「超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism」のファイナル公演を開催した超特急/Photo:米山三郎(SignaL)

超特急、生バンドで魅せる進化と可能性 3大発表に期待高まる<ライブレポ&セットリスト>

2016.06.10 23:31

7人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が10日、神奈川・パシフィコ横浜にて「超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism」のファイナル公演を開催。今回の全国ツアーは「~Shout & Body~」「~Body & Groovin’~」の2つのテーマで開催。「~Shout & Body~」はありのままの超特急を感じられるライブを、「~Body & Groovin’~」では初の生バンドを引っ提げてのライブを展開。この日は「~Body & Groovin’~」の公演で、超特急のパフォーマンスとバンドによる生音で会場を沸かせた。

  

超特急×バンドで新たな一面

ライブはバンドの生音を活かし、アレンジを効かせた「No.1」からスタート。ボーカル2人が歌声を響かせ、一味も二味も違う、新たな超特急の一面を存分に発揮し、会場の8号車(ファン)の心を一気に掴んだ。

超特急
続けてスタンドマイクを使った「STYLE」などを披露し、MCへ。リョウガは「シンクロとは同時に発生する、同期するといった意味ですが、僕たちの中では一体感」とツアータイトルに込めた思いを紹介。ファイナル公演を迎え、タクヤが「最高のシンクロにしましょう」と呼びかけ、会場はヒートアップした。

リョウガ
そして「Star Gear」「panipani」をいつもとは違った曲調でパフォーマンス。7曲目「Beautiful Chaser」では、ステージを目一杯使い、曲の世界観を臨場感たっぷりに表現する。その後も「TurnUP」などをクールに披露した。

超特急/Photo:米山三郎(SignaL)

コーイチ&タカシによるステージ アコースティックで聴かせる

「Starlight」「Billion Beats」のメドレーは、アコースティックのアレンジバージョンでボーカル2人によるステージ。ミディアムバラードの両楽曲に、コーイチとタカシが甘い歌声をのせる。

コーイチ
2人からも「テーマに沿ったアレンジを効かせています」(コーイチ)、「歌い方、声の出し方にこだわっているので、いつもとは一味違う超特急の音楽を楽しんでいただければと思います」(タカシ)と、それぞれ紹介した。

超特急/Photo:米山三郎(SignaL)

超特急らしさも健在

続く「スターダストLOVE TRAIN」もジャズ調のアレンジでパフォーマンス。そして7人が揃うと「Rush Hour」「Secret Express」「Shake body」「Drive on week」をメドレーで魅せる。超特急らしいダンサブルなナンバーで、8号車によるコールの大合唱となり、会場の熱気がさらに高まっていく。

タクヤ
そして、ライブの定番曲となった「バッタマン」へ。割れんばかりの歓声の中で、7人も激しくパフォーマンス。歌詞にかけたユースケの「悪いけどちょっといいですか?」の一言で、この日のバンドメンバーが超特急のメンバーより紹介された。

超特急/Photo:米山三郎(SignaL)

しっとりバラード&激しいアップナンバー

ライブも終盤に差し掛かったところで「Keyword」「FLASHBACK」といったバラードをコーイチ、タカシが優しく歌い上げる。歌唱後には、会場より拍手が贈られた。

ユーキ
タカシ
しっとりとした「refrain」の後には、一変してアップテンポで盛り上がれる「Burn!」へ。元気いっぱいに登場し、手を交差させるフリで8号車とシンクロする。

息のあったキレキレなダンスで魅せると、タクヤの「このパシフィコ横浜にいるすべての8号車にエールを贈ります」のかけ声で、心温まるウエディングソング「Yell」をパフォーマンス。そして「楽しい時間はあっという間ですは。次の曲で最後です」(リョウガ)と惜しみながら、今回のツアーのために書き下ろした「Synchronism」で本編は幕を下ろした。

ユースケ

超特急が3大発表

アンコールを求める声に応えた7人は再びステージに。そして「走れ!!!!超特急」をパフォーマンス後に、会場のモニターに「WARNING!!」の文字が映し出される。8号車の期待が高まる中で、この場で第2弾となる写真集の発売、セカンドアルバムの発売(10月予定)、そして年末のアリーナツアー開催が発表された。

会場の様子/Photo:米山三郎(SignaL)
第2弾となる写真集はロシア・シベリアで撮影。リョウガは「第1弾はマレーシアでいろんな写真を撮りましたが、今回はロシア!ロシアです!」と興奮気味。ユーキは映画「シベリア超特急」にかけて「シベリア~?」と8号車に声をかけると「超特急~」と戻ってくる。シンクロしたコール・アンド・レスポンスに「おぉ~」と感激していた。

アルバムについても「1枚目は『RING』というタイトルでしたが、今回は…秘密です(笑)」といたずらに笑い、期待を募るリョウガ。「絶対素晴らしい1枚になると断言します」と強く語ると、拍手が起こった。

サプライズ発表/Photo:米山三郎(SignaL)

初のアリーナツアー

初となるアリーナツアーは、12月17日(土)に神戸ワールド記念ホール、12月24日(土)に国立代々木競技場第一体育館の日程で開催。カイは「アリーナツアー、決定しました。ありがとうございます」と感謝を伝え、「昨年よりパワーアップした公演にするから絶対に来いよ」と呼びかけ。8号車の歓声が響き渡る中で「楽しみにしていてください。よろしくお願いします」と笑顔を見せた。

この日のラストナンバーは「Signal」。歌唱前「全てをぶつける」と語っていた通りに、全力のパフォーマンスを見せつけた。そして、リョウガがバンドメンバーを誘導し、一同が手をつなぎ、深々と礼をし、感謝の思いを伝え、「 Synchronism」のツアーは幕を下ろした。

初の生バンドを引っ提げてのパフォーマンスは彼らにとって初のの試み。新たな一面を見せ、進化と可能性を感じさせた。(modelpress編集部)

超特急(C)モデルプレス

セットリスト

M-1:No.1
M-2:DJ Dominator
M-3:STYLE
M-4:Star Gear
M-5:panipani
M-6:Kiss Me Baby
M-7:Beautiful Chaser
M-8:Time Wave
M-9:TurnUP
M-10:Starlight~Billion Beats
M-11:スターダストLOVE TRAIN
M-12:EBiDAY EBiNAI
M-13:Rush Hour・Secret Express・Shake body・Drive on week
M-14:バッタマン~BAND紹介~
M-15:Keyword
M-16:FLASHBACK
M-17:refrain
M-18:Burn!
M-19:OVER DRIVE
M-20:fanfare
M-21:Yell
M-22:Synchronism
EC-1:走れ!!!!超特急
EC-2:Signal

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