カニエ・ウェスト(かにえうぇすと)

誕生日:
1977年6月8日
星座:
ふたご座
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カニエ・ウェストのプロフィール

カニエ・ウェスト(Kanye West)
本名:Kanye Omari West
生年月日:1977年6月8日

アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のミュージシャン、ヒップホップMC、音楽プロデューサー、ファッションデザイナー。2000年代初頭から現在に至るまで楽曲プロデュースやフィーチャリング・コラボレーション、自身のソロ活動により数々のヒット曲を生み出しており、2019年時点でグラミー賞に69回ノミネート、うち21回受賞を果たしている。妻はキム・カーダシアン。

◆経歴
- 2003年 : ソロデビューまで
1977年6月8日、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタで生まれる。その後はシカゴや南京などで暮らし、1990年代半ばにプロデューサーとしてのキャリアをスタートさせた[1]。1990年代末には、メジャーアーティストへ曲を提供するようになったがヒットに恵まれず、シカゴの美大に通いながら音楽活動を続けた。

2000年代に入ると、Jay-Zに才能を見出されプロデューサーとしてロッカフェラ・レコード (Roc-a-Fella Records) と契約を結ぶ。2001年、ジャクソン5の代表曲である「帰ってほしいの (I Want You Back)」を大胆にサンプリングしたJay-Zの「Izzo (H.O.V.A.)」をプロデュースし、全米8位のヒットを記録する。プロデューサーとして5曲提供したJay-Zのアルバム『The Blueprint』は音楽メディアに2000年代の名盤の一つに選ばれるなど大成功をおさめ、カニエはトッププロデューサーとしての階段を駆け上ることになる[2]。プロデュース業が忙しくなったカニエは大学を中退した。

2002年10月23日、レコーディング後、スタジオから自宅へ帰る途中に居眠り運転で交通事故に遭い、口の中にワイヤーを入れなくてはならない程の大怪我を負う。事故後クリスチャンになり、神によって助けられたとコメントしている。

2003年、プロデュースしたLudacrisの「スタンド・アップ (Stand Up) feat. Shawnna」が全米1位を記録する。 また、プロデュースしたアリシア・キーズの「ユー ・ドント・ノウ・マイ・ネーム (You Don't Know My Name)」が全米3位を記録、第47回グラミー賞のベストR&Bソング部門を受賞した。 さらに同年、プロデュースし自ら客演で参加したTwistaの「スロー・ジャムズ (Slow Jamz) feat. Kanye West and Jamie Foxx」が全米1位を記録する。

2003年 - 2005年 : The College Dropout
2004年2月10日、ロッカフェラ・レコードよりソロデビューアルバム『ザ・カレッジ・ドロップアウト(The College Dropout)』をリリース。タイトルはプロデュース業を優先するために大学を中退したことに由来する。また、収録曲の一つであるスルー・ザ・ワイアー(英語版)の題名も、2002年の交通事故の大けがで口の中にワイヤーを入れたことに由来する。

このアルバムは全米2位を記録し、同年のLIVE 8への出演を果たしたほか、2005年の米タイム誌「今日最も影響力の強い100人」の一人に選定された。第47回グラミー賞ではアーティスト、ソングライター、プロデューサーとして合計10のノミネーションを得て、3部門を受賞。この年、カニエはデフ・ジャムの傘下に自主レーベルのGOOD Musicを創設した。

2005年5月、11曲中9曲をプロデュースしたCommonのアルバム『Be』が発売される。全米2位を記録し、アルバムと収録曲3曲がグラミー賞にノミネートされた。

2005年 - 2007年 : Late Registration
2005年8月30日、2作目のアルバム『レイト・レジストレーション(Late Registration)』をリリース。アルバムのレコーディングはニューヨークとハリウッドのスタジオで1年以上かけて制作された。このアルバムでは作曲家のジョン・ブライオンを共同プロデューサーとして迎えており、クラシックの要素が強い作品となっている。

アルバムは初週にアメリカ国内だけで86万枚を売り上げ全米1位を記録する。アルバムからは 「Touch the Sky」「Heard 'Em Say」「Gold Digger」が世界的にヒットし、特にシングル「Gold Digger」はアメリカ国内だけでも500万枚を売り上げ、10週連続全米1位を記録した。

アルバムは批評家からも評価され、USA Today、Spin誌、ローリング・ストーン誌などが「2005年最優秀アルバム」に選定し、ローリング・ストーンは後に「音楽史上の偉大な500のアルバム」でも118位に選出した。

第48回グラミー賞ではアーティスト、ソングライター、プロデューサーとして合計8部門にノミネーションされた。最優秀アルバム賞と最優秀楽曲賞の主要部門は逃したものの、最優秀ラップアルバム賞を含む3部門を受賞し、授賞式では「Gold Digger」 「Touch the Sky」の2曲をパフォーマンスした。

2007年1月、日本人ヒップホップグループ、TERIYAKI BOYZのシングル「I still love H.E.R. feat.KANYE WEST」にプロデューサーとラップで参加。日本のテレビ番組『ミュージックステーション』にもゲスト出演した。

2007年 - 2008年 : Graduation
2007年9月11日、3作目のアルバム『グラデュエーション(Graduation)』をリリース。アルバムのジャケットは村上隆が担当した。50セントのアルバム『Curtis』と同日リリースで話題を呼んだが、カニエが米英で1位を勝ち取った。アルバムからのシングル「Stronger」はアメリカ国内だけで500万枚を売り上げ、米英で1位を記録する。第50回グラミー賞では最多8部門にノミネートされ4部門を受賞した。

2008年9月12日にパパラッチのカメラを壊し、器物破損で逮捕。逮捕後、約210万円の保釈金を支払って保釈された。カニエの知人で、彼から寄付を受けている慈善活動家の目撃談によると、カメラマンに攻撃され、カニエは身を守っただけだという。曰く「なぜ彼(カニエ)が逮捕されたのかわからない。あの男はカニエの顔にカメラをあまりにも近づけすぎていた。私は彼を責めないね」

2008年 - 2009年 : 808s & Heartbreak
2008年11月24日、4作目のアルバム『808s & Heartbreak』をリリース。全米1位を記録する。タイトルの“808”とはローランドの名機TR-808を指しており、今作でこのリズムマシンは大々的に使用されている。カニエは前年11月に最愛の母の死去、その翌月に婚約者であったアレクシス・ファイファーとの破局を経験しており、そうした喪失による傷心(Heartbreak)はアルバム全体の大きなテーマとなっている。また今作でカニエはラップよりもオートチューンを使った歌唱に注力しており、それも今作を形作る大きな特徴となっている。セールス・評価ともに彼のそれまでの作品と比べると決して高いものではなかったが後のドレイクやフランク・オーシャンといったアーティストの土台を作った作品であるとしてその歴史的価値は見直されている。

2009年8月、『Scrape TV』に出演した際にマイケル・ジャクソンについて触れ、「次のキング・オブ・ポップは俺さ」と発言し反響を呼ぶ。しかし、カニエは自身のブログで、そのようなことは言っていないと反論した。カニエの発言を受けて動画サイト『JumpOff-TV』が、マイケルとカニエを左右に並べてCDセールス、受賞歴、表紙を飾った雑誌の数、ファッションなどを比較する動画を作成した。

9月13日に行われたMTV Video Music Awards 2009では、最優秀女性アーティスト・ヴィデオ賞を受賞したテイラー・スウィフトのスピーチ中に泥酔して乱入、彼女のスピーチを妨害しマイクを奪い、「君の受賞は本当に良かったけど、ビヨンセが史上最高のビデオを作ったアーティストの1人だ」と発言、場内からブーイングを浴びた[。その後最高賞である最優秀ビデオ賞を受賞したビヨンセがスウィフトを壇上に招き入れ、スピーチの続きを促す気遣いを見せている。この行為は波紋を呼び、カニエは自身のブログや翌14日に出演したNBC「ジェイ・レノ・ショー」で謝罪、スウィフト本人にも電話で謝罪したが、音楽ファンや著名人から非難の声が上がり、バラク・オバマ大統領もCNBC主導による記者会見中のオフレコ発言で、カニエに対し「Jackass(ばか者)」と呼ぶ騒ぎにまで発展した。なおこのオバマの発言は、ABC「ナイトライン」のキャスター、テリー・モーランがTwitter上で暴露した物で、この事を意図的に報じなかったCNBCがABCを非難、モーランは発言内容を削除し、ABCは謝罪に追われる事態となった。

2010年 - 2012年 : My Beautiful Dark Twisted Fantasy, Watch The Throne
2010年11月22日、5作目のアルバム『マイ・ ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー(My Beautiful Dark Twisted Fantasy)』をリリースする。アルバムの大半がハワイのレコーディングスタジオで制作され、Bon Iver、Jay-Z、Pusha T、Rick Ross、Kid Cudi、Nicki Minaj、John Legend、Raekwonらがフィーチャリングゲストで参加した。

アルバムは初週にアメリカで49万6000枚を売り上げ、全米1位を記録する。アルバムからは「All of the Lights」「Power」「Monster」「Runaway」といったシングルがヒットした。

アルバムの内容は各方面から大絶賛を受け、ローリング・ストーン誌は「カニエにしか作れない音楽」と5点満点中5点を付けたほか、辛口批評メディアとして知られるピッチフォーク・メディアは10点満点中10点を与えた。またローリング・ストーン、ピッチフォークをはじめ、スピン、ステレオガム、エンターテインメント・ウィークリー、タイム紙など数多くのメディアから本年最高のアルバムと評された。第54回グラミー賞では7部門にノミネートされ、ラップ・カテゴリの4部門を独占受賞した。しかしながら主要部門である年間最優秀アルバム賞にはノミネートさえされず、Jay-Zと共に式をボイコットした。

アルバムは批評家から2010年代を代表する作品と評されており、音楽メディアが発表する2010年代のベストアルバムのリストでComplex、A.V. Club、New York Post、Odyssey、Rolling Stoneが1位に、Pitchforkは2位に、Stereogumは4位にこのアルバムを選んだ。

2011年はアルバムのフェスティバルツアーを行ない、Coachella、Lollapalooza、Austin City Limitsといった大型フェスにヘッドライナーで出演した。アルバムの世界観を表現した豪華なライブセットは話題を呼び、ハリウッド・リポーターはコーチェラでの公演を史上最高のヒップホップライブだと報じた。

2011年8月8日、Jay-Zとのコラボレーション・アルバム『ウォッチ・ザ・スローン(Watch the Throne)』をリリース。全米1位を記録し、アルバムからのシングル「Niggas in Paris」はアメリカだけで400万枚を売り上げた。第55回グラミー賞では6部門にノミネートされ、3部門を受賞した。同年10月から翌年の6月にかけてJay ZとWatch The Throne Tourを回った。

2012年には自身のレコードレーベルGOOD Musicのコンピレーションアルバム、『Cruel Summer』をリリースした。

2013年 - 2015年 : Yeezus
2013年6月18日、6作目のアルバム『イーザス(Yeezus)』をリリース。ほぼノンプロモーションであり、リードシングルはなく、アルバムジャケットはカバーもブックレットもなくステッカーのみという、異例の形態でのリリースとなった。リック・ルービンを迎え制作された本作は、サウンド面でも、これまでの作品とは大きく異なり、攻撃的で、インダストリアルな色が強いものとなった。

アルバムは全米・全英チャート両方で初登場1位を記録した。前作同様、批評筋からは賞賛の嵐が巻き起こり、ピッチフォーク・メディアで10点満点中9.5点、NMEで10点満点中9点を獲得したほか、ベルベット・アンダーグラウンドのルー・リードが本作のディスクレビューの中で「この男は本当に、本当に、本当に才能がある」と大絶賛した。第56回グラミー賞では2部門にノミネートされたものの受賞を逃す。カニエはアルバムがメディアから軒並み高評価を得ていたものの2部門しかノミネートされなかったことに不満を露わにした。

2013年12月、カニエは全米公開された映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』にカメオ出演した。

第57回グラミー賞でも2部門にノミネートされたものの受賞を逃す。しかし、6年ぶりとなるパフォーマンスを客演も含め2回披露した。

2015年 - 2017年 : The Life of Pablo
2015年5月3日に次のアルバムのタイトルを『So Help Me God』から『SWISH』に変更するとTwitter上で明らかにした。8月、MTV Video Music Awardsのビデオ・バンガード賞を受賞、プレゼンターをテイラー・スウィフトが務めた。カニエはテイラーと一緒に食事をしているところも目撃されており、不仲が解消されたと思われた。

同年10月にオーディション番組「アメリカン・アイドル シーズン15」のサンフランシスコのオーディションにサプライズ参戦し、「ゴールド・ディガー」を披露。結果は合格で、次回のハリウッドのオーディションへの参加権を得た。

2016年1月には、タイトルを『Waves』に変更するも、2月に入り、『The Life of Pablo』に再び変更された。2月11日には、マディソン・スクエア・ガーデンにおいて、Yeezy Season 3とアルバムの発表が行われた。2月14日、7作目となるアルバム『ザ・ライフ・オブ・パブロ(The Life of Pablo)』をTidal限定でリリースし、7作連続となる全米初登場1位を記録。4月1日に他のストリーミングサービスでも公開されたが『Yeezus』での宣言通りCDでのリリースは行われなかった。このアルバムはリリース後にも関わらず曲の歌詞やミキシングを変更したり、収録曲を追加したりするなど、ある意味ストリーミング限定だからできる試みをしている。8月にはSAINT PABLO TOUR を開始したが、11月に入り精神状態が不安定になりステージ上で盟友のJay-Zやその家族に対する暴言といった奇行が目立ちはじめ、ツアーを途中でキャンセルし緊急入院した。原因は最愛の母の命日が近かったこととも伝えられている。

2017年 - 現在 : ye, KIDS SEE GHOSTS, Jesus Is King
2017年5月にワイオミング州でアルバムを製作していると報じられる。 2018年5月25日に自身がプロデュースをしたPusha-Tのアルバム『Daytona』が発売された。 5月31日、ワイオミング州のジャクソンホールにてリスニングパーティーを行い、6月1日に予定通り2年ぶりとなる自身のニックネームであるYe(イェ)を冠したアルバム『ye』をリリースした。この作品で8作連続全米1位を達成した。6月8日にはキッド・カディとのコラボアルバム『KIDS SEE GHOSTS』をリリース。このアルバムのアートワークは村上隆がデザインし、Guradution以来のコラボとなった。その翌週には自身がプロデュースしたナズのアルバム『Nasir』が、そのまた翌週にはTeyana Taylorのアルバム『K.T.S.E』がリリースされた。この関連作5週連続リリースによってカニエは自身の衰えぬ創作意欲を示した。

2018年9月7日、Lil Pumpとのコラボレーションシングル「I Love It」をリリースする。9月28日に新アルバム『Yandhi』を発売するとしていたが、アフリカでレコーディングを行うという理由で、11月23日に延期となった。 また、チャンス・ザ・ラッパーとのコラボレーションアルバム『Good Ass Job』を製作中と自ら発表したが、その後リリースされることはなかった。

2019年1月、カニエは「Sunday Service」をスタートする。これは毎週日曜に世界各地でおこなわれるカニエ流の日曜礼拝で、ゴスペル隊を率いる前衛的な宗教パフォーマンスとも呼べるものだった。会場の多くは非公開で招待された者のみが参加できるものだったが、4月にコーチェラの会場内で開催された他、メガチャーチなどでもサプライズで行われることがあった。7月には『Yandhi』がオンライン上に流出したが、カニエはこの作品を信仰心を理由にお蔵入りにすると発表した。

10月25日、カニエはクリスチャンヒップホップアルバム『ジーザス・イズ・キング(Jesus Is King)』をリリースする。アルバムはビルボードのクリスチャンアルバムチャートやゴスペルチャートでも全米1位を記録。12月25日にはカニエが総合プロデュースを務めたSunday Service Choir名義でのゴスペルアルバム『Jesus Is Born』をリリースした。

◆私生活
家族
1977年、ジョージア州アトランタでレイ・ウェスト(Ray West)とドンダ・ウェスト(Donda West)の間に生まれる。父親は元ブラックパンサー党員で、アトランタの新聞報道カメラマンとして働いていた(のちにキリスト教徒専門の結婚カウンセラーとなり、カニエの支援でカフェの共同経営もしている)。3歳の時に両親が離婚。母と共にイリノイ州のブルーアイランドへ引っ越す。母のドンダは黒人大学として知られるバージニア・ユニオン大学の英語学科を1971年に卒業後英語教師となり、1980年にはオーバーン大学で博士号を取り、1987年にフルブライト奨学金を得て南京大学に留学、いくつかの大学で英語を教えたのち長年勤めていたシカゴ州立大学で英語学部主任にまでなったが、2004年からはカニエのマネージャーとしてカニエ財団などさまざまなビジネスのマネージメントに携わった。カニエは10歳のときに、母とともに中国に行ってイジメにあい、その頃から絵を描く事に夢中になる。

2007年、カニエの母がカニエの半生を描いた自叙伝『Raising Kanye』出版。

2007年11月10日、カニエの母、ドンダ・ウェスト博士が胸と腹の脂肪吸引手術後に帰宅したのち容態が悪化し、手術の翌日ロサンゼルスで亡くなった。58歳だった。11月12日、カニエのバックアップを受ける同郷のラッパー、ライムフェスト (Rhymefest)が地元シカゴのラジオ局に出演。「カニエがこっちの時間で朝の10時に電話してきたんだ、彼はロンドンにいた。彼のママ、ウェスト博士が亡くなったと教えてくれた」と語っている。「カニエはまだこの衝撃を受け止めきれていないと思う。でもオレはシカゴの人たちに、彼とその家族へ祈りをささげてほしいんだ」とコメントした。ドンダ・ウェスト博士はシカゴ州立大学で教鞭をとっていたが、息子カニエ・ウェストの成功を受けて彼のマネージャーに転身していた。

恋愛・交際
2002年からトップモデルのアレクシス・ファイファーと交際し2006年8月に婚約したが、2008年3月頃に破局。

2008年11月にスーパーモデルのセシリー・ロペスとのデートが報じられた。セシリー・ロペスは米国出身のスーパーモデルで、カニエより11歳年下である。

2013年、リアリティスターのキム・カーダシアンと婚約。サンフランシスコのAT&Tパークを貸し切り、友人や家族を招待し、盛大に婚約を祝うパーティーを行った。また、2014年5月25日にイタリアのフィレンツェで招待客200名を超す盛大な結婚式を行った。

2013年、娘のノース・ウェストが誕生。2015年には息子のセイント・ウェスト、2018年に次女のシカゴ・ウェストが誕生した。

交友関係
レーベルメイトであるリアーナを『大切な妹のような存在』と語っている。リアーナが恋人のクリス・ブラウンに暴行を受けた際は「とても残念な事件に落胆している。リアーナはトップアーティストへと成長する可能性を秘めており、大切な妹のような存在だ。彼女を救うためならどんなサポートも惜しまない。彼女が有名人だからというわけでなく、ひとりの女性としてもこのような事件は二度と起こってほしくないね」とのコメントを寄せた。

社会貢献活動
2018年11月17日、シカゴ近隣で地元警察官に射殺された警備員の家族に15万ドルを寄付していたことが公表された。
2018年11月22日、カリフォルニア州南部で起きた山火事の被災者救済活動のために50万ドルを寄付した。


◆政治との関わり
2005年8月2日にアメリカ南部をハリケーン・カトリーナが襲った際、「ブッシュ大統領は、黒人のことは何も考えていない」とジョージ・W・ブッシュアメリカ合衆国大統領を非難するコメントをNBCの生放送中に発表し、全米で物議を醸す。ジェイ・Zは「俺はカニエ・ウェストを100%支持する。これがアメリカだ。誰でも自分の言いたいことを発言することができる。俺たちは発言の自由をもっているんだ」と発言した。

統領選への出馬
2015年9月、ウェストは2020年アメリカ合衆国大統領選挙に出馬したいと発言した。その後、2016年のアメリカ合衆国大統領選挙にてドナルド・トランプが勝利したことを受け、2020年ではなく、2024年の大統領選挙への出馬をほのめかすツイートを投稿した。

さらに2018年9月のインタビューの中で、彼は健康保険制度に関心があることを明らかにした。2018年9月のFaderとのインタビューの中で、ウェストは新しい学校建設プロジェクトについて話し合うためにシカゴ市長ラーム・エマニュエルの元を訪れたことを明らかにしている。

2019年11月に改めて2024年の大統領選挙への出馬を決意した。

2020年7月、本人のTwitterより、2020年の大統領選挙への出馬を表明。それを受け、テスラのイーロン・マスクCEOがウエストの支持を発表した。

◆アルバム
2004年 The College Dropout
2005年 Late Registration
2007年 Graduation
2008年 808s&Heartbreak
2010年 My Beautiful Dark Twisted Fantasy
2011年 Watch the Throne
(with Jay Z)
2013年 Yeezus
2016年 The Life of Pablo
2018年 Ye
2018年 Kids See Ghosts
(with Kid Cudi, as Kids See Ghosts)

◆シングル
2003年 Through the Wire
Slow Jamz
(with Twista and Jamie Foxx)
2004年 All Falls Down
(featuring Syleena Johnson)
Jesus Walks
The New Workout Plan
2005年 Diamonds from Sierra Leone
Gold Digger
(featuring Jamie Foxx)
Heard 'Em Say
(featuring Adam Levine)
2006年 Touch the Sky
(featuring Lupe Fiasco)
Impossible
(featuring Twista, Keyshia Cole and BJ)
Drive Slow
(featuring Paul Wall and GLC)
2007年 Classic (Better Than I've Ever Been)
(with KRS-One, Nas and Rakim)
Can't Tell Me Nothing
Stronger
Good Life
(featuring T-Pain)
Flashing Lights
(featuring Dwele)
2008年 Homecoming
(featuring Chris Martin)
Love Lockdown
Heartless
2009年 Amazing
(featuring Young Jeezy)
Paranoid
(featuring Mr. Hudson)
2010年 Power
Monster
(featuring Jay-Z, Rick Ross, Nicki Minaj and Bon Iver)
Runaway
(featuring Pusha T)
Christmas in Harlem
(featuring Cyhi the Prynce and Teyana Taylor)
2011年 H•A•M
(with Jay-Z)
All of the Lights
(featuring Rihanna)
Otis
(with Jay-Z, featuring Otis Redding)
Lift Off
(with Jay-Z, featuring Beyoncé)
Niggas in Paris
(with Jay-Z)
Why I Love You
(with Jay-Z, featuring Mr Hudson)
Gotta Have It
(with Jay-Z)
2012年 No Church in the Wild
(with Jay-Z, featuring Frank Ocean)
Mercy
(with Big Sean, Pusha T and 2 Chainz)
Cold
(featuring DJ Khaled)
New God Flow
(with Pusha T)
Clique
(with Jay-Z and Big Sean)
2013年 Black Skinhead
Bound 2
2014年 Only One
(featuring Paul McCartney)
2015年 FourFiveSeconds
(with Rihanna and Paul McCartney)
All Day
(featuring Theophilus London, Allan Kingdom and Paul McCartney)
2016年 Famous

◆フィーチャード・アーティストとしての主なシングル(以下はセールスまたは批評的に成功した作品を抜粋したもの)
スロー・ジャムズ - Slow Jamz / Twista feat. Kanye West and Jamie Foxx (2003年)
トーク・アバウト・アワ・ラヴ - Talk About Our Love / Brandy feat. Kanye West (2004年)
ザ・コーナー - The Corner / Common feat. Kanye West and The Last Poets (2005年)
ゴー - Go / Common feat. John Mayer and Kanye West (2005年)
アメリカン・ボーイ - American Boy / Estelle feat. Kanye West (2008年)
プット・オン - Put On / Young Jeezy feat. Kanye West (2008年)
スワッガー・ライク・アス - Swagga Like Us / Jay-Z and T.I. feat. Kanye West and Lil Wayne (2008年)
ノック・ユー・ダウン - Knock You Down / Keri Hilson feat. Kanye West and Ne-Yo (2009年)
スーパーノヴァ - Supernova / Mr Hudson feat. Kanye West (2009年)
ラン・ディス・タウン - Run This Town / Jay-Z feat. Kanye West and Rihanna (2009年)
フォーエヴァー - Forever / Drake feat. Kanye West, Lil Wayne and Eminem (2009年)
メイク・ハー・セイ - Make Her Say / Kid Cudi feat. Kanye West and Common) (2009年)
イレース・ミー - Erase Me / Kid Cudi feat. Kanye West (2010年)
E.T. / Katy Perry feat. Kanye West (2011年)
マーヴィン & シャルドネ - Marvin & Chardonnay - Big Sean feat. Kanye West and Roscoe Dash (2011年)
バースデイ・ソング - Birthday Song / 2 Chainz feat. Kanye West (2012年)
サンクティファイド - Sanctified / Rick Ross feat. Kanye West and Big Sean (2014年)
ブレッシングス - Blessings / Big Sean feat. Drake and Kanye West (2015年)
ユーマッド - U Mad / Vic Mensa feat. Kanye West(2015年)
ワン・マン・キャン・チェンジ・ザ・ワールド - One Man Can Change the World / Big Sean feat. Kanye West and John Legend(2015年)
オール・ウィー・ゴット - All We Got / Chance the Rapper feat. Kanye West and Chicago Children's Choir(2016年)

◆DVD
レイト・オーケストレーション~アビイ・ロード・セッションズ - Late Orchestration(The Abbey Road Sessions) (2006年)
他多数MIXCDや未正規品で多数リリースされている。

◆主なプロデュース作品(以下はセールスまたは批評的に成功した作品を抜粋したもの)
イゾー - Izzo (H.O.V.A.) / Jay-Z (2001年)
テイクオーヴァー - Takeover / Jay-Z (2001年)
'03ボニー&クライド - '03 Bonnie and Clyde / Jay-Z feat. Beyoncé (2002年)
スタンド・アップ - Stand Up / Ludacris feat. Shawnna (2003年)
ユー ・ドント・ノウ・マイ・ネーム - You Don't Know My Name / Alicia Keys (2003年)
スロー・ジャムズ - Slow Jamz / Twista feat. Kanye West and Jamie Foxx (2003年)
オーバーナイト・セレブリティ - Overnight Celebrity / Twista (2004年)
アイ・ウォント・ユー - I Want You / Janet Jackson (2004年)
トーク・アバウト・アワ・ラヴ - Talk About Our Love / Brandy feat. Kanye West (2004年)
ドリームス - Dreams / The Game (2005年)
ザ・コーナー - The Corner / Common feat. Kanye West and The Last Poets (2005年)
ゴー - Go / Common feat. John Mayer and Kanye West (2005年)
テスティファイ - Testify / Common (2005年)
ヘヴン - Heaven / John Legend (2006年)
ザ・ピープル - The People / Common feat. Dwele (2007年)
スワッガー・ライク・アス - Swagga Like Us / Jay-Z and T.I. feat. Kanye West and Lil Wayne (2008年)
ラン・ディス・タウン - Run This Town / Jay-Z feat. Kanye West and Rihanna (2009年)
ヤング・フォーエヴァー - Young Forever / Jay-Z feat. Mr Hudson (2009年)
メイク・ハー・セイ - Make Her Say / Kid Cudi feat. Kanye West and Common (2009年)
ファインド・ユア・ラヴ - Find Your Love / Drake (2010年)
パーティー - Party / Beyoncé feat. André 3000 (2011年)
ナンバーズ・オン・ザ・ボーズ - Numbers On the Boards / Pusha T (2013年)
サンクティファイド - Sanctified / Rick Ross feat. Kanye West and Big Sean (2014年)
アイ・ドント・ファック・ウィズ・ユー - I Don't Fuck With You / Big Sean feat. E-40 (2014年)
ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー - Bitch Better Have My Money / Rihanna(2015年)
ユーマッド - U Mad / Vic Mensa feat. Kanye West(2015年)
オール・ウィー・ゴット - All We Got / Chance the Rapper feat. Kanye West and Chicago Children's Choir(2016年)
イフ・ユー・ノウ・ユー・ノウ - If You Know You Know / Pusha T (2018年)

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