青木裕子「迷いはすごくあった」 夫・ナイナイ矢部と妊娠から出産までの“完全プライベート公開”
2014.12.15 06:00
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フリーアナウンサーの青木裕子が、夫でお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之との知られざる育児生活の日々を明かした。
15日に発売されるフォト日記「母、妻、ときどき青木裕子日記」(講談社)では、妊娠が判明した昨年7月から今年3月に誕生した長男の稜(りょう)くんの6ヵ月記念日となる今年9月までの約1年間の青木の直筆日記をまとめた一冊。妊娠中の夫婦2ショットや親子3人ショット、矢部の育児の様子等、100枚以上の写真も掲載され私生活を公開した。
― 書籍化おめでとうございます。実際に本の仕上がりを見ていかがですか?
青木:ちゃんとこうして形になったことに驚いています。この本は私が書いていた日記がメインになっていて私が撮っていた写真もたくさん載せています。今まで全然写真を撮らないタイプだったんですけど、息子が生まれてからはよく写真を撮るようになりましたね。双方の両親にもよく送るんですが、友達には自分のテンションで送ってしまわないように気をつけています(笑)
― 妊娠をきっかけに日記を書き始めたそうですね。
青木:日記というより記録として書いていますね。先に出産していた妹につわりのことを相談した時に「いつから始まってどれ位で終わる」ということを日記を見てぱっと教えてくれたのがすごく印象的だったんです。私は日々の食事を記録して、いつ何を食べたかを振り返ることができるようにしていました。妊娠中は自分の体調管理がすごく大事になるのでこれを食べると次の日具合が悪くなるということが把握できるようにしていました。
― 記録を続けてみて、御自身に何か変化はありましたか?
青木:妊娠、出産、育児と初めてだらけのことをしていく上で、この時にこういうことがあったというのを正確に知ることができるというのはやはりすごく大切なことだと思います。自分のことだったら何とかなりますけど、息子のこととなると私はそういうのは向いてないからやらないということではすまされないですよね。私はアバウトに過ごしてしまうタイプだったのできちんと体調管理ができるようになったのは大きいなと思います。
― 日記には「毎日すごく不安」や「(夫と)少しケンカ」など自身の想いも赤裸々に綴られていてビックリしました。
青木:元々お見せしようと思って書いていないので、その時の気持ちがそのまま書いてあります。変わった人だなとか、すごく情緒不安定な人だなと思われたらどうしよう、こんなことは人様に晒すことではないのかなっていう気持ちもあったんですけど(笑)、よりリアルなのかなって思って。自分が妊娠している時、人の経験談がすごく聞きたかったので、そういう意味では『これがリアルです』って出させてもらおうかなと思ってこういう形に仕上がりました。
青木:子供が生まれてからは男性と女性の感覚の違いかもしれませんね。私が育児で手一杯になっている時でも、矢部さんは昼夜逆転の生活だったのでお昼を過ぎないと起きてこないのです。でも私は子供がいるからすごい朝早くから起きていて夜中もほとんど寝られない状態で、それで「わーむかつく!」ってなってしまったり(笑)。産後はお互いに歩み寄っていく過程で衝突が多かったですけど、今はちょっとずつお互い変わってきて本当に仲がいいんです。振り返ると本当に楽しいし幸せだったということしか浮かばないぐらいで。そんな毎日でも一日一日を見て振り返るといろんなことがあったなと思いますね。
― 最近1番嬉しかったことは何ですか?
青木:家族3人で食事をする時間がいますごく楽しいです。矢部さんも朝起きるようになって家族3人で朝と夜、ご飯を一緒にしています。息子は離乳食なので私達とは全く別のものを作ることも多いのですが、少しずつ食べられるものも増えてきていて。お豆腐や白菜など私達と同じものを食べていると一緒にお鍋をしている気分になるので、それがすごく嬉しいです。
― 家族で過ごされる時間をすごく大事にされているんですね。
青木:犬も一緒ですね。親子3人と犬で一緒に過ごす時間はすごく幸せで、犬も連れて3人でお散歩に出かけたり、テラス席のカフェでくつろぐのも幸せを感じますね。犬と子供も仲良しなので、2人でモノを取り合ったりして遊んでいてすごくかわいいですね。
― 充実した日々を過ごされていますが、時間に追われて疲れてしまう瞬間はありませんか?
青木:もちろん楽しい部分だけじゃないというのはすごくあります。育児は本当に初めてのことにわからないことだらけなので、1つ1つのことに戸惑いや緊張感が毎日あります。正直、仕事に対しての迷いはすごくありましたね。やっぱりずっと子供と一緒にいたいという気持ちが強くなるので。矢部さんが息子を見てくれていて2人でいても楽しそうな顔をしているのですけれど、私が仕事に出て行く時に息子がすごく泣いてしまう時期があったりちょっと悲しそうな顔をしているのを見るとやっぱり悲しくて。なんで私は働いているのだろうって考えこんでしまうのが1番の大きな悩みだったかもしれませんね。
― やはり仕事と家庭の両立は難しいですよね。
青木:結婚する時から仕事は辞めて家庭に入ろうかなって思っていた部分があって。私はあまり器用ではないので2足のわらじは履けないタイプなのです。仕事と家庭と両方とも100%にすることもできないし、50%ずつに分けることも嫌だし、できればどちらかを100%にしたいタイプで家庭を大切にしていきたいですね。
青木:息子と一緒に入浴をするので、お風呂あがりも子供の身支度が最優先になってしまっていて自分のスキンケアを始めるまでにどうしても時間があいてしまいます。その間、何もしないと肌がバリバリになってしまうので、入浴後はスプレータイプの化粧水でサッとお手入れをします。そのあと息子を寝かしつけて、時間を確保してからスキンケアをするようにしています。息子が寝て自分だけの時間になったら、時々ドラマを見たり、こないだは久しぶりに編み物をしたりしてリラックスをして過ごしています。
― 美をキープする上で欠かせないものは何ですか?
青木:美容のためにというわけではないですが、ヨーグルトと炭酸水は毎日摂っていますね。炭酸水はもともとストレス発散に飲み始めたんです。息子を寝かしつけたあとに「寝かしつけたぞ、ぷは~!」みたいな感じで飲むことが多くて。炭酸の刺激を欲していてハマったんでしょうね(笑)、気づけば毎日飲むようになりました。
― 夫婦関係をうまく維持していく秘訣も教えてください。
青木:2人で話をする時間を作っていますね。息子もいて3人という状況だけではなくて、2人だけで会話をする時間もすごく大切にしようと思っていて。私が疲れて先に寝ていてなかなかできなかったり、話の内容も息子の業務報告になりがちで私がバーっと話してそれを聞いてもらうみたいな感じになってしまうんですけど(笑)。あまり向こうから今日どうだったかを話してくるタイプでは無いので、私がその日の矢部さんの予定を頭に入れといて今日は仕事どうだった?とか聞いてみたりするようにしています。私も矢部さんのことを「パパ」って呼んじゃいますし、今はどうしてもパパ・ママになってしまっている部分はすごく大きいです。
― 今後、家族でやってみたいことは何ですか?
青木:今は息子の歩き始めがすごく楽しみで、皆で公園に行きたいです。主人はボールを蹴らせたいってすごく思っているみたいなので、そういうことも一緒に楽しめるようになるのが待ち遠しいです。あとは旅行にもいきたいですね。妹が住んでいる沖縄に春ぐらいに旅行に行けたらいいなと思うし、海外旅行にも挑戦したい気持ちもありますし、やりたいことはたくさん広がっています。
― 御自身のこれからの目標についても教えてください。
青木:母親として全部が初めてのことで、これからもわからないことがどんどん増えていくと思うんですけど、常に息子のことを考えて接することができる母親で居続けたいというのが1番ですね。今も歩き始める息子が楽しみだと言いましたけど、歩き始めたらどういうふうに接するのかや何に気をつけるべきだとか、家の中の何が危険になるんだろう…って色々と考えてしまいますよね。これからも1つ1つ学びながらまずは息子が成人するまではしっかりと育てることが私の課題です。仕事の面では、アナウンサーの時から朗読が好きで今は息子に本を読み聞かせるのがすごく好きなので、それらを活かして何かができたらいいなぁと思いますね。
―ありがとうございました。
同書には「ウチの嫁は妻としても母としても100点満点です」など矢部のコメントも収録。インタビュー最後に、夫に対しては何点かを逆質問すると「完全に100点です」と笑顔で即答。本当に幸せで充実した日々を送っていることが言葉、表情、雰囲気と全てから終始伝わってきた。その一方で母親として抱えている不安や悩みも包み隠さずに打ち明ける一面も。日々目の前のことにまっすぐに向き合っているからこそ「幸せ」も「不安」も抱えた飾らない素顔がそこにはあり、一人の女性として生きる強さとともに美しく輝いていた。(modelpress編集部)
■青木裕子(あおき・ゆうこ)プロフィール
1983年1月7日生まれ。慶応義塾大学を卒業し、2005年TBSにアナウンサーとして入社。『サンデージャポン』をはじめ、報道やスポーツなど多くの番組を担当。2012年に退職し、以降フリーアナウンサーとしての活動をスタート。2013年ナインティナインの矢部浩之と入籍し、2014年3月長男を出産した。11月にはファッション誌「SAKURA」(小学館)でモデルとして初表紙を飾り、美容やライフスタイルの面でも注目を集めている。
― 書籍化おめでとうございます。実際に本の仕上がりを見ていかがですか?
青木:ちゃんとこうして形になったことに驚いています。この本は私が書いていた日記がメインになっていて私が撮っていた写真もたくさん載せています。今まで全然写真を撮らないタイプだったんですけど、息子が生まれてからはよく写真を撮るようになりましたね。双方の両親にもよく送るんですが、友達には自分のテンションで送ってしまわないように気をつけています(笑)
― 妊娠をきっかけに日記を書き始めたそうですね。
青木:日記というより記録として書いていますね。先に出産していた妹につわりのことを相談した時に「いつから始まってどれ位で終わる」ということを日記を見てぱっと教えてくれたのがすごく印象的だったんです。私は日々の食事を記録して、いつ何を食べたかを振り返ることができるようにしていました。妊娠中は自分の体調管理がすごく大事になるのでこれを食べると次の日具合が悪くなるということが把握できるようにしていました。
― 記録を続けてみて、御自身に何か変化はありましたか?
青木:妊娠、出産、育児と初めてだらけのことをしていく上で、この時にこういうことがあったというのを正確に知ることができるというのはやはりすごく大切なことだと思います。自分のことだったら何とかなりますけど、息子のこととなると私はそういうのは向いてないからやらないということではすまされないですよね。私はアバウトに過ごしてしまうタイプだったのできちんと体調管理ができるようになったのは大きいなと思います。
― 日記には「毎日すごく不安」や「(夫と)少しケンカ」など自身の想いも赤裸々に綴られていてビックリしました。
青木:元々お見せしようと思って書いていないので、その時の気持ちがそのまま書いてあります。変わった人だなとか、すごく情緒不安定な人だなと思われたらどうしよう、こんなことは人様に晒すことではないのかなっていう気持ちもあったんですけど(笑)、よりリアルなのかなって思って。自分が妊娠している時、人の経験談がすごく聞きたかったので、そういう意味では『これがリアルです』って出させてもらおうかなと思ってこういう形に仕上がりました。
知られざるプライベートに迫る
― お2人にはケンカのイメージがありませんが、どんなことでケンカするんですか?青木:子供が生まれてからは男性と女性の感覚の違いかもしれませんね。私が育児で手一杯になっている時でも、矢部さんは昼夜逆転の生活だったのでお昼を過ぎないと起きてこないのです。でも私は子供がいるからすごい朝早くから起きていて夜中もほとんど寝られない状態で、それで「わーむかつく!」ってなってしまったり(笑)。産後はお互いに歩み寄っていく過程で衝突が多かったですけど、今はちょっとずつお互い変わってきて本当に仲がいいんです。振り返ると本当に楽しいし幸せだったということしか浮かばないぐらいで。そんな毎日でも一日一日を見て振り返るといろんなことがあったなと思いますね。
― 最近1番嬉しかったことは何ですか?
青木:家族3人で食事をする時間がいますごく楽しいです。矢部さんも朝起きるようになって家族3人で朝と夜、ご飯を一緒にしています。息子は離乳食なので私達とは全く別のものを作ることも多いのですが、少しずつ食べられるものも増えてきていて。お豆腐や白菜など私達と同じものを食べていると一緒にお鍋をしている気分になるので、それがすごく嬉しいです。
― 家族で過ごされる時間をすごく大事にされているんですね。
青木:犬も一緒ですね。親子3人と犬で一緒に過ごす時間はすごく幸せで、犬も連れて3人でお散歩に出かけたり、テラス席のカフェでくつろぐのも幸せを感じますね。犬と子供も仲良しなので、2人でモノを取り合ったりして遊んでいてすごくかわいいですね。
― 充実した日々を過ごされていますが、時間に追われて疲れてしまう瞬間はありませんか?
青木:もちろん楽しい部分だけじゃないというのはすごくあります。育児は本当に初めてのことにわからないことだらけなので、1つ1つのことに戸惑いや緊張感が毎日あります。正直、仕事に対しての迷いはすごくありましたね。やっぱりずっと子供と一緒にいたいという気持ちが強くなるので。矢部さんが息子を見てくれていて2人でいても楽しそうな顔をしているのですけれど、私が仕事に出て行く時に息子がすごく泣いてしまう時期があったりちょっと悲しそうな顔をしているのを見るとやっぱり悲しくて。なんで私は働いているのだろうって考えこんでしまうのが1番の大きな悩みだったかもしれませんね。
― やはり仕事と家庭の両立は難しいですよね。
青木:結婚する時から仕事は辞めて家庭に入ろうかなって思っていた部分があって。私はあまり器用ではないので2足のわらじは履けないタイプなのです。仕事と家庭と両方とも100%にすることもできないし、50%ずつに分けることも嫌だし、できればどちらかを100%にしたいタイプで家庭を大切にしていきたいですね。
変わらぬ美の秘密に迫る
― 忙しい日々をすごされていますが、いつもどのように自分磨きをされていますか?青木:息子と一緒に入浴をするので、お風呂あがりも子供の身支度が最優先になってしまっていて自分のスキンケアを始めるまでにどうしても時間があいてしまいます。その間、何もしないと肌がバリバリになってしまうので、入浴後はスプレータイプの化粧水でサッとお手入れをします。そのあと息子を寝かしつけて、時間を確保してからスキンケアをするようにしています。息子が寝て自分だけの時間になったら、時々ドラマを見たり、こないだは久しぶりに編み物をしたりしてリラックスをして過ごしています。
― 美をキープする上で欠かせないものは何ですか?
青木:美容のためにというわけではないですが、ヨーグルトと炭酸水は毎日摂っていますね。炭酸水はもともとストレス発散に飲み始めたんです。息子を寝かしつけたあとに「寝かしつけたぞ、ぷは~!」みたいな感じで飲むことが多くて。炭酸の刺激を欲していてハマったんでしょうね(笑)、気づけば毎日飲むようになりました。
― 夫婦関係をうまく維持していく秘訣も教えてください。
青木:2人で話をする時間を作っていますね。息子もいて3人という状況だけではなくて、2人だけで会話をする時間もすごく大切にしようと思っていて。私が疲れて先に寝ていてなかなかできなかったり、話の内容も息子の業務報告になりがちで私がバーっと話してそれを聞いてもらうみたいな感じになってしまうんですけど(笑)。あまり向こうから今日どうだったかを話してくるタイプでは無いので、私がその日の矢部さんの予定を頭に入れといて今日は仕事どうだった?とか聞いてみたりするようにしています。私も矢部さんのことを「パパ」って呼んじゃいますし、今はどうしてもパパ・ママになってしまっている部分はすごく大きいです。
― 今後、家族でやってみたいことは何ですか?
青木:今は息子の歩き始めがすごく楽しみで、皆で公園に行きたいです。主人はボールを蹴らせたいってすごく思っているみたいなので、そういうことも一緒に楽しめるようになるのが待ち遠しいです。あとは旅行にもいきたいですね。妹が住んでいる沖縄に春ぐらいに旅行に行けたらいいなと思うし、海外旅行にも挑戦したい気持ちもありますし、やりたいことはたくさん広がっています。
― 御自身のこれからの目標についても教えてください。
青木:母親として全部が初めてのことで、これからもわからないことがどんどん増えていくと思うんですけど、常に息子のことを考えて接することができる母親で居続けたいというのが1番ですね。今も歩き始める息子が楽しみだと言いましたけど、歩き始めたらどういうふうに接するのかや何に気をつけるべきだとか、家の中の何が危険になるんだろう…って色々と考えてしまいますよね。これからも1つ1つ学びながらまずは息子が成人するまではしっかりと育てることが私の課題です。仕事の面では、アナウンサーの時から朗読が好きで今は息子に本を読み聞かせるのがすごく好きなので、それらを活かして何かができたらいいなぁと思いますね。
―ありがとうございました。
同書には「ウチの嫁は妻としても母としても100点満点です」など矢部のコメントも収録。インタビュー最後に、夫に対しては何点かを逆質問すると「完全に100点です」と笑顔で即答。本当に幸せで充実した日々を送っていることが言葉、表情、雰囲気と全てから終始伝わってきた。その一方で母親として抱えている不安や悩みも包み隠さずに打ち明ける一面も。日々目の前のことにまっすぐに向き合っているからこそ「幸せ」も「不安」も抱えた飾らない素顔がそこにはあり、一人の女性として生きる強さとともに美しく輝いていた。(modelpress編集部)
■青木裕子(あおき・ゆうこ)プロフィール
1983年1月7日生まれ。慶応義塾大学を卒業し、2005年TBSにアナウンサーとして入社。『サンデージャポン』をはじめ、報道やスポーツなど多くの番組を担当。2012年に退職し、以降フリーアナウンサーとしての活動をスタート。2013年ナインティナインの矢部浩之と入籍し、2014年3月長男を出産した。11月にはファッション誌「SAKURA」(小学館)でモデルとして初表紙を飾り、美容やライフスタイルの面でも注目を集めている。
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