新人バンドが武道館ライブ確約表明 18歳の本格派ロックバンド登場
2013.08.23 13:50
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メンバー全員、青山学院大学の学生で結成された5人組ロックバンドRealHeart’s(リアルハーツ)が、デビューシングル「バイバイさよなら/ウィンター」(8月1日発売)のリリースを記念して、12日、都内で初のワンマンライブ「18-EIGHTEEN-」を開催した。
同世代からの共感を集める「真実の歌」
2007年に結成された「RealHeart’s」は、Hiro Yamamoto(ボーカル・ギター)、Genki Onouchi(ギター、コーラス)、Shohei Suzuki(ドラム・コーラス)、Aoba Ishida(キーボード)、Yutaro Yamamoto(ベース)の5人メンバーで都内を中心に活躍。グループは、Hiroが中学生の時に結成され、何度かのメンバーの入れ替わりを重ね、現在のメンバーに至っている。洗練された歌詞、美しいコード感とロックが融合した独特の曲調に、ストレートなメッセージを込めた若々しく力強いボーカルが印象的な彼ら。1曲目の「Don’t take your eyes off me」に続き、デビューシングル収録の「ウィンター」で会場を一気に盛り上げた。
その他にも「RealHeart’s」のルーツとなる中島みゆき「糸」とエレファントカシマシの「悲しみの果て」を披露し、終盤にはみんなで歌える「18」という曲を自身と重ね合わせ、会場に集った同世代の若者たちを魅了した。
3年後の武道館ライブを約束
アンコールの演奏を終え、会場が熱気に包まれる中、Hiroから重大発表がされた。この日は正式メンバーの中で一番早く誕生日を迎える、ボーカルHiroの18歳の最後の夜。そこで出されたのは、2016年のチケット。「今日は武道館の未来へのチケットを持ってきました。皆様ご存じの通り、僕ら『RealHeart’s』は、武道館という夢に向かって活動しています。このチケットは、『RealHeart’s』が武道館へ行けたときに、ここにいる皆さんを特別に招待するチケットです。本当にこのチケットが有効になるように頑張っていくので、皆さんも応援よろしくお願いします」とアピールした。彼らは「RealHeart’s」にファンはいないと語る。「僕たちの音楽を聴いてくれる方々は、『RealHeart’s』の”メンバー”なのです」と。「RealHeart’sは、人に伝えるために活動しているから。だから3年後、今日来てくれたみんな全員で日本武道館に必ず行きます」と、たくさんの“メンバー”との「約束」の意味を込め、日本武道館公演のタイトルは、「約束の日」としている。
日本武道館を目指すチケットを実際に「配布」した彼ら。チケットには2016年12月31日までに日本武道館で初ライブを開催した場合に限り、本件持参者を「RealHeart’s」メンバーとして特別無料ご招待と書かれている。「本当は3年後の2016年8月12日の日本武道館を予約したかったのですが、予約は1年前からといわれて、仕方がなく、2016年12月31日までに実施した際有効なチケットを作成した」と語った。
初のワンマンライブは大盛況の中、幕を閉じたが彼らのアツい挑戦、そして約束の行方に期待したい。(モデルプレス)
■「RealHeart’s」メンバー
Hiro Yamamoto:Vo.& Gt.
Genki Onouchi:Gt.& Cho.
Shohei Suzuki:Dr.& Cho.
Aoba Ishida:Key
Yutaro Yamamoto :Ba.
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