新たに開けたママファッションが楽しい!【ママになって変わったことインタビュー】AMOさん(画像提供:セブン&アイ出版)

新たに開けたママファッションが楽しい!【ママになって変わったことインタビュー】AMOさん

2016.10.21 17:00

原宿ファッション界をリードするファッションモデルのAMOさん。昨年6月に24歳の若さで母となり、ブランドディレクターを務めるファッションブランドがデビューするなど、ますます精力的にファッション業に邁進中です。ママになって別人レベルに変化したというファッションやメイクの話を中心にママになったことでの楽しみ方を教えてもらいました!

産前を知っている人は産後の私に「別人!?」と反応

妊娠前は髪の毛はだいたいハイトーンカラーで、メイクもカラフルで派手。ハイトーンにしていると伸びてきたら目立つので最低でも月1で美容院に行っていました。でも産後すぐは月1で美容院どころか、子連れで美容院へ行くのも簡単なことではありません。実際、産後初めてヘアメンテナンスしたのは3~4ヶ月後で、それも美容師をしている友達が自宅まで来てくれたから実現したことでした。きっとこの先も、美容院にちょくちょく通うことはできないと思って、ハイトーンを休業してダークトーンにしてみました。

メイクはもともと時短メイクだったけれど、産後は使うアイテム数と内容が一変。カラコンやつけまつげはつけなくなり、パンパンだったメイクボックスが一気にスリムになりました。内容も、息子が触っても大丈夫なように、オーガニック系のコスメにシフト。とはいえ、「本当は前みたいなヘアとメイクにしたい」という気持ちは一切なく、20代後半になるし、大人っぽくなるいい機会だなと自然に思えたんです。

家族は、妊娠中から徐々にナチュラルに変化していく私を見ているので、今の私もすんなり受け入れられましたが、産後久しぶりに会う知人や友達には開口一番に「別人!」と驚かれます(笑)。

ママになって“大人扱い”されることが急増!

子供ができる前は、20代前半ということもあり、仕事現場でもどこでも“今どきの若い子扱い”が当たり前でした。だから、電車や病院、街でも年配の方に話しかけられるなんてことはなかったんです。でも、産後は、付き合うママ友も年上で、関わる人が年上ばかりになって、自然と話し方や仕草も落ち着いて大人っぽくなったと言われます。それに子供といるだけで、話しかけられることが増えて、スーパーに買い物に行ったら店員さんとよく話すようになったり、電車では年配の人に「可愛いね~」と話しかけられて挨拶を交わしたり、「私ってこんなに社交的だったの!?」と自分でも知らなかった一面にびっくりしています。

ファッションも“子育て”優先で引き出しが増えた!

AMOさん(画像提供:セブン&アイ出版)
可愛いものやガーリーなものに目がなかった私。産後もそれは変わりませんが、取り入れ方が変わりました。以前は全面に”可愛い”がてんこ盛りのファッションでしたが、産後は、パステルカラーでも少しグレイッシュな色にしたり、落ち着いたトーンを選ぶようになりました。アクセサリーは、大きなハートのネックレスとか、大ぶりのチェリーのイヤリングとか、存在感の強いアクセサリーを選びがちでしたが、最近はシンプルなものや小ぶりなものが今の自分のスタイルには合う気がします。買い物をするときも、今までとは違うテイストのお店にも行ってみたり。ママになってどんどんファッションの視野が広がって、「こういう風に着るとシンプルでも可愛い」とか、ママとしてのファッションの楽しさに夢中です。

仕事も新たな価値観が広がってますます楽しい

産後3、4カ月くらいから少しずつ、自宅でできることから仕事を再開しました。服のデザインが中心で、今は息子のお昼寝中に手書きのデザイン画を進めたりしています。デザインする服も、自分自身が年齢を重ねるに連れて、より大人らしく洗練されたものを目指すようになりました。大人が着られる可愛い服がテーマです。具体的には、シンプルだけど、どこかに大人の遊び心が忍んでいるような、ちょうど今の私みたいに、大人に変化していくタイミングの世代の女性のライフスタイルに沿ったファッションを提案していきたいと思っています。

自分の妊娠と育児の経験も活かして、妊娠中も産後の授乳期にも対応できるようなファッションアイテムも提案できたらと考えています。わたし自身、妊娠中はあえてマタニティウェアは買わず、自前のワンピースを駆使しながら過ごしていたので、マタニティの方も気軽にオシャレを楽しめるようなアイテムも意識していきたいです。

“子育てはのびのび”がモットー!

AMOさん(画像提供:セブン&アイ出版)
妊娠中もママになる覚悟はできているつもりでしたが、実際に育児がスタートすると想像以上に大変で、うまくできないことも多くて、産後数ヶ月の間は毎日のように泣いてしまう時期もありました。でも夫が家事や育児も手伝ってくれたり精神面もサポートしてきなれていたおかげで、長く不安な気持ちに悩むことなく、ゆっくり着実に育児の楽しさが勝ってくるようになりました。それに、ネットで調べると、同じような悩みを抱えているママってた~くさんいるんですよね。「じぶんひとりじゃないんだ」って思えたのも不安な気持ちを解消することにつながりました。とは言えネットは、間違った情報や不安な気持ちを煽るような記事もあったりするから、うまく付き合わないといけないなとも思います。情報収集にのめり込んで、育児に対して頭でっかちになってもよくないし、子どもはひとりひとり全く違って、同じ子どもなんていないから、息子に合った子育てで「のびのび育てたい」というのが一番にあります。だから、ネットや育児本の情報は参考程度に、のびのびと育児を楽しめるように心がけています。

息子は息子らしく…。でも、ひとつだけ理想があるんです。私が運動が苦手で「運動が得意だったらな~」という思いがずっとあったので、息子には運動ができるようになってほしくて。なにかスポーツを習わせたいと考えています。スポーツはチームワークも学べるし、力の加減をわかることで、人を傷つけてはいけないということも学べると思うんです。

(modelpress編集部)

AMO(あも)プロフィール

1991年生まれ。ストリートスナップをきっかけに、モデル・タレントとしてデビュー。
雑誌やブログで紹介したものが一大ブームになる程の人気を誇り、ガールズムーブメントの火付け役としても有名。
様々なブランドとのコラボレーションも行い、現在では「RUBY AND YOU」のプロデュースを手がける。2015年に第一子となる男の子を出産。

[PR]提供元:セブン&アイ出版

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