長渕剛、伝説の桜島ライブ再び…「10万人オールナイト・ライヴ」富士山麓で開催決定<発表会見>
2014.09.19 04:00
シンガーソングライターの長渕剛が18日、都内にて記者会見を開き「10万人オールナイト・ライヴ2015 in 富士山麓」(静岡県・富士宮市「ふもとっぱら」/2015年8月22日 夜9時から翌朝6時)の開催を発表した。
伝説から10年…オールナイト・ライブが帰ってくる
伝説となった2004年8月21日の「桜島オールナイト・ライブ」。7万5000人と魂をぶつけ合ったライブから10年の期間を経て、富士山麓に場所を移し、10万人規模で開催する。ライブを行うに至った想いを長渕は「桜島から10年、情熱が覚めないんですね。拳を突き上げることをまたみんなとやりたいんです。死ぬまで音楽はやっていきますから、命をかけて何をやっていくのかを考えた時、震災や福島の原発などを抱えながら生きていく、そういうことが今回の富士開催に挑むきっかけになっています」と胸中を告白。開催の決意
開催を決意したのは「桜島が終わった直後に、次をと思っていました。富士山麓に決めたのは去年の3月か4月です」と語り、「日本のど真ん中、世界遺産と呼ばれるところで、もう一度みんなといっしょに鼓舞したいんです。夜を徹して虫の声を聴いたり、星を眺めたり、牛の匂いを感じたりと、『生きているって素晴らしいよね』ということをみんなと共有したいんです」とその想いを打ち明けた。伝説の桜島ライブ
桜島ライブは、桜島の土砂捨て場を2年がかりで整え開催。夜通し続いたオールナイトライブは、ファンの間で今なお伝説のように語り継がれている。3ステージ行った桜島ライブだが「2ステージが終わって足がいかれてしまったんです、意識は確かだったけど、あらゆる負荷がかかっていた」と夜通し行うことは、厳しくもあることを話した長渕。それから10歳の年齢を重ねての開催となるが「どうなってもいいという覚悟はあります。体を気遣ったら出来ませんよ」と体力的懸念を吹き飛ばした。「死にたいほどに生きている実感がほしい」
年齢を重ねた変化もあったという。「ひとつ歳を重ねるごとに、毎回のライブもそうですけど、スタッフたちやオーディエンスの一喜一憂の表情、突き上げる拳、同じものが二度と無いと思うと全てが愛おしいんです。ありがとうって気持ちになるんですね」と優しげな表情を浮かべる一方、「いつまでたっても勝った気はしないですね、自分自身に。死にたいほどに生きているっていう実感がほしい」と話す。数えきれないほどの結果を残してきた長渕だが、今なお胸に宿るのは“冷めない情熱”。そんな長渕は、ファンへのメッセージを求められると「ファンの皆様に申し上げることはただひとつ、集結しろ!何かを見つけよう!とにかくそこに来やがれ!」と強い言葉を残した。なお、10月4日より毎週土曜よる10時より、TOKYO FMにてラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!Saturday 長渕LOCKS!」がスタートする。(modelpress編集部)
■長渕剛「10万人オールナイト・ライヴ2015 in 富士山麓」
日時:2015年8月22日(土) 夜9時から翌朝6時
会場:静岡県富士宮市・ふもとっぱら
チケッチ:先行予約…11月上旬予定/一般販売…1月下旬予定
企画制作:オフィスレン/キョードー東京
【Not Sponsored 記事】