメンバーが次々に煽り、爽やかなサマーチューン「LOVER」へ。ハートを作るキュートな振りをメンバーがカメラ目線で決めると、ファンからは黄色い悲鳴が上がった。

幻想的な演出で魅了

次にバラードパートへ。再びセンターステージがベールで覆われると、会場全体が一面、海の中の世界と化したような幻想的な光に包まれる。

まず、7人のメンバー一人一人のソロパートで構成された「I$M」で、それぞれのパフォーマンスで圧倒。「愛してるのに、愛せない」では会場中にクラゲが舞い、許されぬ愛を歌った切ない曲の世界観で魅了。「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」では、最後に西島隆弘が透き通ったロングトーンを響かせ、観客からは拍手が起こった。

末吉秀太「お前らがここで一番だってことを証明してくれるな?」

「AAA ARENA TOUR 2016 - LEAP OVER -」千葉ファイナル公演/撮影:田中聖太郎(画像提供:所属事務所)
それまでの雰囲気から一転、「PARTY IT UP」で前半戦の締めへ。末吉秀太が「お前らハッキリ言って全然足りねえんだよ!お前らがここで一番だってことを証明してくれるな?」とドSに煽ると観客はヒートアップ。「アシタノヒカリ」が続き、AAAらしいアッパーチューンを続けた。

MCでは、リーダーの浦田が「昨日3日目半端無かったんで、今日も皆さんに期待していいですか?」とファンに呼びかけ。「4日間のうちで1番すごかった日になるように、クタクタになっていきたい!」とファンとの盛り上がりを誓った。

西島隆弘「いつ恋」の胸キュンセリフでファン沸かす

メンバーが一人一人ファンに挨拶する場面では、7人の個性が爆発。

「盛り上がってるかにゃ?!」と與真司郎がキュートな言葉遣いで女性ファンを喜ばしたと思ったら、西島はステージを飛び回りファンを翻弄し、「酔いしれてるんですか?こっちはな、酔わせて楽しませるために…必死なんだよ!」と魂の叫び。さらに出演していたフジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の胸キュンセリフを、北と南両方のブロックに向かいそれぞれ飛ばすと、女性客は「キャー!」と大熱狂となった。

ファンと至近距離でパフォーマンス

演出で世界観を作り上げた前半とは打って変わって、後半はよりパワフルに、ファンとの一体感が感じられるステージだった。

「恋音と雨空」で会場中にトロッコが走ると、至近距離のメンバーにファンは大興奮。「GAME OVER?」では、客席に登場した7色の巨大バルーンを力を合わせセンターステージに運び、会場全体が一体となった。

南国風の明るい衣装にチェンジし、ライブの定番である「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」を畳み掛けると会場のボルテージは最高潮。最後は「Love is in the Air」で本編を締めくくった。

「さよならの前に」大合唱

「AAA ARENA TOUR 2016 - LEAP OVER -」千葉ファイナル公演/撮影:田中聖太郎(画像提供:所属事務所)
アンコールでは、「トリエー!」コールに応えて再びステージに登場した7人が、会場にマイクを向け「さよならの前に」を1万5千人と大合唱。

観客のノリの良さに浦田は「すごい!スタジアムでやっているみたい!」と驚き。MCでは「さよならの前に」をアカペラで歌う話題でひとしきり盛り上がるなど、会場は爆笑に包まれっぱなしだった。

そして、「まだまだいくぞ!」とスタジアムにカラーテープが打ち上がり、フィナーレへ。浦田は「幕張4日間やらせて頂いたのも皆さんのおかげです」と気持ちを伝え、「11月には初のドーム公演もありますし、これからまだまだ頑張っていきたいので、これからも応援よろしくお願いします!」と飛躍を誓う。最後は全員がステージで円になり、握手でお辞儀。360度すべてのファンに全員が手を振って感謝を伝えながら、ステージを去った。

たっぷりと聴かせて、楽しませた2時間半。11年目の進化を確信させる、そんなステージにファンの興奮の余韻は収まらない様子だった。

約21万人を動員

全国を飛び回ったツアー全22公演で、自身過去最大の約21万人を動員。サンドーム福井公演では、1日目に與が怪我をしてしまうなどハプニングもあったが、2日目は気丈なパフォーマンスを披露。同日16日に30歳の誕生日を迎えた宇野をサプライズで祝福し、多くのメンバーが涙を見せるなど改めて絆を感じさせるツアーとなった。(modelpress編集部)

セットリスト

01.I'll be there
02.Sorry,I…
03.SHOW TIME
04.LOVER
05.I$M
06.愛してるのに、愛せない
07.ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女
08.PARTY IT UP
09.アシタノヒカリ
MC
10.Flavor of kiss
11.Li'l Infinity
12.恋音と雨空
13.GAME OVER?
14.ハリケーン・リリ、ボストン・マリ
15.NEW
16.Love is in the Air
アンコール
17.さよならの前に
MC
18.Wake up!
19.MUSIC!!!
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