HYBE、フライト情報を違法売買した容疑者告訴 飛行機内での盗撮・ストーカー行為…悪質な迷惑行為受け
2024.06.18 17:28
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BTS(ビーティーエス)ら多数のK-POPアーティストが所属するHYBEは18日、公式サイトを通じて航空情報の流出及び不法売買に対する対応を発表した。
アーティストに対する飛行機内での迷惑行為が多発
同社は、2023年下半期から数ヶ月間の捜査当局と緊密に協力し、アーティストの航空券情報を不法に入手し販売してきた人に対し、法的処置を講じたことを説明。フライト情報の売買について、アーティストの安全を脅かし、不安を抱かせる不法行為であると主張し「しかし、アーティストの不法に入手した座席情報を調べたり、同じ飛行機に乗っているときにこっそり写真を撮ったりする者が増えています」と明かした。「中には、その情報を使ってアーティストに何度も近づき、連絡を取ろうとするストーカー行為に及ぶ者もいます。アーティストの座席や機内食を勝手に変更したり、フライトの予約をキャンセルしてスケジュールに支障をきたすケースも頻発しています」と度を超えた行為が多発しているという。「当社は、これらの行為がプライバシー侵害にとどまらず、アーティストの安全を脅かし、空港や機内での安全事故を引き起こす可能性がある重大な問題であると判断しました」と主張し、「対処するため、当社は昨年9月から、航空券情報の違法取引から当社所属アーティストを保護し、違法販売行為を根絶するための特別タスクフォースを組織しました」と伝えた。
HYBE、フライト販売容疑者を特定
これらの現状を受け、「個人情報流出に対する法的措置を講じる前に航空券情報を違法にオンライン販売していた多数のソーシャルメディアアカウントを特定し、運営者を特定するための証拠を収集しました」と報告し、該当アカウントは個人情報保護法などの規制に違反したとして告訴したという。長期にわたる国内外での調査の結果、5月には外国人を含む容疑者を特定したというHYBE。容疑者について「長期間にわたりソーシャルメディアチャネルを通じてアーティストの航空券情報を販売し、数千万~数億ウォンの利益を得た」と明かした。今後も捜査機関に協力する姿勢を明かし、「いかなる合意や有利な取り決めもなしにアーティストの個人情報を商業化、売買する犯罪行為に対しては、加害者を最後まで責任追及し、ゼロ・トレランス政策を堅持し、厳正に対処することを約束します」と声明。「また、アーティストのプライバシーを保護し、さらなる漏洩を防ぐために、関連手順とシステムを見直し、航空会社や旅行代理店に協力を求めました」と伝え「当社は、アーティストのプライバシーを確保するために、さまざまな組織と緊密に協力していきます」と結んでいる。(modelpress編集部)
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