大江麻理子のプロフィール
大江 麻理子(おおえ まりこ)
テレビ東京報道局アナウンサー
福岡県出身
来歴
東筑紫学園高等学校・照曜館中学校、フェリス女学院大学文学部日本文学科卒業。大学では漢文学を専攻するかたわら、清華大学(中国・北京市)への留学を経験したため、中国語に堪能である。また、高校時代には寮生活を経験。大学時代は、留学期間を除いて自由が丘に住んでいた。
大学卒業後の2001年に、アナウンサーとしてテレビ東京に入社。同期入社のアナウンサーに、赤平大(2009年からフリーアナウンサーに転身)がいる。
テレビ東京への入社後は、報道・情報・バラエティなど、様々なジャンルの番組に出演。特別番組として不定期で放送される池上彰(ジャーナリスト)の冠番組では、スタジオアシスタントを務めたり、単独または池上と共同で取材に赴いたりすることが多い。その一方で、『出没!アド街ック天国』や『モヤモヤさまぁ~ず2』などの情報・バラエティ番組では、多彩なキャラクターを発揮していた(後述)。このような活躍もあって、現在では「好きな女性アナウンサーランキング」で常に上位に入るほどの人気を得ている。
2013年4月から1年間は、テレビ東京の関連会社・テレビ東京アメリカへの出向扱いで、同局のニューヨーク支局に赴任(末武里佳子の後任)。『ワールドビジネスサテライト』などの報道番組でニューヨークから定期的にレポートを送ったほか、『未来世紀ジパング』や特別番組で海外取材を担当していた。
2014年3月でニューヨーク支局への赴任期間を満了することから、報道局キャスターとして日本に帰国。同月31日からは、小谷真生子の後任として、『ワールドビジネスサテライト』のメインキャスターを務める。同年9月17日、マネックス証券創業社長・松本大と結婚した。
人物
身長162cm、血液型はAB型。左利き。
弟がいる。
趣味はオペラ鑑賞、読書、長風呂、富士山と東京タワーを眺めることなど。お気に入りの本はミヒャエル・エンデの『モモ』。
幼少時に読んだ三国志から中国に興味を持つようになり、大学の卒業論文の題材には易経を選んでいる。自身で「中国オタク」と語っておりチャイニーズ・ポップスにも明るい。
過去の担当番組の影響か演歌に詳しく、カラオケで得意なアーティストはテレサ・テン。『モヤモヤさまぁ~ず2』では3回ほどカラオケで熱唱。
2007年10月7日、骨髄バンクに登録した。大学時代の友人が白血病で倒れ、その闘病を間近に見たことをきっかけにしたもの。
座右の銘は「望みは空より高くあれ」。自身の新聞コラムのタイトルにも使用。
2012年12月21日放送のNHK総合テレビ『あさイチ』(プレミアムトークゲスト:さまぁ~ず)にVTR出演した。
テレビ東京が開局50周年記念として2014年女性アナウンサーカレンダーを製作することを発表、大江は女性アナウンサーとして初となる単独カレンダーとして製作・発売されることに。
担当番組
毎週出演[
ワールドビジネスサテライト
ニューヨーク支局への赴任前に、「トレンドたまご」のリポーターや、現在は放送されていない『ワールドビジネスサテライト土曜版』サブキャスターとして大浜平太郎(テレビ東京アナウンサー → 報道局キャスター)と長年にわたって共演。同支局への赴任中には、毎週火曜日に支局のスタジオから生中継で出演していた。
2014年3月31日からメインキャスターに就任。2008年9月28日放送分への出演を最後に他番組を担当していた大浜も、サブキャスターとして当番組へ5年半振りに復帰する。
過去の出演番組
レギュラー出演
こちら経済編集長(BSジャパン)
音楽的流行
∞のギモン
大人のツボ(BSジャパン)
心の書
三宅式こくごドリル
日経スペシャル カンブリア宮殿
徳光&コロッケの“名曲の時間です”(2005年4月4日 - 2006年9月30日)
速ホゥ!(2006年7月 - 2007年3月、火曜日担当)
女子アナクッキング~教えて!料理のアナとツボ~(2006年12月8日 - 2007年1月5日)
LOVE×GOLF(2007年10月 - 2008年3月、ナレーション担当)
ニュースブレイク(金曜日担当)
えいせい魂シーズン2(2008年7月6日 - 9月21日、BSジャパン、「杉作J太郎の妄想恋愛~俺を通り過ぎた女たち~」コーナーで聞き手を担当)
決着!歴史ミステリー(2009年4月 - 8月、ナレーション担当)
麻理子の部屋(2009年10月4日 - 12月20日)
世界の建築を巡る!~人類は何を造ってきたのか~(2010年7月7日 - 8月11日(週1回・全6回)、BSジャパン、ナレーション担当)
音楽ば~か(2008年4月15日 - 2010年9月25日、2010年4月までは「マリベスちゃん」名義で登場、ナレーション担当)
やりすぎコージー(2009年3月 - 2011年9月、「野性爆弾の占い珍道中」 → 「こんにちは 野性爆弾です」のナレーション担当)
石川遼スペシャル RESPECT ~ゴルフを愛する人々へ~(2010年4月 - 2012年3月、大橋未歩アナらと隔月でアシスタント)
日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく(2009年6月2日 - 2013年3月19日、ラジオNIKKEI第1)
田勢康弘の週刊ニュース新書(2008年10月4日 - 2013年3月23日、番組進行)
モヤモヤさまぁ~ず2(2007年1月3日、2007年4月13日 -2013年4月7日、初代アシスタント)
出没!アド街ック天国(2003年4月 - 2013年3月30日、2代目アシスタント)
宇宙ニュース(2011年4月7日 - 2013年3月28日)
池上彰の現代史講義 ~歴史を知ればニュースがわかる~(BSジャパン、2011年9月4日 - 2013年3月、助手)
ニュースモーニングサテライト(2013年4月8日 - 2014年2月28日、ニューヨークキャスター)
毎年および不定期出演
全日本カラオケグランプリ(2005年 - 2010年、毎年12月下旬ごろ)
TX-V 女子アナなび(2008年11月 - )
田舎に泊まろう!(2009年1月 - 、特番時の司会)
主治医が見つかる診療所3時間SP(2008年12月15日、2009年2月16日、2009年4月6日、2009年10月5日、2010年4月5日、2010年9月27日・SP時のサブ司会)
日曜ビッグバラエティ
「池上彰の世界を見に行く」(2010年12月5日、2011年2月6日、2011年4月3日)
「緊急報道特番「池上彰の緊急報告 大震災のなぜに答える」」(2011年3月20日、2011年3月27日)
「池上彰の緊急生放送スペシャル「世界が驚いた“ビンラディン殺害”日本人がわからない何故に答える!」」(2011年5月15日)
「池上彰の緊急生放送スペシャル「エネルギーを考える」」(2011年9月18日)
未来世紀ジパング(2013年6月3日 - 2014年2月)- アメリカに関するテーマを扱う場合に現地取材を担当
単発番組など
激生!スポーツTODAY(平日10分間版にて正規担当者の代役出演)
古代文明ミステリー たけしの新・世界七不思議(2007年1月3日、2008年1月1日、2009年1月1日、2013年1月4日)
ド短期ツメコミ教育!豪腕!コーチング!!(2007年3月5日)
爆問ビジネス研究所(2008年3月20日)
北京オリンピック中継(2008年、北京駐在リポーター)
ナヌ? 逆流リサーチ大賞(2008年12月2日、2009年4月14日、チュートリアルとともに司会)
モヤモヤアリケンオヤジ(2009年1月1日、コメント出演)
今夜解明!ミイラが暴く世界三大ミステリーツアー(2009年5月29日)
最恐 怪-1グランプリ(2009年12月18日)
現地調達!クイズ捜索バラエティ くるくるアース(2010年3月26日)
BSジャパン開局 10周年記念番組 美しい地球の讃歌(2010年5月22日 BSジャパン)
池上彰の選挙スペシャル(2010年7月11日)
池上彰の戦争を考えるSP ~戦争はなぜ始まり、どう終わるのか~(2010年8月15日)
池上彰の世界を見に行く(2010年12月5日)
独占生中継 隅田川花火大会(毎年7月最終土曜日、2010年まで担当)
東急ジルベスターコンサート(2003年 - 2010年、毎年12月31日開催)
ハレバレとんねるず 略してテレとん(2012年9月10日)
池上彰の総選挙ライブ(2012年12月16日)
報道特別番組 池上彰の“ニッポンの大疑問”(2013年6月26日、ニューヨーク支局から特別出演)
テレビドラマ
幻星神ジャスティライザー(ニュースキャスター役)
逃亡者 おりん 第18話「争奪!姉様人形」(2007年2月23日、八栄役)
好好!キョンシーガール~東京電視台戦記~ 第2話(2012年10月19日)
テレビアニメ
焼きたて!!ジャぱん(アナウンサー役)
執筆・出版
論文
「占いと現代人--占いの現状と未来」『玉藻』37号、フェリス女学院大学国文学会、2001年11月、p.124~138
書籍
『出没!アド街ック天国東京下町歩き』(2006年、日経BP社「日経BPムック」)
『女子アナクッキング―教えて!料理のアナとツボ vol.2』(2007年、日経BP社「日経BPムック」テレビ東京番組テキスト)
「徒然なるまま モヤモヤなるまま」『QuickJapan』vol.77(2008年、太田出版)
「徹底特集 モヤモヤさまぁ~ず2」『QuickJapan』vol.80(2008年、太田出版)
『日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく』(2009年、日本経済新聞出版社)
『野口さん、宇宙ってどんなにおいですか?』野口聡一・大江麻理子(著)(2012年、朝日新聞出版)
『日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく2』(2012年、日本経済新聞出版社)
新聞コラム
読売新聞(東京版夕刊芸能面)『望みは空より高くあれ』(2008年1月 - 6月/月一回連載)
雑誌
本人がインタビューなど直接取材に応じたもののみを掲載する。
「ビューティ2000」『週刊ゴルフダイジェスト』(2000年3月、ゴルフダイジェスト社)
「私の“エロ発言”の真実、教えます!」『週刊プレイボーイ』(2005年9月6日号、集英社)
「大江麻理子のメガネっ娘宣言!」『週刊プレイボーイ』(2005年11月8日号、集英社)
「PAUSE 連載Vol.148」『レコード芸術』(2007年4月号、音楽之友社(キャスリーン・バトル『オンブラ・マイ・フ(Ombra Mai Fu)』を紹介。)
「I ♥ テレビ東京」『TV Bros.』(平成20年4月20日号、東京ニュース通信社)
「中国語ワールドのひとびと」『中国語ジャーナル』(2008年5月号、アルク)
「「気になるあの女性」との60分」『THE21』(2008年9月号、PHP研究所)
「“麻理子の部屋”で癒されたいっ!」『B.L.T.』(2009年12月号、東京ニュース通信社)
DVD
やくそくわんこ (ナビゲーター)(2008年3月7日)
モヤモヤさまぁ~ず2
Vol.1 (2008年3月28日)
Vol.2&Vol.3 DVDBOX (2008年3月28日)
Vol.4&Vol.5 DVDBOX2 (2009年4月1日)
Vol.6 (2009年4月1日)
Vol.7&Vol.8 DVDBOX3 (2010年2月24日)
Vol.9 (2010年2月24日)
Vol.10&Vol.11 DVDBOX4 (2011年2月2日)
Vol.12(2011年2月2日)
Vol.13&Vol.14 DVDBOX5 (2012年2月1日)
Vol.15(2012年2月1日)
女子アナクッキング 教えて!料理のアナとツボ
(2008年9月24日)
(2008年9月24日)
杉作J太郎と大江麻理子の妄想恋愛(2009年4月22日)
麻理子の部屋(2010年2月24日)
その他
ATP賞 2004授賞式(NHK:島津有理子と共同司会者 2004年6月25日/NHK衛星第2テレビジョン)
映画犬と私の10の約束(2008年3月15日公開/映画内のアナウンサー役)
Berryz工房『青春バスガイド』PV(バスガイド役で出演)
やくそくわんこ(ナビゲーター)
『モヤモヤさまぁ~ず2』
新人アナウンサー時代から共演経験のあるさまぁ~ずの2人とは、トリオ状態の絶妙なやり取りを見せ、ショートコントや一発ギャグも披露。また番組中に酔っ払ったり、笑いのツボにはまってへたり込んだりと、飾らないリアクションが好評であった。各ロケでは各種スポーツ、遊具・レクリエーション、モノマネ等を物怖じせずに挑戦するが、「やりたがる」割に上手く出来ない事も多かった。例えばアイススケートを上手く滑れず、「ドイヒー」「おばあちゃん」と呼ばれた模様は後に度々放送された。 食事のシーンでは、麻婆豆腐が大好物でよく頼んでいた。ちなみに一番好きな麻婆豆腐は、横浜中華街にある景徳鎮の四川麻婆豆腐。
テレビ東京ニューヨーク支局への赴任が決まった為、2013年3月末の放送で一旦卒業。同年2月10日放送分のエンディングでは、視聴者に向けて涙ながらに卒業を発表。卒業前最後の出演になった同年4月7日放送分の「3時間半スペシャル」では、鎌倉市で日本国内最後のロケを行った後に、自身の引っ越しを兼ねさまぁ~ずとのニューヨークロケに登場。赴任先のニューヨーク支局オフィスで赴任の挨拶を披露する模様も撮影された。またその後にDVDの特典映像での挨拶の場が設けられ、そこでの発言からその後のモヤさま内では『悪人・大江麻理子」のあだ名がついている。ニューヨーク勤務から帰国してすぐにモヤさまスタッフが食事会を開き、さまぁ~ずと現アシスタントの狩野恵里と大江の4ショットトークがDVDの初回特典ディスクに収録されている。
『∞のギモン』
裸の関ジャニ∞メンバーに囲まれたり、超ミニスカートのコスプレを行ったりしている。
『出没!アド街ック天国』
オープニングにおける駄洒落混じりの自己紹介で注目されたほか、初期にはコスプレや特技(けん玉など)も随時披露。同番組初のオール地方ロケで博多を訪れた際、地元のテレビ東京系列局、TVQ九州放送のマスコットキャラクター「モニ太」を気に入り、同局向け番組宣伝にぬいぐるみを抱えて出演。また、彼女が地元出身ということで司会者の愛川欽也に対し積極的な案内を行っている。
『モヤモヤさまぁ~ず2』の北赤羽のロケ中に、ジュースの自販機で販売されていたネックレス。それを着けて他番組に出演すると宣言。実際に『ワールドビジネスサテライト』や『出没!アド街ック天国』にそのネックレスを着けて出演。その後、『ワールドビジネスサテライト』で身に付けたのは、ネックレスではなくバッグ用のアクセサリーであったことをDVDの副音声で告白している。
『ド短期ツメコミ教育!豪腕!コーチング!!』
「カラオケ上達コーチング」に生徒として参加し、ペットボトルを銜えての呼吸や、イスを持ち上げながら大声で奇声を発するなど、腹筋を意識しながらの発声練習法を行った。
『音楽ば~か』
「マリベスちゃん」名義で登場していたときには、「マリベスちゃん」の設定が外国人ナレーターだったので、早口かつハイテンションでいわゆる「外国人が喋る日本語」でナレーションを行うなど、幅の広い「喋り」を披露。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 Text is available under GNU Free Documentation License.