人気急上昇中ロックバンド[Alexandros]、演技初挑戦で23時間ぶっ通し撮影

先日、代々木公園野外ステージにてフリーライブを開催し約1万人を集め大成功をおさめるなど注目のバンド・[Alexandros]。彼らが6月17日に発売したニューアルバム「ALXD」より「Dog 3」のミュージックビデオ（以下、MV）が公開された。

社会に揉まれて生きていく心情を歌い上げる

同曲は改名前の[Champagne]時代に制作した「Cat 2」の続編。「Cat 2」がニートを比喩した楽曲となっているのに対し、「Dog 3」は会社勤めを始め社会に揉まれて生きていく心情を描いた対照的な楽曲となっている。

MVでは、メンバーが演技に初挑戦。楽曲の内容に囚われない自由な発想で、『些細なイザコザはあったとしても[Alexandros]はこれからも[Alexandros]であり続ける』ことをテーマに、6月中旬に横浜の某ライブハウスで約23時間かけて撮影された。彼らの売りでもあるライブシーンには、エキストラとしてファン200人が参加しており、壮大かつコミカルなサイエンス・フィクションムービーに仕上がっている。

奇想天外なストーリーに注目

世界同時中継のLIVE当日リハで上手くいかない庄村（Dr）を川上（Vo＆Gt）が追い込む。磯部（Bs＆Cho）はそんな二人の仲を取り持ち本番へのモチベーションを高めるが、白井（Gt）は我関せずバナナを食べ続ける。あるドリンクを飲んだ庄村が本番前に突然姿を消してしまい、バンドメンバーとお客さんが途方に暮れる中、外で大変な事が起こっているという一報が届く。

なんと、怪獣のように巨大化した庄村が我を失い暴れまくっていた…。メンバーが必死に呼びかけても返答も無く、会場もやがてパニックに陥る。巨大化した庄村は次第に悶えながら光り輝いて消えてしまうがパニックになった会場の観客は収まらず、白井が自身のメタルリフで会場のパニックを静める。

一方、消えてしまった庄村は、全身ブラックスーツを纏った異質な雰囲気の[AlexanDog3]という組織のアジトに連れ去られており、「ドラムになれ！」と力づくで洗脳されそうになるが、生中継されている[Alexandros]のメタルリフにより、目を覚まし必死にLIVE会場に戻るためのトランスポートボタンを押し、どうにかLIVE会場に戻ってくる。そしてドラムソロを完璧に叩き上げ会場は歓喜の渦に包まれる。無事LIVEは終了し[Alexandros]の絆は深まり達成感に包まれるが、メンバーのお尻には猫のしっぽが…。

なお、同MVはきょう（26日）の8時より公開される。（modelpress編集部）