「イカゲーム」シーズン2正式発表 ギフン・フロントマンが帰ってくる<監督コメント>
2022.06.13 10:16
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Netflixは13日「イカゲーム」シーズン2の制作を正式に発表した。
「イカゲーム」シーズン2正式発表
Netflixにて独占配信中のシーズン1は、昨年2021年9月17日に配信開始後4週間で1億4200万世帯が視聴し、日本をはじめ、米国、ブラジル、フランス、など世界94カ国で“今日の総合TOP1”を獲得するという当時のNetflix史上最大の記録を出したヒットシリーズ。様々な境遇により困窮した人生をおくる大人たちが巨額の賞金獲得を目指し、命がけで昔ながらの子供の遊びに挑む究極のサバイバルスリラーとして一世を風靡したシーズン1配信から約1年、ついに待望のシーズン2の制作決定が公式に発表された。
併せてイラストと記号のみで「イカゲーム」が帰ってくることを表す、意味深なキービジュアルも解禁され、お馴染みの怪しげな雰囲気に加えて、さらにパワーアップした不穏さと危険さを予感させる。
「イカゲーム」は、アカデミー賞の前哨戦とも言われる放送映画批評家協会賞のテレビ部門で作品賞・外国語作品賞・主演男優賞の3つの賞のノミネートをはじめ、様々な賞を受賞し注目を集め、2021年流行語大賞にノミネートされたり、ハロウィンで日本を含む世界中の著名人が挙って「イカゲーム」の登場人物の仮装をしたりと世界的な社会現象を起こした。
「○△□」マークの新ビジュアル解禁
解禁されたビジュアルにはイカゲームのシンボルマークとも言える「○△□」のマークと、ヨンヒ人形(“だるまさんが転んだ”を思わせるゲームで鬼役だった少女のロボット)らしき顔と、その目に「2」と光る数字などが描かれており、まったく言葉を使わなくとも「イカゲーム」が帰ってくることが一目で分かる。まさに世界的ヒット作だからこそ成立するインパクトのあるビジュアルだ。続投となるシーズン2を手掛けるにあたりファン・ドンヒョク監督は、「昨年、『イカゲーム』のシーズン1を世に送り出すまでに費やした歳月は実に12年。ところがその作品は、わずか12日間でNetflix史上最大の視聴者数を獲得したドラマとなりました。『イカゲーム』の脚本家、監督、そしてプロデューサーとして、世界中のファンの皆さまに心より感謝を申し上げます。この作品を視聴していただき、そして愛していただきありがとうございます。そしてまもなく、ギフンが帰ってきます。フロントマンも帰ってきます。『イカゲーム』は、シーズン2となって皆さまのもとに戻ってきます。スーツ姿のめんこ男にもまた会えるかもしれません。ヨンヒのボーイフレンド、チョルスも登場します。まったく新たなゲーム、そして最高の物語をご用意して、皆さまをお待ちしています」とコメント。
正式な出演者は未定ではあるが、ギフンやフロントマンの登場に触れ、シーズン1でギフンを演じたイ・ジョンジェやフロントマンを演じたイ・ビョンホンの姿などを、再び目にすることができるのか期待が寄せられる。(※現状、出演キャストの正式発表は未定)
世界に旋風巻き起こした「イカゲーム」
“イカゲーム”とは、韓国の子供たちなら誰もが遊んだことのある陣取り合戦遊びのこと。シーズン1では、年齢も境遇もバラバラな456人が456億ウォンを懸けて6日間、“だるまさんが転んだ”を思わせるゲームや型抜きなど“昔ながらの子供遊び”に挑むことに。しかし、実はこのゲームは“フロントマン”と名乗る怪しげな仮面をつけた男によって仕切られており、脱落=即死となる命がけのサバイバル・デスゲームだったのだ。主人公のギフン(演:イ・ジョンジェ)は、ゲームのライバルであり、時には仲間でもある他の参加者と共に、究極のゲームに挑み、勝ち抜きを目指しながら、黒幕の正体に迫っていくことにーー。シーズン1は出演したキャスト達にもスポットライトが当てられ、それぞれが大ブレイクを果たしている。無職で借金まみれの主人公を演じたイ・ジョンジェは、本作出演を機に今までのキャラクターとのギャップが話題となり、「イ・ジョンジェ」というワードの検索数が世界中で急上昇するなど一躍時の人となった。
また、“イカゲーム”を勝ち抜くためギフンの仲間となる女性セビョクを演じたチョン・ホヨンは、本作でドラマデビューを果たし、全米映画俳優組合賞(SAG賞)のドラマシリーズ部門の女優賞を受賞するなど実力を証明。「イカゲーム」配信前は、40万人程度だったインスタグラムのフォロワー数も、配信後2週間で1000万人を超え当時の韓国人女優の中でフォロワー数1位になり、有名ブランドのアンバサダーにも抜擢されるなど爆発的な人気を得ている。
世界中に社会現象を起こした大ヒット作の「イカゲーム」。シーズン2はどのようなゲームが待っているのか、また、残虐的なゲームを動かしている真の黒幕は誰なのか―。世界が熱狂するスリリングな物語が再び動き出す。(modelpress編集部)
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