JAMOSA、ナオト・インティライミとのコラボ楽曲・エピソードについて語る モデルプレスインタビュー

2012.02.28 20:50

永作博美、香里奈出演の連続ドラマ「ダーティ・ママ!」(日本テレビ系)の挿入歌でもお馴染みの新曲「トリステーザ」を2月22日に発売した女性アーティスト・JAMOSA(ジャモーサ)が、楽曲に込めた想いや、フィーチャリングに迎えたナオト・インティライミとのエピソードなど、モデルプレスのインタビューに応じてくれた。

  

新曲「トリステーザ」について

- 今回、ナオト・インティライミさんと初コラボレーションをすることになったきっかけを教えてください。

JAMOSA:ナオトくんのことがデビューをしたときから大好きだったので、私からフィーチャリングのお願いをしました。ラジオやテレビから流れてくる彼の声が私にとても心地よかったんですよね。ポジティブで前向きな歌声が印象的で、悲しい曲を歌っていても自然と笑顔になれる不思議なパワーを持ったアーティストだと思います。

- 一緒に作られた楽曲「トリステーザ」はどのような想いが込められた曲ですか?

JAMOSA:タイトルの「トリステーザ」は、スペイン語で“哀しみ”っていう意味。人が生きていく中にはそれぞれ悲しいことや辛いことがあるけれど、その一方でそれぞれ守りたい存在、もの、夢があると思います。

そういったものを守るために、悲しいこと、辛いことをわがまま言わずに、耐えて我慢して頑張っている人たちを応援したいという気持ちを込めました。

- ドラマ「ダーティ・ママ!」の挿入歌になっていますが、ドラマの内容は意識しましたか?

JAMOSA:意識しました。ドラマの主人公が“シングルマザー”と“刑事”の二つの顔を持っているんですけど…二つの大切な仕事を両立させるっていうことはとても大変だと思う一方で、そういう人は世の中にとてもたくさんいるとも思います。私たちの曲でそういった女性を応援できたらいいね、っていう話をナオトくんと曲作りの段階でしましたね。

- JAMOSAさんはポルトガル語で“美しい朝日”、ナオト・インティライミさんは南米インカの言葉で“太陽の祭り”を意味するなど、お二人のアーティスト名は“太陽”でつながっていますが、そういった話はナオトさんとしましたか?

JAMOSA:しました。“私たちって太陽でつながっているよね”って。太陽ってピカピカに輝いているときもあれば、曇り空の中で一本光が差しているだけの切ないときもあって、いろいろな太陽があるじゃないですか?人生も同じで晴れ晴れした楽しいことだけじゃなくて悲しいこともたくさんある。

今回の楽曲は、切ない歌詞ながらも、曲調をパワフルで情熱溢れた曲に仕上げました。それは“悲しいこともお祭りみたいに踊っちゃおうよ”っていう私たちの想いでもあるんです。普通なら、悲しい曲といえばバラードなので、新しいバラードが出来上がったって思っています。

- 楽曲制作が終わった今のナオト・インティライミさんへの印象を教えてください。

JAMOSA:今回彼が作曲をしてくれて、レコーディングでも“こうやって歌ってほしい”っていう具体的なリクエストをいただけたので、とてもやりやすかったという印象を持ちました。あとは、すごく面白い人なのでスタジオの中がとても明るくて楽しくなりましたね。音楽的にもすごく才能に溢れた人でした。

- 逆にレコーディングで苦労したことはありますか?
JAMOSA
JAMOSA:私たちの声質がとても似ていたので、ハモる部分でどっちがどっちのパートを歌っているかわからなくなったことですね。一つ一つバランスを取ることに苦労しました。

- ミュージックビデオにプロボクサー・猪崎かずみさんを起用された理由を教えてください。

JAMOSA:ボクシングにはすごく戦うイメージがあります。でも女性は、ボクシングではなくても日々戦っていると思うんですよね。それを映像でわかりやすく見せたいと思いました。

今回、猪崎かずみさんを起用したのは、彼女が2児の母でありながらも、海外に活路を見出す姿勢がとてもカッコイイと思ったからです。ミュージックビデオでは、ボクサーとして、そして母としての両方の顔が見られる期待通りの出来に仕上がりました。

- 同楽曲について周りの反響はいかがですか?

JAMOSA:やはり一番はナオトくんと一緒にコラボレーションしていることにみんな驚いていますね。あとは、“こんなに歌詞が切ないのに、なんでこんなに明るいサウンドなんだ”っていう狙い通りの評価をいただいています(笑)。


カップリング「100年経っても...」について

- カップリングの「100年経っても...」は、どんな曲ですか?

JAMOSA:絶対に思い出したくない恋愛もあると思うけど、あの人と付き合って本当によかったっていう恋愛もあると思う…今回の曲は後者。新しい人と付き合っても思い出してしまう元カレに向けて“今元気にしているのかな?幸せにしているのかな?”っていう感謝の気持ちをぶつけた曲です。

- JAMOSAさんの実体験ですか?

JAMOSA:そうです。別れたときは、悲しさと悔しさと怒りが、感謝に勝ってしまうけれど、数年立つとやっぱり付き合ってよかったって思える。いろいろな意味でこの思い出を歌えるのは、今しかないのかもしれませんね。

- どんな人に聞いてほしいですか?
JAMOSA
JAMOSA:それぞれみんな忘れられない人がいると思いますので、その人を思い出しながら聞いてほしいです。男性は元カノにこんなことを言われたらどう思うのかなっていうのも気になるので、ぜひ聞いてほしいですね。

- ナオト・インティライミさんは、この曲について何か言っていましたか?

JAMOSA:“過去の恋愛を忘れたい人もいるよね”って言っていました(笑)。


音楽観について

- 影響を受けた音楽を教えてください。

JAMOSA:マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダー、アレサ・フランクリンなど、大御所のアーティストさんが多いです。母が聞いていた音楽からの影響が大きいですね。

- 歌詞を書くときにいつも意識していることがあれば教えてください。

JAMOSA:直感をとても大切にしています。一番最初に出てきた言葉、歌詞、メロディーの形はあまり崩さないようにしていますね。これまでの経験上、それが一番いいことが多いです。恋愛でも第一印象が大事ですしね(笑)。

今後の活動について

- 次にコラボレーションしたい方はいますか?

JAMOSA:いろいろな経験を積んでいて、音楽に詳しい大先輩がいいです。一緒に仕事をすることによって私も学ぶことが多いと思いますので、そういう方とセッションしてみたいですね。

- 今後挑戦したいことを教えてください。

JAMOSA:昔から私には、悲しく切ない歌を歌っているイメージからか冬のイメージを持たれています。でも個人的には夏が大好きなので、夏をテーマにした音楽をもっと表現していきたいと思っています。夏フェスにもいっぱい出たいですね。

- ありがとうございました。
JAMOSA

※なお、JAMOSAの意外な一面、美についてのインタビューも後日掲載予定となっている。(モデルプレス)

■JAMOSA feat.ナオト・インティライミ「トリステーザ」

発売日:2月22日

1.トリステーザ
2.100年経っても... / JAMOSA
3.トリステーザ(U sing with ナオト・インティライミ KARAOKE)
4.トリステーザ(U sing with JAMOSA KARAOKE)
5.トリステーザ(KARAOKE)
6.100年経っても...(KARAOKE)

■JAMOSA(ジャモーサ)プロフィール

生年月日:1983年1月21日
出身地:福岡県
身長:148cm

日本人の父と台湾人の母を持つ。10歳のときに、マイケル・ジャクソンの「Dangerous Tour」来日公演にキッズ・コーラスとして参加したという経歴を持ち、10代の多感の時期を日本&アメリカ各地で過ごす。

2006年8月「DREAM」でメジャーデビュー。2011年には日本テレビ系ドラマ「美咲ナンバーワン!!」の主題歌「何かひとつ feat. JAY'ED & 若旦那」が、オリコンシングルランキングでウィークリー10位を獲得し、自身初のチャートインを果たした。

現在、圧倒的なヴォーカルと表現力で性別や世代、ジャンルを超えて、今もっとも共感を呼んでいるアーティストの一人である。

■「JAMOSA LIVEBOND 2012」

日時:5月19日(土)16:30 / 17:00
    6月16日(土)16:30 / 17:00
    7月21日(土)16:30 / 17:00

会場:渋谷WWW

JAMOSA公式HP http://avexnet.or.jp/jamosa/
JAMOSA公式Twitter https://twitter.com/#!/jamosa148

【Not Sponsored 記事】

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