大原櫻子、卒業生にサプライズ　高校生のラブコールに応える

八千代松陰高校2015年度の卒業生に向けられた今回のコンサートは、学生たちのラブコールを受け実現。昨年学園祭ツアーとして8校を駆け巡った大原だが、卒業記念コンサートは初めて。会場となる体育館には全校生徒約2000人が集まり、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でお馴染みの『明日も』から3月25日にリリースとなるファーストアルバム『HAPPY』に収録される新曲など計9曲を披露した。

『明日も』でライブスタート

会場が暗転すると、もはやトレードマークとなりつつあるオレンジのダッフルコートで登場。「八千代松陰高校の皆さん、こんにちは！」と学生たちに挨拶をすると、会場の熱気に大原は「すごい！後ろみんな見えてますか？」と驚き、『明日も』を披露。2000人が興奮の坩堝に沸き、卒業記念コンサートはスタートした。続く2曲目は卒業記念パーティーに合わせ『卒業』を披露し、卒業する高校生達に送った。

「皆さん卒業おめでとうございます！今日は私にとっても皆さんにとっても忘れられない最高な1日にしたいと思います！」と意気込みを語ると、『タイミング』のゆったりとしたリズムで会場を温める。続けて「次の曲は、季節外れじゃないかと突っ込みたくなる方もいるかもしれませんが、先取りとして歌いたいなと思います」と会場を和ませ、『オレンジのハッピーハロウィン』を2000人と“トリックオアトリート”の掛け合いで大熱唱した。

合唱部とコラボレーション

そして、本日のサプライズとして「次の曲はスペシャルゲストを呼んでもいいですか？3年生合唱部の皆さんです！」と呼びかけると、一斉に20人の合唱部員が立ち上がりステージへ。「夢や目標に向かって進めるような歌詞を書きたくて、作詞しました。よかったら一緒に歌ってください」と語り、『瞳』を息の合った合唱部とのコラボレーションで歌い上げた。

後半戦へ突入すると、大原から「ファーストアルバムが3月25日にリリースします。まだ1ヶ月くらいありますが、今日はその中から新曲を披露したいと思います」とコメントすると学生たちは湧き上がる。「みんなと一緒に踊ってほしい曲があります」と語ると、『Happy Days』の振り付けを大原自ら指導。会場を揺らすほどの“Happyダンス”を2000人と踊りさらに会場を盛り上げた。最後は「みんな、立っちゃっていいんじゃない？」と盛り上げ、『頑張ったっていいんじゃない』を熱唱し、ステージを後にした。

アンコールに突入

興奮が冷めない生徒たちからすぐさまアンコールが湧き上がり、再度大原がステージに登場すると「2000人のアンコールってすごいですね！」と驚き、『ちっぽけな愛のうた』を披露。先ほどまでの盛り上がりとは一転、生徒たちは静かに大原の歌を聞き入っていた。

「少しでも皆さんの力になれれば嬉しいと思いますし、1年生、2年生の方とか学生生活をエンジョイしてほしいと思います。今日はありがとうございました」と感想を述べると、「最後の曲は私からの感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います。今日は本当に“サンキュー。”」と挨拶し、『サンキュー。』で卒業記念コンサートを締めくくった。

自身も昨年高校を卒業したばかりの大原は終演後、「“瞳”に素敵なハーモニーをつけてくださったのは初めてだったので、空に浮かんでいるような感じで歌わせてもらいました」と感想を残し、本日のイベントは終了した。

今後、大原は3月23日にRihwa『Greeting Tour 2015』のイベント出演や、4月から福岡を皮切りにファーストツアーをスタートさせる。（modelpress編集部）

■セットリスト
1．明日も
2．卒業
3．タイミング
4．オレンジのハッピーハロウィン
5．瞳
6．Happy Days
7．頑張ったっていいんじゃない
EN1．ちっぽけな愛のうた
EN2．サンキュー。