EXILE TRIBE新グループTHE RAMPAGE「全員で正式メンバーに」 16人が語る“未来”<モデルプレス独占インタビュー>
2014.09.11 06:00
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EXILE TRIBEが発足した新グループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEは、LDHが開催した3つのオーディションから選出された16人で構成。候補生という立場で活動をスタートさせ、全国17都市34公演を回った武者修行でスキルを磨き、EXILEのMAKIDAIが主催するDJイベント「CLUB EXILE」や「第19回 東京ガールズコレクション 2014 AUTUMN/WINTER」「東京ランウェイ2014 AUTUMN/WINTER」でパフォーマンスを披露してきた。デビュー前とは思えぬ迫力のパフォーマンスに大きな歓声と拍手が送られたが、まだ候補生という立場の彼らは正式メンバーの座をかけた“サバイバルレース”のまっただ中。モデルプレスでは今回、そんな16人の候補生に独占インタビューを行い、彼らの夢にかける想いや知られざる素顔に迫った。
バラバラの場所から集まった16人が今ひとつに
メンバーは、ボーカルの青山陸(20)、川村壱馬(17)、吉野北人(17)、パフォーマーの阿多龍太郎(16)、岩谷翔吾(17)、浦川翔平(16)、エリオット力矢(23)、神谷健太(19)、後藤拓磨(15)、坂本陣(20)、鈴木昴秀(15)、武知海青(16)、長谷川慎(16)、藤原樹(16)、山本彰吾(18)、与那嶺瑠唯(19)。3つのオーディションから選出された彼らだが、実は全員が合格者ではない。ボーカル3人は、過去にEXILEのTAKAHIRO、三代目J Soul Brothersの今市隆二、登坂広臣らを輩出した「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION4」の合格者。一方、岩田剛典ら5人が合格しEXILEの新メンバーとなった「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」で夢破れた武知海青、浦川翔平、与那嶺瑠唯…合格した者とそうでない者…それぞれが異なる経緯でTHE RAMPAGEの候補生となった。
そんな彼らが今感じることは?これからの未来に想うこと、そして目指す先とは…?
メンバーが抱く本音「最初はちょっとバラバラで大変な部分もあった」
― 3つのオーディションから様々な経緯で集まった16人だと思いますが、こうやって候補生としてスタートを切った今の率直な心境を教えてください。坂本陣:「PERFORMER BATTLE AUDITION」でも最後までいけた人やいけなかった人、「VOCAL BATTLE AUDITION」で選ばれた人などみんな1人ひとりの経緯が違って、それぞれのオーディションで得たものがバラバラなので、それをひとつにまとめる作業からスタートしました。最初はちょっとバラバラで大変な部分もあったんですけど、武者修行を通してそれがひとつになってきたのかなぁと思います。
― 今お話にあったようにオーディションでは受からなかったけれど、そこからまた這い上がってきた方もいらっしゃると思います。
与那嶺瑠唯:僕はそうですね。最初、「PERFORMER BATTLE AUDITION」に落ちちゃって、正直悔しかったんですけど、またこうやって違うグループで活動する機会をいただけたことで頑張ろうって気持ちが一層大きくなりました。すごいチャンスをいただくことができたなと思っています。
武者修行で得たもの「もっともっと成長していけるように」
― この夏は武者修行にもチャレンジされていましたが、実際に経験していかがでしたか?青山陸:生でパフォーマンスをすることで、お客さんの正直な反応を身をもって感じることができました。あまり良くないときには良い反応をいただけないし、逆にすごく良いものが出せたときには良い反応が返ってくるし。もちろん、そういうときには僕達もすごく手応えを感じます。今まではレッスンや練習で自分と向き合うことが多かったけど、今はパフォーマンスを通してお客さんと向き合わなければいけなくなってきたので、そういう部分では難しさも実感しました。各々課題はあると思うんですけど、武者修行を通してまとまってきたんじゃないかなと。内側の部分で繋がっているような濃い絆が生まれつつ、個人としてもちょっとずつ成長できたと思います。
― やはり武者修行というのは大きなものだったんですね。
青山陸:大きかったですね。
坂本陣:あれがなかったらと思うと薄っぺらいままだったかもしれない。思い返してみると、最初の方とか結構恥ずかしいです(笑)。
― 成長を実感しているんですね。
青山陸:毎回パフォーマンスの度に映像を撮っていただいて、それを移動中のバスの中などでみんなで観て、思ったことを正直にぶつけ合って言うことをしていたので。そうやって重ねてきた結果、最後の方は一番良いものができたんじゃないかなって、みんな満場一致で思っています。まだまだではあるんですけど、もっともっと成長していけるように邁進していきたいです。
― そういう意見交換の場ではぶつかることも?
坂本陣:そうですね、結構ありましたし、いまだに少し。正直、あの期間だけでグループが確立できたわけではないので。今も日々、みんなで言い合ってTHE RAMPAGEってものをまさに固めていっている最中です。その作業こそが候補生という立場である意味だと思うし、それは毎日続けなければいけないことなのかなっていうのは感じています。
「名前に恥じないパフォーマンスをしたい」
― 素晴らしいです。最近は、「CLUB EXILE」でMAKIDAIさんたちと「OTO_MATSURI」で三代目J Soul Brothersさんとなど、先輩方と一緒にパフォーマンスされることも増えていますよね。武知海青:今まではステージにいる先輩をずっと見ていただけだったんですけど、一緒のステージに立たせていただいたことで意識が変わりました。間近で様子を見させていただいて1人ひとりに感動を届けることの本当の意味が身に染みて分かるというか。遠くのお客さんにも少しでも長く感動が届けられるようになりたいって思ったし、自分にはまだまだ足りないものがあるっていうのを実感する良い場だと思いました。
― 「OTO_MATSURI」でエリオット力也さんは、兄のELLYさんと肩組をしていましたよね?そういう2ショットを見ることができるのも、イベントならではですね。
エリオット力也:そうですね、めちゃくちゃ楽しかったです。ああやってフックアップしてもらっているのはすごい力にもなりますし、そうやって勉強していく部分もすごく大きいので誇れる兄貴ですね。
― 具体的に何かアドバイスをいただいたことは?
エリオット力也:アドバイスはよく。でも自分個人に対してっていうよりも、グループに対してのアドバイスを結構いただいてます。兄は元々アンダーグラウンドでヒップホップをやっていた人なので、THE RAMPAGEのグループ像に通ずるものがあるというか。ヒップホップの世界について結構教えてもらったりしています。
― 心強いアドバイザーですね。ほかに先輩からアドバイスを受けたことがある方は?
岩谷翔吾:僕たちは「PERFORMER BATTLE AUDITION」で選ばれたんですけれども、そのときの(小林)直己さんの一言がいまだに頭に残っています。「300メートル先のお客さんに対しても伝わるパフォーマンスを心掛けている」って。ドーム規模のライブでも画面を見るんじゃなく、自分の生身のダンスを見てほしいと言っていて「すごいな!」って思いました。なので、それを武者修行でも心掛けていました。「RAMPAGE」というのは“暴れまわる”という意味だし、グループとしてはすごく勢いがあって尖っていたいので、それをみんなで意思統一して名前に恥じないパフォーマンスをこれからもしていきたいと思っています。
THE RAMPAGEは「8割シャイ(笑)」
― そうやって、先輩たちから良い影響を受けているんですね。“暴れまわる”というグループ名やステージで見せる迫力あるパフォーマンスのイメージが強かったんですが、みなさんこうやってお会いするとシャイな方が多いような…全員:(笑)
坂本陣:8割シャイなんです(笑)。
― そうなんですか!?ステージを降りるとまた違った素顔があるんですね(笑)。
全員:(爆笑)
神谷健太:ダンスになると自分自分って目立ちたいんですけど、喋りになるとどうしてもリーダーとかに任せちゃって…。
坂本陣:そう、すぐ助けてって視線を送ってくるんです(笑)。僕ばっかしゃべってます(笑)。
― 早速個性の活きた役割分担をされているんですね。では、実は「本当はこんななんだよ」とか「お前本当はこんなんじゃないだろ」とか今は隠れているけど…っていうようなキャラクターをお持ちの方はいますか?
坂本陣:(浦川)翔平!翔平!
全員:間違いない!それ!
浦川翔平:問題児と言われています(笑)。GENERATIONSさんのサポートメンバーをやっているときも、(佐野)玲於さんによく「問題児だ!」って言われていて…すごいおふざけなんですよ。おふざけが得意なんです(笑)。
― みなさん同意されていますね。浦川さんはムードメーカーなんですね。
全員:ムードメーカーです。
― ちなみに、今日は少しおとなしい印象ですが…(笑)?
浦川翔平:若干緊張しているんです…(笑)。
― なるほど(笑)。浦川さんがムードメーカー、坂本さんがリーダーでほかには?
坂本陣:一番シャイなのが、一番でかい阿多(龍太郎)です。最年少なんです。
― 大人っぽいですよね。最年少に見えません。
阿多龍太郎:(照れて顔が真っ赤になる)…はい。ステージの上では違うんですが、喋りになると自分を抑えちゃうというか…。
全員:抑えてたの!?
阿多龍太郎:ダンスでは自分を表現するために思いっきりやってるんですけど…。
― そのギャップが魅力ですよね。
阿多龍太郎:そうですね(照)。
坂本陣:あとは、鈴木かな~。不思議なんです。いじられキャラ!というか、いじられたいキャラ?
全員:めっちゃ欲しがる!
― という意見が出ていますが?
鈴木昴秀:欲しがって、最終的にしらけるんです。
全員:(シーン)
鈴:こういう感じです(笑)
全員:(笑)
“キャラ立候補”で新たな一面が…?
― せっかくなので、「僕こんなキャラでいきたいんだ!」という方はいらっしゃいませんか?全員:「かっこつけたいキャラ」は神谷(健太)。
鈴木昴秀:「かっこいいキャラ」でいきたいって感じ?
エリオット力也:でもそれは、いっちゃん(藤原樹)がいるから。
青山陸:そうそう、いっちゃんとまこっちゃん(長谷川慎)っていうプリンスが2人いるから。
藤原樹、長谷川慎:いやいや…。
神谷健太:自分はどっちかというとバラエティーいきたいですけどね。
全員:そうなの!?
神谷健太:でも、陣くんが喋れるからな~。
坂本陣:僕は大阪出身なんで、そこはちょっと譲れないです(笑)。
― 坂本さんと神谷さんがバラエティ対決になるということですね。
神谷健太:そうですね!
後藤拓磨:「そうですね」じゃない(笑)
全員:(笑)
神谷健太:僕、(川村)壱馬はちょっとチャらいイメージがあったんですけど、一番真面目なんじゃないかなと思います。ストイック。
― 川村さんはストイックだという意見が出ていますが?
川村壱馬:好きなことに対しては、超真面目なのかなっていうのはありますね。興味のないことに対しては「知らん!」ってなることもあるんですけど…。オーディションで選んでいただいてこうやって上京して活動をさせていただいてると、自分が思っているものだけじゃなくいろんなことにチャレンジさせていただくんですけど、夢のためなのでそういうところにも努力を惜しみません。特に好きなことに関してはさらに努力するので、ストイックに見えるのかもしれません。
青山陸:こんな感じでアツくてすごいストイックなんです。
正式メンバーに、そしてデビューへ…「LDHを盛り上げられるようになりたい」
― それぞれ個性が違って素敵です。こうやって活動をしていると壁にぶつかったり悩みが生まれたりすることもあると思いますが、そういうときには自分たちで話し合って解決するんでしょうか?坂本陣:そうですね。マネージャーさんにアドバイスをいただくこともありますが、自分たちで考えることの方が多いですね。みんなから聞き出そうします。
― グループとして本当の意味でまとまりつつあるんですね。グループとしてはこれからどんなところを目指しているんですか?
坂本陣:一番近い目標としては、「全員で正式メンバーになる」っていうのが大きなひとつです。まずそこをクリアして、次はデビューに向けてって。グループとしてそこの2段階を乗り越えていきたいです。さらに自分たちでライブができるようになって、どんどんTHE RAMPAGEを知ってもらいたいし、広げていきたいと思っています。
― では、最後にファンの方に一言お願いします。
エリオット力也:THE RAMPAGEはまだ武者修行が終わって間もないんですけれども、これからどんどん自分たちが出せるものを追求して、カッコいいヒップホップテイストの強いグループを目指していきます。LDHを盛り上げられるようなグループに成長していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!
全員:よろしくお願いします!
― ありがとうございました。
「8割がシャイ」という16人だが、インタビューの前後には全員が揃って立ち上がり一斉に挨拶。礼儀正しく夢にアツい。先輩がそうであるように、彼らもまたHIROが生み出した「Love、Dream&Happiness」の精神をしっかりと受け継いでいる。
9月12日には東京・新木場STUDIO COASTにて「武者修行ファイナル」を開催。そこではまた、一回り大きくなった姿を見せてくれるだろう。(modelpress編集部)
■THE RAMPAGE from EXILE TRIBE
EXILE新メンバーが決定した「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」、ボーカリストへの夢を持つ若者が集った「VOCAL BATTLE AUDITION 4」、世界を舞台に活躍できる若き才能が参加した「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」の3つオーディションで選ばれた16名の候補生からなるEXILE TRIBEの新ユニット。また、「武者修行ファイナル」が9月12日東京・新木場STUDIO COASTにて行われる。
■メンバー
青山陸(ボーカル/1994年8月10日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
阿多龍太郎(パフォーマー/1998年9月9日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
岩谷翔吾(パフォーマー/1997年3月11日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
浦川翔平(パフォーマー/1997年5月23日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
エリオット力矢(パフォーマー/1990年11月28日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
神谷健太(パフォーマー/1995年5月27日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
川村壱馬(ボーカル/1997年1月7日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
後藤拓磨(パフォーマー/1998年12月4日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
坂本陣(パフォーマー/1994年4月28日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
鈴木昴秀(パフォーマー/1998年10月3日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
武知海青(パフォーマー/1998年2月4日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
長谷川慎(パフォーマー/1998年7月29日/「GLOBAL JAPAN CHALLENGE」出身)
藤原樹(パフォーマー/1997年10月20日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
山本彰吾(パフォーマー/1995年10月6日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
吉野北人(ボーカル/1997年3月6日/「VOCAL BATTLE AUDITION 4」出身)
与那嶺瑠唯(パフォーマー/1995年8月16日/「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」出身)
【Not Sponsored 記事】