“元BIGHIT”Trainee Aメンバーが続々再始動 元iKON・B.Iとの関係は?
2023.09.14 14:19
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新人ボーイズグループ・POW(パウ)が13日、プレデビューシングル「Favorite」をリリース。BTS(ビーティーエス)を擁するBIGHIT MUSICの練習生グループとして知られたTrainee A(トレイニー・エー)メンバーたちの再始動が注目を集めている。
YORCH、注目の新グループPOWでデビュー
2023年7月に設立を公式発表したばかりの新会社GRID Entertainmentから、初のアーティストとしてローンチされたPOW。その中心メンバーとしてデビュー前から注目を集めているのがTrainee A出身のYORCH(ヨチ)だ。YORCHはタイ出身メンバーで、幼いころからタイで子役俳優として活動。2021年初旬にSNS上で公開されたTrainee Aに所属し、BTS、TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー)に続くBIGHIT MUSICからのデビューが期待されていた。
Trainee Aは、2022年1月からデビューに向けたドキュメンタリー『A-ROAD』がYouTubeで公開されたものの、同年12月に全てのSNSが閉鎖。Trainee Aメンバーのデビューはキャンセルされたと見られていた。
POWプロデューサーに元iKONのB.I
そんな中今夏、GRID Entertainmentが会社発足を発表するとともに、YORCHを含むボーイズグループを公開する予定だと発表。GRIDはYG、SMなどでK-POPを代表するアーティストたちのビジネスを手動したクリエイティブ集団が集まり設立された総合エンターテインメントカンパニーだ。代表はFNC、YG、WAVYで各種企画及びプロダクションディレクターを担当し、131レーベルの代表を務めたシム・ヘジン氏。131レーベルは元iKON(アイコン)のB.I(ビーアイ)が設立したレーベルで、GRIDの発足と同時に傘下に編入された。
B.IはGRIDのプロデューサーを務めていると見られ、POWの初楽曲となった「Favorite」は、B.Iを主軸とした131LABELのプロデューサークルーWhite Noise Clubが作詞作曲を手掛けた。
YORCHはBIGHIT退所後タイに帰国し個人で活動していたが、GRID代表の声かけで韓国でのデビューを決心。メンバーのHONG(ホン)と共に「Favorite」リリース前からニューヨーク・ファッションウィークのイベントに招待されるなど、正式デビュー前からグローバルな影響力を証明している。
LEO、B.Iの131レーベルからデビュー
Trainee A出身でデビューを果たしたもう一人のメンバーが、ソロで活動するLEO(リオ)。LEOはオーストラリア出身の21歳で、2021年にはBTSの楽曲「Permission to Dance」のミュージックビデオに出演。TOMORROW X TOGETHERのYEONJUN(ヨンジュン)に似たルックスで人気を集めていたが、2022年8月Trainee Aからの脱退を発表した。
その後2023年7月、131レーベルがLEOとの専属契約締結を発表。LEOはB.I、Reddy(レディ)に続く3人目の131レーベル所属アーティストとなり、8月17日1stシングル「One Look」でデビューした。
「One Look」にはB.Iのグローバルアルバムプロデュースを担当した米The Stereotypes、9amらが参加。デビューステージを米ロサンゼルスで行われた「KIIS FM K-POP VILLAGE AT KCON」で踏むなど海外市場に注力した活動が注目されている。
2人がデビューを決めた、かつてのTrainee Aメンバー。YORCHとLEOは、同じようにアイドル出身のソロラッパーであるB.Iとの繋がりがあるという共通点も。
またTrainee A公開当初に在籍していたJUNIL(ジュニル)は8月、アーティストのジェジュンの新会社iNKODEの練習生として公開され話題に。残るメンバーのその後の動向にも関心が注がれている。(modelpress編集部)
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