乃木坂46、THE ALFEE以来14年ぶりの快挙 サプライズも多数で3万人熱狂<セットリスト/ライブレポ>
2014.08.30 20:56
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乃木坂46が30日、東京・明治神宮球場で「真夏の全国ツアー2014」千秋楽を行った。同所でのアーティスト単独ライブは、ロックバンド・THE ALFEE以来、約14年ぶり。約3時間半にわたって全35曲を熱演し、グループ史上最多の3万人を魅了した。
生田絵梨花、涙で決意
今月16日の大阪市立中央体育館を皮切りに全国5都市、延べ約10万人を動員した乃木坂46の同ツアー。この日の千秋楽では、大学進学準備のために6月末から活動を休止し、次作シングル「何度目の青空か?」(10月8日発売)でセンターを務める生田絵梨花がサプライズ出演。その新曲をファンの前で初披露し「無事に戻ってくることができました!」と復活を宣言すると、生駒里奈の合図でメンバーと3万人のファンが「いくちゃん、おかえりー!」と迎え入れた。「何度目の青空か?」は生田にとって初のセンター曲。しかし休業明けいきなりセンターに抜擢されたことに「みんながどう思っているのか不安だった」と本音を吐露したが、メンバーの温かさに支えられて奮起。「いま私はセンターとして何もできないって思っていて、自分はもっと頑張らなきゃいけないって思っています。これからまた精一杯みんなで歩いていきます」と涙ながらに決意を語り「改めてよろしくお願いします」と挨拶すると、会場は生田を待ちわびたファンの大歓声に包まれた。
天気も回復
今月グループ結成3周年を迎えた彼女たち。乃木坂46最大規模の同公演は、西野七瀬がセンターの9thシングル「夏のFree&Easy」で開幕。西野の「ツアーファイナル、突っ走っていくで~!」の絶叫で一気に観客のボルテージを引き上げると、白石麻衣も「神宮行くぞ~!」と煽る。当日朝まで天気も心配されたが、ライブが始まる頃にはすっかり回復。生駒は「神宮晴れたね」と満面の笑みを浮かべた。その後も「ガールズルール」「制服のマネキン」「バレッタ」「走れ!Bicycle」「おいでシャンプー」などヒット曲を続々とパフォーマンス。一人ひとりがメインステージからアリーナに敷かれた十字路の花道をいっぱいに駆け回り、歌と踊り、スタンドでも楽しめる仕掛け、そしてMCでファンを興奮させ続けた。
体調不良の橋本奈々未が駆けつける
本編最後はいまや代表曲となった「君の名は希望」。「3万人の心を一つに」という西野の曲紹介で始まり、曲中には夜空に花火も打ち上がった。アンコールでも「気づいたら片想い」「ぐるぐるカーテン」と人気曲を畳みかけると、体調不良のため欠席が発表されていた橋本奈々未が急遽駆けつけた。橋本は「体調を崩してしまい、みなさんにご心配をおかけして申し訳ございません」と陳謝。「でもみなさんの前で挨拶できるところまで治りました。これから一日でも早くステージで踊れるように努めていきます」とファンに約束すると、AKB48の握手会参加のために欠席していた松井玲奈も名古屋から電話とモニターでサプライズ出演。「会場も満員ということで、私もステージに立ちたかったです」と次回の共演を誓った。(modelpress編集部)セットリスト
01.夏のFree&Easy02.ロマンスのスタート
03.会いたかったかもしれない
04.ロマンティックいか焼き
05.ガールズルール
06.何もできずにそばにいる
07.生まれたままで
08.ここじゃないどこか
09.指望遠鏡
10.月の大きさ
11.失いたくないから
12.人はなぜ走るのか?
13.せっかちなかたつむり
14.左胸の勇気
15.何度目の青空か?
16.ダンケシェーン
17.そんなバカな…
18.心の薬
19.13日の金曜日
20.扇風機
21.その先の出口
22.無口なライオン
23.僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
24.でこぴん
25.吐息のメソッド
26.世界で一番 孤独なLover
27.制服のマネキン
28.ここにいる理由
29.バレッタ
30.走れ!Bicycle
31.おいでシャンプー
32.君の名は希望
<アンコール>
EN1.気づいたら片想い
EN2.ぐるぐるカーテン
EN3.乃木坂の詩
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