Snow Man向井康二発案“動脈ピース”が韓国進出?Kep1er・NCTショウタロウ・TREASURE…K-POP界で新たなムーブ生まれる
2022.12.08 17:03
Snow Manの向井康二が発案した“動脈ピース”。今、K-POP界のアイドルたちが次々とポーズを披露し、両者のファンの間で話題に。本記事ではブームの秘密を探っていく。
向井康二考案“動脈ピース”って?
向井といえば、2021年のインスタ流行語大賞・流行語部門で1位を獲得した“もみあげ手裏剣”(もみあげを摘み手裏剣のように投げるポーズから最後に指でハートマークを作るという一連のポーズ)を発案し、SNS世代のムーブメントを作った1人。そんな向井が“もみあげ手裏剣”の次に流行させたい新ギャグとして考案したポーズが“動脈ピース”だ。これは、気分が上がった時に、頸動脈の位置にピースを当てるというポーズで、新しいピースの形としてポーズを真似する人が続出。
日本でもHey! Say! JUMPの山田涼介や5人組ダンスボーカルグループ・M!LKの佐野勇斗、女優の永野芽郁がファンから寄せられた「動脈ピースして」というメッセージに対し、正解のポーズが分からず戸惑いながらも披露するなど、普段は見られないような貴重な姿や困惑っぷりで話題を集めていた。
Kep1er・NCTらK-POP界でも浸透中
そして今、この“動脈ピース”が韓国でも流行の兆しを見せている。きっかけは、日本のファンがヨントン(映像通話)や生配信でポーズをリクエストしていることだと思われ、グローバルボーイズグループ・NCTのショウタロウ(SHOTARO)は、Instagramの生配信にてリクエストされると、ピースをした片方の手首の脈にピースを重ねるという新たなポーズを生み出していた。また、MLD ENTERTAINMENTがローンチしたガールズグループ・Lapillus(ラピルス)のシャナ(野仲紗奈/SHANA)&ハウン(HAEUN)、韓国のボーイズグループ・TREASURE(トレジャー)も「V LIVE」や「Weverse Live」など動画配信サービスを通じて“動脈ピース”に応答。
特にTREASUREのソ・ジョンファン(SO JUNG HWAN)は、ピースをした指をおでこに突きつけるという独特のポーズを披露し、ファンを驚かせた一方、チェ・ヒョンソク( CHOI HYUN SUK)は配信中にパソコンでポーズを調べて正解を見つけ出すという行動で沸かせた。
さらに、11月29日に京セラドーム大阪にて開催されていたK-POP授賞式「2022 MAMA AWARDS」(全世界で生中継)に出演した韓国のガールズグループ・Kep1er(ケプラー)は、彼女たちが参加したグローバルガールズグループデビュープロジェクト「Girls Planet 999 : 少女祭典」のダンスマスター(審査員)のペク・グヨンと“動脈ピース”と思われるポーズでセルフィーを撮影。完璧なポージングと、その浸透度の高さはファンを大いにざわつかせた。
このようにアイドルたちがファンの希望に応えることで、双方のコミュニケーションが成立することはもちろん、知名度がグッと高まり、新たなムーブメント作りのきっかけの1つとなる。
“ギャルピース”を韓国で流行らせたといわれる、韓国アイドルきっての“ポーズ職人”ことSTARSHIPエンターテインメントの6人組ガールズグループ・IVEのレイ(REI)も、“ヤッピーポーズ”(人差し指と中指を伸ばしてくっつけ、おでこのあたりで動かすポーズ)や子供向けTVアニメのキャラクター“コンスニ”に寄せた“コンスニポーズ”など、様々なポーズを生み出してきたが、メンバーに伝授しつつ自らSNSで広めていく発信スタイルや可愛らしい愛称によりポーズが定着化。
このように、遊び心のある斬新なネーミングセンス、そして簡単かつ思わず真似したくなるようなポーズがSNS世代の心をくすぐる理由であり「推しにも共有したい」と思わせる理由だと考える。
なお、Snow Manが11月27日、グループのInstagramで実施した生配信では、向井が新たに流行らせたいギャグとして、指でOKサインを作り耳にイヤーカフのように引っ掛ける“OKカフ(オッケーカフ)”ポーズがメンバーにより暴露されていた。すると早速、“めめこじ”としてファンから親しまれているメンバーの目黒蓮とのコンビで新ポーズを披露し、グループの公式Twitterにアップ。同投稿の「いいね」は21.6万(12月8日時点)とバズりを生み、ハッシュタグや引用ツイートで拡散されている。日本の“ポーズ職人”の1人として、向井の生み出す新たなギャグに今後も注目していきたい。(modelpress編集部)
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